わたしは六百山

サイゴンでの365日を書き直す 

お彼岸によせて ベトナム便り 36

2006年03月22日 | 雑想
こちらk-603.(写真は 死者を送る)
日本はお彼岸だったなあ、と思い出しました。
季節のうつろいが緩慢なホーチミン市では、年中行事というものがそんなに多くないように見えます。
街を歩いていて、とあるお寺の門の外に棺が置いてあるのを目にしました。
写真を見ると、亡くなったのは30そこそこの男の人です。

いつか、受付のQさんがこんなことを言っていました。

「ベトナムでは家の外で死んだときは、家の中に死んだ人をいれることができません。ですから、お寺に運んで、そこでお葬式をします。病院で死んでも同じです。外で死んだのですから・・・。日本では、みんな病院で死ぬんですか、それはかわいそうです。みんなうちで死にたいです。」



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1 コメント

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フォー? (viet)
2006-03-22 19:29:41
お棺の脇でフォー?を食べてるってのは、ベトナムって感じがよくでてますね。
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