2007年のMYベスト本を紹介します。
今年は忍者小説ばかり読んだ年でした。というより、池波さんの忍者もの&真田ものを読んだ年でした。予定では、他の作家の忍者小説も読むつもりでしたが無理でした。
なので、来年も忍者小説を読もうかなと思っています。
で、順位を発表します。
1位 列藩騒動録 海音寺潮五郎
興味のある「伊達騒動」が掲載されていたので買いましたが、正直、期待はしていませんでした。なので、うれしい誤算?です。上下2巻ですが、あっという間に読めます。過去、ちょっと内容を紹介していますが、江戸時代のお家騒動を紹介している本です。この本が面白かったので、本屋で「寺田屋騒動」も買っちゃいました。
2位 一豊の妻 永井路子
これは短編です。「へー永井さんも一豊の妻を書いているのか」という好奇心から買いました。司馬さんの「功名が辻」の千代とまったく性格が違いますが、見事に成立しています。これは面白い。「功名が辻」とともに読むと、作家の解釈で主人公の性格がこうも変わるものかと感心させられます。
3位 張込み 松本清張
最近読んだ本です。歴史ものではありませんが表題作や「腹中の敵」「五十四万石の嘘」など、清張らしいサスペンス的なアプローチが新鮮でした。
4位 黒幕 池波正太郎
もしかすると、池波さんの作品で一番印象に残った本かもしれません。主人公の黒幕ぶりと、人生の達観ぶりが良かったですね。
5位 忍びの旗 池波正太郎
池波さんの忍者ものでいうと一番印象に残っているのは「忍びの旗」です。当時はまだ池波さんの同じ内容の短編を読んでなかったので、純粋に楽しめました。
今年は忍者小説ばかり読んだ年でした。というより、池波さんの忍者もの&真田ものを読んだ年でした。予定では、他の作家の忍者小説も読むつもりでしたが無理でした。
なので、来年も忍者小説を読もうかなと思っています。
で、順位を発表します。
1位 列藩騒動録 海音寺潮五郎
興味のある「伊達騒動」が掲載されていたので買いましたが、正直、期待はしていませんでした。なので、うれしい誤算?です。上下2巻ですが、あっという間に読めます。過去、ちょっと内容を紹介していますが、江戸時代のお家騒動を紹介している本です。この本が面白かったので、本屋で「寺田屋騒動」も買っちゃいました。
2位 一豊の妻 永井路子
これは短編です。「へー永井さんも一豊の妻を書いているのか」という好奇心から買いました。司馬さんの「功名が辻」の千代とまったく性格が違いますが、見事に成立しています。これは面白い。「功名が辻」とともに読むと、作家の解釈で主人公の性格がこうも変わるものかと感心させられます。
3位 張込み 松本清張
最近読んだ本です。歴史ものではありませんが表題作や「腹中の敵」「五十四万石の嘘」など、清張らしいサスペンス的なアプローチが新鮮でした。
4位 黒幕 池波正太郎
もしかすると、池波さんの作品で一番印象に残った本かもしれません。主人公の黒幕ぶりと、人生の達観ぶりが良かったですね。
5位 忍びの旗 池波正太郎
池波さんの忍者ものでいうと一番印象に残っているのは「忍びの旗」です。当時はまだ池波さんの同じ内容の短編を読んでなかったので、純粋に楽しめました。