谷津発 どうでもいい話

谷津・津田沼の地域密着不動産会社の社長日記

PTAの任意性

2011年09月11日 | PTA

 昨日頂いたコメント(一保護者さん、ありがとうございます。)は、重くて難しい問題だと思いますので、一個人の考えとして感想を書かせて頂きます。(昨日の表彰規約は、PTA団体内の表彰ですので、文科大臣が一任意団体を表彰対象とする基準とは少し違うかもしれませんが…)

 コメントでおっしゃられている事は、PTA加入の任意性の問題だと理解しております。文科省では、PTAは任意に構成されている社会教育団体として扱われており、習志野市においても生涯学習部社会教育課の所管となっております。

 当然、任意団体ですから、入会は個人の自由意思であるべきですが、入学と同時に自動入会となっているのが実情だと思います。(各単P会長さんに、会員さんから入会届けを提出してもらっていますか?と尋ねたら一校もありませんでした。)

 色々な理由があると思いますが、個人的にはこのことがPTAの抱えている多くの問題(役員のなり手がいない、前年度の踏襲・繰り返し、等々…)の根底にあると思っています。(会員さんの参加意識に温度差がありすぎて、最大公約的に合わせざるを得ない。)

 色々な理由の中で大きなものは、会員・非会員となると学校現場が混乱してしまうのではないか?と云った危惧と会費徴収に対する不公平感だと思います。(人的、金銭的に様々な形でPTAは学校に協力してますので。) ただこれも、今の自動入会ですと生徒・児童の為の活動と云うよりは、我が子の為のPTA意識の悪循環になってしまっているのではないかと思います…。

 様々な場面で、教育行政や会長さんたちとこの問題で意見交換しておりますが、難しい問題で中々コンセンサスがとれません。

 個人的には入会の意思を持った会員で組織すべきだと思っておりますが、今の全員参加の自動入会を変えるのが難しいのであれば、PTAのポジションを替えるべきだと思います。生涯学習を目的とした社会教育団体ではありますが、学校教育に欠かせない団体と考えれば、学校教育部の所管に置くべきと提言書に載せました。(会長会で協議・審議の上、ご承認頂きました。)

 PTAと学校教育が依り融合した教育環境の構築に繋がると思いますし、PTAも学校環境、教育環境の責任の一端を担っている自覚も芽生えると思います。

 ただ所管の変更も今回の回答書ではNoでした。任意団体でありながら、任意性は?、学校教育に依りコミットした団体もダメ。(う~、難しい…。)

   PS.長々と書きましたが、あくまで個人の見解ですのでご容赦を。^^  

       http://www.miyokawa.jp                    
   
    
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コメント (1)
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