…続き
風強いわ~
ここは東伊豆…午後になり西風が音を立てて吹き始めた。海面全体はさざ波立ち、所々に大きく崩れた白波が目立つようになる。
その状況下でも気持ち良さげに遊ぶカモメ達。それらは皆、風に逆らうように西向きに飛んで行く。揚力を得られやすいのか、しばし空中でホバリング。かと思えば今度は急に翼を翻して追い風に乗り、東の空へ猛スピードで飛んでゆく。
本当は夕方まで車中で寝ている予定だった。寝ている予定だったが寝ている場合ではなくなった。
目的の堤防は多くの釣り人で溢れ、全くの入るスキマ無し。どなたかがお帰りになるまで忍耐強く待ち、入れ替わりにね。夕方になれば地元のイカ釣りおじさん達も沢山やってくるだろう。それまでになんとか場所を確保したかった。
テーラー
それまでヒマだから中古屋さんで買った最高級(53円)のテーラーにエサの乾燥トリササを付けたり、仕掛けをイジったりして時間を潰す。
1時間以上待ったかな?二組の釣り人がお帰りになる。速攻道具を持って入れ替わりにね。
それから寝ようとしたがこれまた寝られなくて。あっちウロウロこっちウロウロ堤防上を徘徊しながら暗くなるのを待つ。
点灯
時刻は17時を回った。他のイカ狙いの釣り人達も続々と押し寄せる。それらは一斉に電気ウキを点灯させ、仕掛けを投入する。弧を描くウキの赤い軌跡が残像となって目にに焼きつく。
ウキ銀座
同様、自分とSYさんも並んで仕掛けを投入する。約40メートル先位にウキがプカリプカリ。
右と左にウキは何個浮かんでいるのかな?
いち、にぃ、さん、しぃ…ん~
…じゅうはち、じゅうく、にじゅう。
20個か…この狭いエリアにねぇ。みんさんテンパってますね、自分達も含めて。
今日も寒いですねぇ
相変わらず風は西より。左から右へビュービューと吹いている。正面に投げたウキは瞬く間に右へ流され、そのたびに何度も仕掛けを打ち返す。
…19時…20時。この時間まで全くアタリ無し。しかし20時を過ぎたあたりから風が弱まり、正面に投げたウキがその場所で留まるようになった。
じ:『SYさん…こりゃきちゃうかもよ』
あ…ウキが沈んだ…沈んだ沈んだ…アタリだな。SYさんのウキだけど。
竿を立ててゆっくりリールを巻くSYさん。足元に寄せて抜きあげる。
スルメさん
んー羨ましい。自分も自分も…早く釣れませんかねぇ。
ところがこれっきりまた沈黙。
そして一時間後、やっとウキが沈む。またSYさんのウキだけど。
2匹め~
俺様つれない。なぜつれないのだ。面白くない。
ウキ下を変更する。6mを8mにして、そしてダメなら5mに。どうせイカが寄ってなけりゃ棚イジったって釣れないのは同じなんだけどさ。
あまりに釣れないので、やけくそでウキ下を2mにしてブン投げてやった。
そしたらまぁ投げた直後にウキが沈むじゃないですか。
なんだこりゃ?変だな…アタリなん?
一応リールを巻いてみる…ん?
んん~?何だか重いな。重い重い…
やっと
釣りを開始して寒さに耐え5時間半、やっと一匹目。スルメイカ釣り…釣れなきゃツラいわな~。やっと釣れたけど、スーパーでスルメの値段見るとイヤになっちゃうもの。安すぎてさ。費用対効果を考えたら釣りなんかやってられませんわな~。
その後連発するかと思いきや、全くのダメダメ。日付が変わるとSYさんが睡魔と寒さで撃沈。車で爆睡に入る。
俺も眠い…しかし負けん。負けんぞ!SYさんも2匹釣った。俺様も2匹釣らねば…
寒い、眠い、寒い、眠い。何度も挫けそうになったが、AM1時半、やっとその時がやってきた。正面に漂うウキがズブズブと海中へ消える。
即竿を持って静かに聞きアワセ。ノッテるノッテる…乗ってます♪足元に寄せ、周りに天敵ネコちゃんが居ないか確認してから抜きあげた。
うれし~な♪
その後も少しだけ粘るも体力の限界が訪れ、AM2時半…撤収です。
SYさん2匹
わたしも2匹
もっとバンバン釣れればいいんですがね。いい時は一人10杯も15杯も釣れるらしいのですけど。まぁ楽しんで釣るにはこんぐらいでいいのかね。
てっしゅ~
帰りはSYさんが運転してくれて、ワタシは隣で爆睡…大変疲れましたわ。
にほんブログ村
いつもありがとう。
第二ラウンドの釣果
スルメイカ様 2杯
風強いわ~
ここは東伊豆…午後になり西風が音を立てて吹き始めた。海面全体はさざ波立ち、所々に大きく崩れた白波が目立つようになる。
その状況下でも気持ち良さげに遊ぶカモメ達。それらは皆、風に逆らうように西向きに飛んで行く。揚力を得られやすいのか、しばし空中でホバリング。かと思えば今度は急に翼を翻して追い風に乗り、東の空へ猛スピードで飛んでゆく。
本当は夕方まで車中で寝ている予定だった。寝ている予定だったが寝ている場合ではなくなった。
目的の堤防は多くの釣り人で溢れ、全くの入るスキマ無し。どなたかがお帰りになるまで忍耐強く待ち、入れ替わりにね。夕方になれば地元のイカ釣りおじさん達も沢山やってくるだろう。それまでになんとか場所を確保したかった。
テーラー
それまでヒマだから中古屋さんで買った最高級(53円)のテーラーにエサの乾燥トリササを付けたり、仕掛けをイジったりして時間を潰す。
1時間以上待ったかな?二組の釣り人がお帰りになる。速攻道具を持って入れ替わりにね。
それから寝ようとしたがこれまた寝られなくて。あっちウロウロこっちウロウロ堤防上を徘徊しながら暗くなるのを待つ。
点灯
時刻は17時を回った。他のイカ狙いの釣り人達も続々と押し寄せる。それらは一斉に電気ウキを点灯させ、仕掛けを投入する。弧を描くウキの赤い軌跡が残像となって目にに焼きつく。
ウキ銀座
同様、自分とSYさんも並んで仕掛けを投入する。約40メートル先位にウキがプカリプカリ。
右と左にウキは何個浮かんでいるのかな?
いち、にぃ、さん、しぃ…ん~
…じゅうはち、じゅうく、にじゅう。
20個か…この狭いエリアにねぇ。みんさんテンパってますね、自分達も含めて。
今日も寒いですねぇ
相変わらず風は西より。左から右へビュービューと吹いている。正面に投げたウキは瞬く間に右へ流され、そのたびに何度も仕掛けを打ち返す。
…19時…20時。この時間まで全くアタリ無し。しかし20時を過ぎたあたりから風が弱まり、正面に投げたウキがその場所で留まるようになった。
じ:『SYさん…こりゃきちゃうかもよ』
あ…ウキが沈んだ…沈んだ沈んだ…アタリだな。SYさんのウキだけど。
竿を立ててゆっくりリールを巻くSYさん。足元に寄せて抜きあげる。
スルメさん
んー羨ましい。自分も自分も…早く釣れませんかねぇ。
ところがこれっきりまた沈黙。
そして一時間後、やっとウキが沈む。またSYさんのウキだけど。
2匹め~
俺様つれない。なぜつれないのだ。面白くない。
ウキ下を変更する。6mを8mにして、そしてダメなら5mに。どうせイカが寄ってなけりゃ棚イジったって釣れないのは同じなんだけどさ。
あまりに釣れないので、やけくそでウキ下を2mにしてブン投げてやった。
そしたらまぁ投げた直後にウキが沈むじゃないですか。
なんだこりゃ?変だな…アタリなん?
一応リールを巻いてみる…ん?
んん~?何だか重いな。重い重い…
やっと
釣りを開始して寒さに耐え5時間半、やっと一匹目。スルメイカ釣り…釣れなきゃツラいわな~。やっと釣れたけど、スーパーでスルメの値段見るとイヤになっちゃうもの。安すぎてさ。費用対効果を考えたら釣りなんかやってられませんわな~。
その後連発するかと思いきや、全くのダメダメ。日付が変わるとSYさんが睡魔と寒さで撃沈。車で爆睡に入る。
俺も眠い…しかし負けん。負けんぞ!SYさんも2匹釣った。俺様も2匹釣らねば…
寒い、眠い、寒い、眠い。何度も挫けそうになったが、AM1時半、やっとその時がやってきた。正面に漂うウキがズブズブと海中へ消える。
即竿を持って静かに聞きアワセ。ノッテるノッテる…乗ってます♪足元に寄せ、周りに天敵ネコちゃんが居ないか確認してから抜きあげた。
うれし~な♪
その後も少しだけ粘るも体力の限界が訪れ、AM2時半…撤収です。
SYさん2匹
わたしも2匹
もっとバンバン釣れればいいんですがね。いい時は一人10杯も15杯も釣れるらしいのですけど。まぁ楽しんで釣るにはこんぐらいでいいのかね。
てっしゅ~
帰りはSYさんが運転してくれて、ワタシは隣で爆睡…大変疲れましたわ。
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いつもありがとう。
第二ラウンドの釣果
スルメイカ様 2杯