房総半島も水温がかなり落ち、日中のメジナ釣りにはいい季節になってきた。しかしここの所、西より強風の日が続いていた事もあり、どうも磯に立つ事を躊躇していた。南房で西強風はツライからね。

あっち
最近メジナが心になくてね…まぁメジナはいつでも釣れるし。なんだかいつもやらない変わった釣りがしたいのですよ。その点、昨年末のカレイ釣りなんかは大変楽しゅう御座いました。2回しか行ってないけれど。そそ…あんな釣りがしたい。

あっちあっち
あんな釣りって言ったってそうそう祭り的な事ってあるモンじゃありませんわな(笑)そんな時、2本向こう側の半島で軟体系のアレが釣れているらしいとの情報がMTさんから入電。ならば行ってみましょうかとの話になりまして。

雨ですな
途中、何故かわからんが西東京にいるMTさんを拾い、一路東伊豆へ向かう。

もうちょい
今日は東伊豆…厚木から小田原回りで海岸沿いのクネ道をひたすら南下。昔散々通い慣れた、運転しずらいこの道が結構好きだったりする。
予報は相変わらず西よりの風の強風。しかも雨。半島の影で風は避けられるが雨は無理ですな。

ザーザー
18時、目指す港に到着。外は冷たい雨。しかしこの雨も19時頃から止むとの予報でして。それまで車中で待機、MTさんと二人で作戦会議です。ちょいと飲みながら♪

今日はコレ
取り出したるテーラーに乾燥させた鳥ササを針金でグルグル巻きに結び付けます。そう、今日の狙いはイカですね。イカはイカでもスルメちゃんですよ♪
しかしイカのエサに「鳥ササ」って。一体最初に鳥ササ使った人ってどんな経緯で鳥ササになったんだろ?…不思議だな。

雨止んだかい?
予報通り雨は止み、二人で竿を出す。10号負荷の羽ウキに中通し10号の錘とリーダー先に鳥ササテーラーを結び付け、ぴょ~んと30メートル程投げる。
海面には赤く光るウキがプカプカと。あとは置竿で待っていれば宜しい。

釣れますのん?
仕掛けを投げ入れてそう、何度か投げ直しもしましたが30分くらい?MTさんのウキと並んで浮かんでいるワタシの方のウキがズブズブと海中へ消えた。
ゆっくりとリールを巻く…あらあら何やら重たいぞ、重たい重たい。
んーきてしまったな。足元へ寄せて一気に抜く。

スルメちゃん♪
なかなかの大きさじゃないですか。こりゃ大変嬉しゅうございます。
そしてこのイカをテーラーから外し、スカリへキープする前に投げ入れたばかりの仕掛けがまた沈んでいる…ん?仕掛け投入して30秒しか経ってませんけどウキがナイ?もしかして…

また釣れた
一杯目よかちょい小ぶりですが連発です。なにコレ…イカ釣り楽しいじゃねーかよ。堤防からスルメイカなんて伊豆ですなぁ、房総じゃちょっと無理だわなぁ。
仕掛けを投げてあとは待つだけ。たまに道糸を修正しつつ流し、時折エサを新しいやつに変えるだけ。こりゃお金も掛らない釣りでいいですわ(笑)

3匹め~
MTさんは釣れない。困った…なぜワタシだけに釣れるのだ?MTさんも釣ってもらわないと機嫌が悪くなるじゃないですか。帰り道、運転してくれなくなりそうだ(笑)

MTさんも釣れた♪
何やら時合なのか?もしかして群れが入ってきているのかもな?今が勝負今が勝負。
案の定、また自分のウキが沈んだ。リールを巻く…重い…イカ独特の引きを感じながら足元まで寄せる…せーので抜く…ぴょ~ん!4匹め~
あ?
なに?
え?
…ふざけろコノ。
あっと言うまの出来事。
抜きあげたイカは堤防上に落ちるハズだった。しかし堤防上には落ちなかった。抜きあげて竿にぶら下がっている状態のイカを目指して疾風の如く駆け寄る黒い影、ソイツは大ジャンプしてスルメイカに飛びついた。
ネコだ!野良ネコだ!
大きくしなる竿、推定4キロオーバーの黒ネコだ。しばしのやりとりの末、軍配はネコに上がった。

ぷつり
せっかく釣ったスルメちゃん、フライングゲットで錘とテーラーもろとも持っていきやがった。ちくしょ~。猫ちゃんも生きるのに必死なんでしょうな~。
気を取り直し、AKB様のフライングゲットを口ずさみながら、仕掛けを作り直してまた投げる。待っているだけってのもアレなので、ウキふかせ釣りの仕掛けも作ってキビナゴえさでカマスも同時に狙う。

ほら
狙い通りだが連発しない。途中イヤになっちゃってこれもまた置き竿で。
忘れた頃にウキが沈んでいて軽くアワせていっちょあがり。

はい

MTさんも
その後はイカの時合も終わりカマスも釣れない。夜は更けるばかり。だんだん眠くなってくる。そして25時頃の会話…
MT:『じゅんぞうさん、なんか下田ででっかいカマスが釣れてるらしいよ』
じ:『へーそうなんだ。』
MT:『噂では40センチあるってよ。』
じ:『へーそりゃすごいね。』
MT:『ねぇ、今から行かない?』
じょ、じょ、冗談じゃねーわ。ここから下田まで90分は走る。ただでさえ眠いのに誰が今から行くかっちゅうーの。こちとら生身の普通の人間、アナタのような「釣りマシーン」じゃねーんだよっ。無視だ…無視しよう。
じ:『………』
MT:『ねぇ、じゅんぞうさん聞いてるのかい?』
じ:『いや~スルメイカちゃん、朝まであと2匹は釣りたいな~』

もうお前にはやらんぞ
そんな楽しい会話をしながら、ウキを熱い視線で見守る二人…夜は更に更けていく。そして2回目のプチ時合が訪れる。ウキがズブリと沈む…この瞬間がクセになる。

よ~し

いいね~

でっかい
そんな感じで朝5時前までやってしまった。今日は何故か運よくワタシにばっかり釣れてしまってね。
MTさんは2杯、自分は6杯…俺様の勝ちだな♪

イカ6カマ2
MT:『あ~やっぱり下田に行きたかったなぁ~』
ちっ…この釣りマシーンめ。
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いつもありがとう。
本日の釣果
スルメイカ様 6杯
カマス様 2匹
第二ラウンドへ続く…

あっち
最近メジナが心になくてね…まぁメジナはいつでも釣れるし。なんだかいつもやらない変わった釣りがしたいのですよ。その点、昨年末のカレイ釣りなんかは大変楽しゅう御座いました。2回しか行ってないけれど。そそ…あんな釣りがしたい。

あっちあっち
あんな釣りって言ったってそうそう祭り的な事ってあるモンじゃありませんわな(笑)そんな時、2本向こう側の半島で軟体系のアレが釣れているらしいとの情報がMTさんから入電。ならば行ってみましょうかとの話になりまして。

雨ですな
途中、何故かわからんが西東京にいるMTさんを拾い、一路東伊豆へ向かう。

もうちょい
今日は東伊豆…厚木から小田原回りで海岸沿いのクネ道をひたすら南下。昔散々通い慣れた、運転しずらいこの道が結構好きだったりする。
予報は相変わらず西よりの風の強風。しかも雨。半島の影で風は避けられるが雨は無理ですな。

ザーザー
18時、目指す港に到着。外は冷たい雨。しかしこの雨も19時頃から止むとの予報でして。それまで車中で待機、MTさんと二人で作戦会議です。ちょいと飲みながら♪

今日はコレ
取り出したるテーラーに乾燥させた鳥ササを針金でグルグル巻きに結び付けます。そう、今日の狙いはイカですね。イカはイカでもスルメちゃんですよ♪
しかしイカのエサに「鳥ササ」って。一体最初に鳥ササ使った人ってどんな経緯で鳥ササになったんだろ?…不思議だな。

雨止んだかい?
予報通り雨は止み、二人で竿を出す。10号負荷の羽ウキに中通し10号の錘とリーダー先に鳥ササテーラーを結び付け、ぴょ~んと30メートル程投げる。
海面には赤く光るウキがプカプカと。あとは置竿で待っていれば宜しい。

釣れますのん?
仕掛けを投げ入れてそう、何度か投げ直しもしましたが30分くらい?MTさんのウキと並んで浮かんでいるワタシの方のウキがズブズブと海中へ消えた。
ゆっくりとリールを巻く…あらあら何やら重たいぞ、重たい重たい。
んーきてしまったな。足元へ寄せて一気に抜く。

スルメちゃん♪
なかなかの大きさじゃないですか。こりゃ大変嬉しゅうございます。
そしてこのイカをテーラーから外し、スカリへキープする前に投げ入れたばかりの仕掛けがまた沈んでいる…ん?仕掛け投入して30秒しか経ってませんけどウキがナイ?もしかして…

また釣れた
一杯目よかちょい小ぶりですが連発です。なにコレ…イカ釣り楽しいじゃねーかよ。堤防からスルメイカなんて伊豆ですなぁ、房総じゃちょっと無理だわなぁ。
仕掛けを投げてあとは待つだけ。たまに道糸を修正しつつ流し、時折エサを新しいやつに変えるだけ。こりゃお金も掛らない釣りでいいですわ(笑)

3匹め~
MTさんは釣れない。困った…なぜワタシだけに釣れるのだ?MTさんも釣ってもらわないと機嫌が悪くなるじゃないですか。帰り道、運転してくれなくなりそうだ(笑)

MTさんも釣れた♪
何やら時合なのか?もしかして群れが入ってきているのかもな?今が勝負今が勝負。
案の定、また自分のウキが沈んだ。リールを巻く…重い…イカ独特の引きを感じながら足元まで寄せる…せーので抜く…ぴょ~ん!4匹め~
あ?
なに?
え?
…ふざけろコノ。
あっと言うまの出来事。
抜きあげたイカは堤防上に落ちるハズだった。しかし堤防上には落ちなかった。抜きあげて竿にぶら下がっている状態のイカを目指して疾風の如く駆け寄る黒い影、ソイツは大ジャンプしてスルメイカに飛びついた。
ネコだ!野良ネコだ!
大きくしなる竿、推定4キロオーバーの黒ネコだ。しばしのやりとりの末、軍配はネコに上がった。

ぷつり
せっかく釣ったスルメちゃん、フライングゲットで錘とテーラーもろとも持っていきやがった。ちくしょ~。猫ちゃんも生きるのに必死なんでしょうな~。
気を取り直し、AKB様のフライングゲットを口ずさみながら、仕掛けを作り直してまた投げる。待っているだけってのもアレなので、ウキふかせ釣りの仕掛けも作ってキビナゴえさでカマスも同時に狙う。

ほら
狙い通りだが連発しない。途中イヤになっちゃってこれもまた置き竿で。
忘れた頃にウキが沈んでいて軽くアワせていっちょあがり。

はい

MTさんも
その後はイカの時合も終わりカマスも釣れない。夜は更けるばかり。だんだん眠くなってくる。そして25時頃の会話…
MT:『じゅんぞうさん、なんか下田ででっかいカマスが釣れてるらしいよ』
じ:『へーそうなんだ。』
MT:『噂では40センチあるってよ。』
じ:『へーそりゃすごいね。』
MT:『ねぇ、今から行かない?』
じょ、じょ、冗談じゃねーわ。ここから下田まで90分は走る。ただでさえ眠いのに誰が今から行くかっちゅうーの。こちとら生身の普通の人間、アナタのような「釣りマシーン」じゃねーんだよっ。無視だ…無視しよう。
じ:『………』
MT:『ねぇ、じゅんぞうさん聞いてるのかい?』
じ:『いや~スルメイカちゃん、朝まであと2匹は釣りたいな~』

もうお前にはやらんぞ
そんな楽しい会話をしながら、ウキを熱い視線で見守る二人…夜は更に更けていく。そして2回目のプチ時合が訪れる。ウキがズブリと沈む…この瞬間がクセになる。

よ~し

いいね~

でっかい
そんな感じで朝5時前までやってしまった。今日は何故か運よくワタシにばっかり釣れてしまってね。
MTさんは2杯、自分は6杯…俺様の勝ちだな♪

イカ6カマ2
MT:『あ~やっぱり下田に行きたかったなぁ~』
ちっ…この釣りマシーンめ。

いつもありがとう。
本日の釣果
スルメイカ様 6杯
カマス様 2匹
第二ラウンドへ続く…