北モシリ島の暮らし

北モシリ島(北海道)民の暮らし

ザ・クラッシュ(邦題:白い暴動)

2007-08-23 15:13:02 | パンクロック
昨日クラッシュのTシャツをUPしたが
画像がイマイチ小さくてわからないので比較のためにUP。

1977年4月8日リリース。
今から30年前じゃ。
わしはレコードも買ったし、
USA盤も買ったし、
CDも持ってる。
ちゅうか前も書いたけど、クラッシュのレコードはほとんど持っていた。
おそらくレコードの溝が磨り減ってるほど聴いた。

で、ジャケットが格好えぇんだよね。
一発でやられたもんね。
わしゃ、まだ中学生だと言うのに、ネクタイ締めたり、
おやじの背広着たりしてマネしたもんね。

今日はちょっとファッション的な話題で切り込む。
オールドウェイブロックとの決定的な違いは対極的なファッションの違いにもあったのだ。
ロック・ミュージシャンと言えばマッチョな体してロングヘアーにベルボトムジーンズ。やはり70年代そのままが続いていた。
革ジャン着て本来のロック・スタイルを主張したUSパンクの影響もあって、
UKパンクは
まず髪型が短髪の毛を逆立てた。まずこれが有り得ない髪型だった。
ジーンズやボトムはスリム
革の黒のパンツや白や黒のジーンズはぴったりスリムでそれも短めでソックスが見えるようになっていた。
クラッシュやジャムに見られるようにスーツやジャケットは襟幅の狭いものを着ていた。
ネクタイも同様に極端に狭い幅のものを着用していた。

ジャケットに写ってるメンバーは
右側がギターのミック・ジョーンズ。
真ん中後ろにいるのがギターでリードヴォーカルのジョー・ストラマー。
左側がベースのポール・シムノンである。
当時ドラムスはメンバーが固定していなくて後に正式メンバーとなるトパー・ヒードンはこのレコード録音時には加入していなかったのだ。

UKパンクのもう一つの特徴としてはひじょうに政治的な側面があった。
例えばポール・シムノンはシャツにユニオンジャックを右胸に貼っていたり左腕に腕章を付けている。それ自体がもう今までのロックミュージシャンとは違い、どちらかと言えば活動家スタイルであろう。
ミック・ジョーンズもジャケットの右腕に腕章を付けているが一説にはイギリス共産党の腕章との説がある。
クラッシュは特に歌詞や言動が左翼的だったので有名である。
他のパンクバンドも同様の傾向だった。
これはイギリスの当時の首相がサッチャーだったからである。
彼女の進めた自由経済のひずみは若年層の階層化を一段と深刻化させていたからである。
皮肉ではあるが、サッチャーが首相でなかったらUKパンクは産まれなかったのではなかろうか。


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2 コメント

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クラッシュ (射延)
2007-08-23 19:34:56
毎回、あの頃は良かった的な、非常に後ろ向きで、加齢臭漂う駄文を垂れ流しているオッサンよ、頼むぜベイベー。世間は、当時の英国がどうだったなんて百も承知よ。

じゃあ何で、当時のサッチャー首相を手本としている小泉や安倍が首相やってる我が国で、クラッシュのようなバンドが出て来ないかと言う事を、真剣に考えようではないか。

我が国でクラッシュのフォロワーと言ったら、パクリ三昧のザ・モッズか。じゃあ、何で奴さんたちが政治的な歌を歌わないのか? それは、商業主義のエセだからなのだ。
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おぉ~!toshi君、久しぶり (JUNK)
2007-08-23 22:33:29
ここは駄文のブログだからね(笑)
toshi君にはムリかも?

そうだねぇ、わしもこの記事書いてて
そういや日本には現れないから不思議だねぇ。
ま、昔から音楽には絶望的な日本だよなぁ。

ちなみに、わしは加齢臭はしないと
言われたことがあるから
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