北モシリ島の暮らし

北モシリ島(北海道)民の暮らし

ILGWUとは

2008-11-30 16:28:54 | アパレル・ブランド
わしの古着屋さんは
プロから見ると、古着屋さんごっこの世界だ。
プロの人のページを見ると、
やっぱり、品揃え、知識の違いが一目瞭然なのだ。

でも、最近不満なのは、ニワカ古着屋さんが増えて、
商品説明が全く無い、
いわゆる画像を見て買え、と言うのが多すぎる。
それもウソ書いてる(笑)
ま、これはわしもそうなのだが、あまりにも知識不足。

で、わしは1品の出品には必ず最低15分から20分はかかる。
商品説明が長いからだ。
平均で30分。
どうしてもわからないブランドや
生地や作りを調べて1時間、3時間もかけることがある。

それも、これも、実はネットで調べてみると、
意外なことに、全然検索しても参考になる記事や出品が無いのだ。

で、以前、突然、ブランドの説明を無機的にUPしたのは、
もう1度、自分で調べるのが、面倒だから、このブログにUPしちゃえと思ったのだ。
オークションの出品では取引の終ったページは削除されて見れないのね。

で、今日は、ILGWUに付いて。
昨年まではウィキペディアの日本語版に詳しく掲載されていたので、
それを見ればよかったのが、今は無くなっていて、
ILGWUをメーカーと間違えて出品しているやら、ひどいのだ。
で、わしの、調べ上げた、少しだけの、ちょっと自信は無いけど、説明。

ILGWUとは国際婦人服労働組合と言い、
アメリカの婦人服を製造している従業員の組合なのです。
歴史は古く、最初は1900年にニューヨークの小さな7つの会社の従業員が結成したのが始まりと言われます。
その後、1920年、30年代とそれは大きくなりだし、
1969年には45万人を擁する巨大な労働組合として大きな力を持っていたそうです。
で、その後の解説には自信がかなりなくなるのですが、
1995年にはUNITEと言う、婦人服販売従業員組合などとの統合をして、
ILGWUという名称は消えたみたいです。
間違っていたら、すみません。

よく、アメリカ製の服にメイド・インUSAとは書かずに、
UNION MADEと書かれたタグを目にします。
これはメイド・インUSAと同じ意味で、アメリカの労働者がアメリカで生産したものであると言う、プライドを誇示するものなのです。

それと同様にILGWUのタグもメーカーのタグとは別に着けられている事が多いです。
または、ILGWUだけのタグしか着けない、小さなメーカーだけも有ります。
アメリカ婦人服製造に携わる従業員がアメリカで作ったものである、という印です。
いずれも、ほぼ80年代以前のものが多く、
私の今まで目にしたのは、70年代ものが多いです。
ピークの60年代になると更に着いているのが多いでしょうけど、
そういう高いものは私のところには無いです。
基本的に、ヴィンテージ扱いとなります。


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