北モシリ島の暮らし

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アメリカの刑事、警察ものドラマに見る「ミランダ警告」

2010-05-12 22:52:32 | Weblog
今は、全く見なくなったが、
以前は、アメリカ・ドラマが大好きだった俺。
刑事ドラマ、警官のドラマ、他のドラマでも、
人を逮捕する時、アメリカの警官は、
必ず、決まりごとのように、被疑者に向かって、こう言う。

あなたには黙秘権がある。
あなたが言うことはどんなものでも法廷であなたにとって不利に使われる場合がある。
あなたには弁護士と話し合う権利があり、尋問中、弁護士を同席させる権利がある。
もしあなたに弁護士を雇う経済的余裕がない場合、希望すれば、いかなる尋問の前に弁護士を任命し、あなたを代理させることができる。

これをミランダ警告と言うそうだ。
冤罪事件防止のために、1960年代中ごろから定着したそうな。

毎日、毎日、日本のニュースはこれでもか、これでもかと
犯罪の報道をする。
まるで太陽に吠えろや西部警察が毎日放送されていて、
日本国民はまぁ、楽しい、嬉しい。

昔、「容疑者」なんて言葉は報道機関は使っていなくて、
逮捕された人は、全員、「犯人」と呼び、
未成年以外は、実名呼び捨て、で報道していた。

俺は、ビックリした過去を今も覚えている。
松本サリン事件。
何とも、とんでもない事件が起きたものだと思ったら、
犯人として、ある男性が逮捕された。
ニュースや新聞は、男性をその日から極悪人扱い。
俺も、とんでもないヤツだと思った。
但し、その俺でさえ、疑問に思ったことがあった。
毒ガス、サリンは素人には造れないものだとさんざん報道していて、
捜査関係者から流される情報による報道では、
男性は農薬を所持していたというものだった。
ホームセンターあたりで市販されている、花や野菜用の農薬だった。
俺でさえ、持ってるもので、サリンが作れるのか?と思って、
ちょっと不思議だった。

数日経ったら、
テレビの映像には、まる宇宙服や迷彩服を着た、ワケわからん連中が、
ワケわからん、施設に強制捜査に入る映像だった。
サリンをバラまいたのはオウム真理教の連中だった。

誤認逮捕された、男性は、
奥様が、被害者であり、被害者の家族だったのだ。

俺の警察に対する、事件報道をするメディアのいいかげんさに気付いた時だった。

足利事件で、
逮捕された、菅家さんは、
確か俺の記憶だと、3件の殺人で逮捕された。
もし、これが本当だったら、菅家さんは死刑になっていた。
うち1件だけ起訴され、実刑確定。
昨年、冤罪と認められ、釈放された。

マスゴミは、菅家さん、良かった、良かった、と報道しまくり、
警察、検察、裁判所の不手際を一応、報道していた。

でもね、俺はマスゴミが菅家さんに謝罪した記事や報道を見た事ない。
マスゴミは、当時、菅家さんを3人の子供を殺した極悪人として扱い、さんざん騒いだクセにな。

テレビのニュースは、捜査関係者からの情報として、
容疑者を、起訴もされておらず、有罪確定にもなっていない人間を平気で、
極悪人扱いする。

「国民の知る権利」のためだそうだ。

俺は、そんな捜査段階の極秘情報を平気でタレ流す、
警察、検察関係者を厳しく公務員の守秘義務違反として罰するべきと考える。

マスゴミなんぞは世界中パパラッチ。
下劣で低俗な週刊誌レベルのチンピラさん。

大手マスゴミが
太平洋戦争開戦時、
アングロサクソン族を打ちのめせと記事を書いていて、
今は、普天間基地問題の記事を書いている。

そんなバカげた報道を毎日している報道関係者の皆様方、
平均年収が1千万円を越える皆様方、
警察、検察記者クラブの皆様方、
警察、検察関係者やらと飲んだり食ったりして、架空取材費の請求して追徴課税処分にならないように、
きちんと確定申告してね。

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