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ブルーシートでテントを作る。ブルーシートで家を作る。設計図編 1

2008年10月07日 | ◆テント ブルーシート 毛布 寝袋 寝具
ブルーシートでテントを作る。設計図編 1          自作アウトドア用品

※探してみよう!この記事は、少しずつ進化しています。

以前、ブルーシート 屋根掛けの方法でブルーシートで屋根を作る方法を紹介しましたが、応用編で壁や床を作る方法です。ネットで検索してもいずれの皆さんとも屋根しか作ってないようです。
 キャンプに行った時に実際に作ろうと思っていましたが、キャンプ中は遊ぶので忙しく全然出来ませんので、まず図で紹介します。以前某地の農協で収穫時のバイトなどをした時に結構大型のを建立、日々改造した事があります。

用意する物 

・大型ブルーシート1~3枚(物件のグレードにより枚数が違います。)
・棒2~8本(グレードにより本数が違います。)
・ヒモ
・ヒモを切る道具
・杭になるような物
・杭を打つ道具

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作り方の基本概念  

■物干し場を作る。

物干し場概念図


説明入り図


 高い所にヒモを張る方法です。始め片側の杭を2本打ち、張り綱を巻き、さらに棒1に巻き、斜めに立たせると一人でも出来ます。ついで棒1に巻いたヒモを引っ張りつつ、もう一本の棒2の端に巻き、さらに張り綱を棒2に巻いて杭を打ちます。棒1、2はそれぞれ2本の張り綱 ヒモで引っ張られ自立しているので地面に刺したりする必要はありません。詳しくは、ブルーシート 屋根掛けの方法を。

 このままでも物干し場の他に、何か宣伝や自分の主張 土地の領有の宣言などを書いた紙を吊ったり、バドミントン用簡易ネット リンボーダンスや高飛び練習器 としても使えます。リンボーダンス用に使う場合は有刺鉄線や電流を流せる金属製のヒモもお奨めです。ヒモを燃やしファイヤーリンボーなどを行うと誰かにまた警察に通報されるかも知れません・・。
自在結びや用品「ブタの鼻」を使うとヒモの長さ調整に便利です。

■屋根を作る。

次に、この張ったヒモにブルーシートを跨がせ。屋根とします。四角く使う切妻屋根バージョンと菱形バージョンとがあります。切妻バージョンは長方形のブルーシートに向いています。同じ大きさなら菱形の方が面積を有効に使えます。鳩目から新たな張り綱を取り、地面、棒1,2に縛って固定します。ブルーシートをヒモ代わりに使っても良いのですが中に住んでて天井に色々吊るせた方が便利です。

上から見た図 切妻型


切妻型屋根完成図



上から見た図 菱型


菱型屋根完成図



昔の三角テントやツェルトは建て方が一緒です。ツェルトとはビバーク用簡易テントの事です。

ツェルト-Wikipedia
シェルター - Wikipedia


いまだに使われている誰かのツェルト


キャンプで張るタープも建て方は一緒です。またヘキサ型(6角形)タープは菱形と切妻型の中間の形です。切妻型屋根はレクタングラー型。

ヘキサ型タープとダンロップVテント







レクタングラー型タープ(切妻型屋根)



応用

木を使ってテントにブルーシートの屋根をプラスしています。



バイクを使って屋根の高さを調整し雨水の流れをテントに向かわないようにしています。雨水は屋根の低い方に流れます。一方を低くしてテント 居室などから遠ざけましょう。ちなみに、この時の雨量100ミリ以上



暑いので日除けを作っています。猛暑でやる気がないため、いい加減に作っています。テントの下に敷いたブルーシートがはみ出ていますが、あってはならない事です。フライシートからの雨水がテント下に入り込んでしまいます。はみ出させている人は素人です。


ブルーシートでテントを作る。および物干し場の作り方基本概念 終わり

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ブルーシートで家を作る。設計図編 1


■ここからは床、壁、屋根を作ります。

ヒモを張る→交差したヒモを張る→床→壁→屋根の順番です。

■床、壁用柱を作る

先ほど作った物干し場と交差させる形でもう一組建てます。ヒモを対角に結んでから改めて棒同士で結び直し対角状のヒモを外すとリングになるかもしれませんがロープに振れません・・



■床を作る。
床は新たなブルーシートの四隅を出来上がった4本の柱の地面からやや上の部分のお好みの位置に縛ります。広さは調整します。ブルーシートを内側に巻いて中にヒモを通し柱に縛るのも良い。



■壁を作る。

さらに大きさの合った新たなブルーシートを、また新たな2本の棒に巻きます。




建っている4本の柱に巻きます。鳩目からヒモをとり柱に縛って固定。予め巻いてあった棒は出入り口用に。この方法だと暑い時などに壁をすぐに取り払えます。スダレ状入り口もいいかも。




棒に巻く事で短いシート同士をつないだりも出来ます。部屋を小さくし屋根代わりに傘を乗せるとトイレになるかも?

■屋根を作る。

出来上がった壁、床にさらに大きく屋根をかけます。




出来た!


■他には・・

・杭は頭を出さず垂直に打つ。
・夜は張り綱に足を引っ掛けやすいので白いレジ袋などを結びつけ目立たせる。
・ブルーシートより、バタつき騒音 暑さ(日除け)寒さ対策に銀色のUVシートの方が良い。
・内部壁はシーツなどでも作れそう。
・内部に枝にわざと短く切って残した木の棒を柱として加えると物をかけて置く場所 内部からの支えとして便利 この柱は天井のヒモに一巻きする。

今日はここまで!つづく・・

参考になる本 

参考・この種の書籍での最強参考書









※(ブルーシートでの家作りは私が考えた物なのでどこにも載ってません。)

西丸震哉プロフィール 図書館でどうぞ。

・誰もが知ってる有名な小説log house Little House in the Big Woods には取り敢えず伐採した丸太で壁だけを組んで作り、かなり長い間外敵、風雨を防ぎながら暮らす姿が描写されています。有名なこの一家は初期には壁だけのログハウスを斧だけで作りながら移動していました。

・文庫本林さんチャーハンの秘密には大きなブルーシート屋根の作り方が細かく載っている。
・ブルーシートキャンプの本場
中富良野森林公園キャンプ場 テント - Google イメージ検索
鳥沼 ブルーシート - Google イメージ検索

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おまけ

私が作ったブルーシート小屋で宴会をするかつてのバイト仲間



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