地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

スマホは人生をマイナス方面に導く

2021-07-25 08:04:32 | 日記

先日、

自治医大生の講師が

担当している塾生に

アドバイスを送っていた。

 

その中で

一番強調していたのが

「勉強中は

 スマホは親に預けておけ」

だった。

 

リスニング

単語アプリ

勉強系動画

 

勉強に

様々なメリットがあることは

確かだが

ウチの塾から

難関大に行った子たちに

共通していること

 

それは

「LINEの返信が

ものすごく遅い」

ことだ。

 

LINEを

コミニュケーションツール

というよりは、

手帳のように使ってる感じ。

 

スマホは

人生をマイナス方面に

変えてしまうツールでしかない

 

そういうことだと思うよ。


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政治家のアピールの道具にされている教育現場

2021-07-22 12:14:51 | 日記

政治家の思いつきに

ここ10年位、

振り回されっぱなしの

学校教育現場。

しかし、

当然でしょ?という案件が

正式に突っぱねられました。


大学共通テストでの、

記述式の不採用と、

英語民間試験導入の断念。

 

記述式は、

共通テストの性格を考えたら

誰にでも無理だとわかる。

国公立大学の受験生は

テストの結果を自己採点して

2次試験の出願先を考える。

 

大学によっては

足切りがある。


また、

共通テスト利用の

入試制度を利用している私大も

速やかな結果提供が

求められる。

 


これはマークシートだから

迅速に出来たわけ。

 

記述式にしたら、

当然時間もかかるし

自己採点が困難になる。

 


50万人以上の受験生の

記述の採点を、

短期間に公平公正に

遅滞なく行うなんて、

難しいことは

ちょっと考えたらわかる。

英語の民間試験も、

実施会場が

大都市に偏りがちなので、

地方の生徒は不利だ。

 

また課金して

何回も受けた方が

有利になる。


とても

公平公正にはなり得ない。


記述式は、

マークシートよりも

学力が測れるという、

思いつきレベルで

導入しようとし、


英語民間試験も、

ヨンギノーって大事だよね

という、

これまた正論だけど

暴論に近いレベルで

導入しようとした

なれの果て。


ヨンギノーを全部、

一つの試験で測定しよう

というのが土台無理で、

センター試験でやっていた

リスニングとライティングが

試験の性格を考えたら

最適解であって、

あとは個々の試験に

委ねれば良いだけのこと。

 

記述式も。

 

この二つの失敗に

決定的に欠けていたのが、

生徒当事者の視点。


こんなのを導入しても

生徒の負担が増えるだけ。


誰のための教育なのか?

こんなことがここ10年来

学校現場に

ドンドン降ってきている。

中学生の英語が

一気に難しくなった。

 

単語が増えたのは

もちろん、

変に文章が難しくなってる。


一応、

小学校から基礎を習ってるから

という触れ込みだけど、

小中の連携など

ほとんど取れてない。


これも現場無視の結果。

プログラミング教育など

どこまで進んでいるのか?

その他、例をあげたら

キリがないので割愛するが

すべてが現場や生徒が

置き去りとしか取れない。

 

教育改革を、

政治家のアピールの道具に

してはいけない。


少しずつまともな感覚で

押し返して行ってほしい。


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中1英語、2学期は、さらにボロボロになる

2021-07-22 06:05:36 | 日記

今年の中1生、

 

定期テストの平均点が

既に50点台に

突入しているところが

多いけれどね、

2学期は

もっと下がるのは間違いない。

 

学校によっては

30点台も

あると思うよ。。

 

教科書のunit5を

もう見ただろうか?

 

文法的には

 

前置詞

動名詞

過去形

 

僕たちは

中1の文法的な山場は

unit 6に出てくる

「三単現のS」

だと思うのだけれど

 

その前のunit5の本文が

嵐の予感しかない。

 

バリエーションが多い英文は

素晴らしいと思う。

 

現実に即した雰囲気もある。

 

だけれど、

基礎を学ぶ

中1の子たちにとっては

あまりにもハードルが高すぎる。

 

ハードルなんてもんじゃない

 

まさに、反り立つ壁なんだよね。

 

昨日の授業で

僕がそれについて

説明したところ

 

「でも、小学校の頃に

 出てきてるから」

 

という声も生徒から出た。

 

そこなんだよね。

 

結局、

「小学生の時にやったよね」

というのが前提。

 

中学の先生に言わせたら

小学校の先生が

しっかり

やってこなかったからだよね!

 

って責任転嫁できるから

平均点が何点になろうが

おかまいなしなのかもしれない。


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対面授業でわからない子が、動画ならわかる❗️って不自然じゃない?

2021-07-21 12:50:00 | 日記
新聞やネットを見ていると

格安の動画教材の広告が

やたら多い。


動画を何回でも繰り返し見直せるから、

誰でもわかるようになる❗️


と書いてあるのだが、


中学や高校が

対面で行っている普通の授業ですら

まともに聞き取れていないだろう

成績中下位の子に対して

動画教材を見せたところで

どれだけ、その内容を

きちんと把握できるのだろう?

と思う。

「なんとなく流してただけ」

で終わってしまい、

単純な

「画面は、こう操作する」

っていう作業方法以外は

ほぼ頭に入らないんじゃないか、

という気がする。

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「今日から頑張ります!」のコトバのもつ深い闇

2021-07-21 05:30:00 | 日記
今年は中3は、

「駆け込み」的な問い合わせが目立つ。


この時期、入塾面談で話すのは、 

「今から始めるのがタイヘンなのは、

 内容が複雑だからとかではなく、

 今までほぼ勉強してきていない子が、

 【できない自分】と向き合って

 来る日もくる日も机に向かう

 それ自体がとても苦しいこと」

っていうこと。


始めるのは素晴らしいこと。


でも、なかなか継続できない。


「1日4時間とか教室で

 集中して勉強したら間に合いませんか?」

とも聞かれるが、

これまでの2年、

小学校を入れたら7〜8年っていう期間を

「学校の授業以外では

 ほぼ勉強したことがない」

という状態で過ごしてきた子が、

2時間、塾の椅子に座ってるだけでも、

かなり大変な話だと思う。


多くの子たちは真剣な表情で

「がんばれます❗️」

って言うんだけど、

問題なのは、

その頑張り方も大変さも

どの程度のことなのか

想像できてないってことなんだよね。


夏休みの間やってみて、

そこで初めて

「こんなに大変なんだ」

とわかり、

気合いを入れ直して

最後まで頑張り切れる子と、

フェードアウトしていく子に分かれる。


もうこれは毎年の話だから

「始めるなら早いうちのほうが」

「部活が終わるまでなんて待たないで」

と言い続けているのだが、

そんな言葉は届くわけもなく

っていう事実も毎年のことだから、

「世間一般的にはそういうもの」

として、追求したりはしない。


何が辛いって

「放置してきた中1・中2部分を

 掘り起こしてやり直す期間の、

 成果の実感のなさ」

だよね。


たぶん、

座ってるだけでスルーできる一斉指導や、

問題を解いて丸付けするだけや、

わからないところを掘り返すことなく

いま学校で習ってることを

そのまま継続していく形でやるなら、

そこまで辛くもならないんだとは思うが、

絶対に合格という結果は残せないよね。


僕がダイエットを3週間くらい続けて、

「大して変わらないな」

ってやめちゃうのと変わらない。


ダイエットは合否がないし、

結果、失敗しても

簡単に再チャレンジできるからいいが、

受験は「今」頑張らなきゃ

なんの意味もないからね。


そこだけは肝に銘じて

保護者の皆さんには

かわいい我が子に接してほしい。

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