塾で教えている人間なら、
間違いなく分かっていること。
「中学の評定で
【３】がついたら相当マズイ！」
保護者の皆さんは、
大きな勘違いをしてるんですよ。
「評定３は”平均”ではない！
下位1/3にいることの証拠。
言いかえれば、
学校の授業には
ほぼついていけてません」
ってこと。
地域差もあるが、
「高校入試時点で
偏差値55あたりの高校は
大学受験を考えると
最後尾スタートに近い」
というのも、知っているだろうか？
「ウチの子は
「どっちかというとデキるほう」
と思ってたりするのが怖い。
中学生であれ、高校生であれ、
その学年の数学学習において
重要な計算力を育成するのは1学期だ。
各学年の中盤から終盤にかけての学習で、
1学期の学習内容が必ず必要になってくる。
1学期の単元テストや定期テストで
数学が振るわなかったならば、
夏休みの間にそれを解決すべきだよ。
1学期に数学が伸び悩んだ子たちは、
単純に演習量が不足しています。
ならば、夏休みに
ガンガン演習を回していきたいところだ。
レベルの高すぎない教材を中心に、
徹底的に問題に触れていこう。
単に正解できればいい
ということを目指してはいけないよ。
手が止まらずに、
問題を見ただけで方針が立つ
というレベルを目指そう！
計算力は、
速さと正確さの両方があって
はじめて武器になるんだよ。
例えば
九九のかけ算を考えてみよう。
九九をゆっくり言っている時点で、
もはやダメだよね。
特に高校生などで数学が苦手な子たちは
致命的に遅い。
遅いということは
反復した結果が足りないということ。
反復せずに早くなる人はレアだからね。
訓練が足りてないのに、
正解率が高いわけがないよね。
夏休みにはぜひ、
計算力を身につけよう！
