地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

「ヤル気」がないんじゃない❗️スキルがないんだ

2021-07-16 05:00:00 | 日記
「ヤル気」にさせます❗️

という大手塾のCMを見るが、
このコピーが気に入らない。

「ヤル気」よりも大切なのは、
「言われたことを
言われた通りにできる」
っていうスキルだ。

「できるけれどもやらない」のか、
「できないからやらない」のかは、
プロである塾講師が
ちょっと観察すれば見抜けてしまう。

後者は
自分の意志で「やらない」
と見せかけているが、
実はスキルがないんだ。

できないことにすら気づかず、
「ヤル気」をアピールする。

「ヤル気がないから、やらない」
と豪語する子たちに
無理やり解かせてみると
そもそもできないことが多い。

だから、
その子たちが、いくら口先で
「頑張ります!」
と言ったところで、
できないものはできない、
というわけだ。

そういうのを見抜いて
適切に対処するのが
塾講師の役割なのだ。

「できない」を覆い隠すために
「ヤル気」という言葉を使う人は、
子どもたちに限らず多いようだ。

世の中のほとんどのことは
「やる」か「やらない」
かの二択しかなく、
後者を選んだのに
グダグダ文句を言うのは筋違いだよ。

やらないのなら、
その先にある合格!という結果も
スパッと諦めればいいのに、
それをせずに不平不満をぶちまけたり、
周りのせいにしたり…。

コロナ禍がきっかけで、
そういう人たちの姿が
以前よりもはっきりと見えてきた。

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