進学校に通っている高校生に
立ちはだかる勉強の壁が
「手応えの無さ」。
中学時代の勉強じゃ
「わかる、解ける」
という感覚があったから
勉強そのものが
楽しいスコアゲームだった。
しかし、高校に入ると
勉強では
その感覚がつかめない。
理解できないしままで
なんとなく先へ進む感覚。
この感覚に
いつしか嫌気がさし
勉強への興味が失せ、
ついには、
勉強することをやめてしまう。
ウチの塾には
そんな高校生が入ってくる。
火の消えかかった情熱に
力強い火を灯すのが
私たちの仕事。
大学を目指すのは
それからだ。
生徒に対する教師の役目は
「叱ること」
と
「待ってやること」
それに
「許すこと」。
そして、
生徒に対して教師が
絶対にやってはならないことは
「見捨てること」。
今日行われた
早稲田大学・商学部の数学入試問題で
あってはならない出題ミスがあった。
詳しいことは検索してほしいが
数学の問題は、そもそも難しすぎる。
昨年も、受験者の平均点が
7点/60点満点。
もはや差別化をはかれない。
受験生は一生を賭けて
チャレンジするのだから
大学側も真剣に向き合ってほしい。
少子化が止まらない。
出生数が120万人を下回ってから
110万人を下回るまで12年かかった。
110万→100万は11年。
なのに、なのにさ、
100万→90万,
90万→80万は
それぞれ3年しかかかってないんだぜ。
中高生のキミらは
この変わりゆく社会構造のなかで
厳しい現実と戦うしかない。
「自分の身は自分で守る」
しかない。
とにかく今は
勉強したほうがいい。
塾に通わせるのは
まだ早い
と思っている親たちよ、
子どものヤル気が
出るのを待ってたら
あっという間に
負け組になるよ。
まずは行動させ、
ヤル気が出そうかどうか
観察してみよ。