地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

中3生の面談で、お決まりの相談とは?

2021-10-31 12:50:00 | 日記
中3生の面談が始まった。


一番多い相談内容は

「模試や定期テストの点数が
        思うように上がらない

 どうしたら、いいでしょうか?」

このような相談は
これまで山ほど受けてきたけれど、

「単純に量が足りないのが原因」

というケースが、ほとんどである。

本気で志望校に行きたいのなら
まずは覚悟を決めること。

そしてきちんと量をこなして
それを継続していくこと。

それができる受験生って
実は決して多くない。


だからこそ、
人より一歩抜きん出ることができるんだ。

行きたい高校はあるんだけど
勉強面倒くさいしな、
スマホも手放せないしな、
ゲームもしたいし
YouTubeも観たいしな、

そんなことでは
成績なんて1ミリも上がらないのは
当然でしょ。

成績上がらない受験生に
圧倒的に足りないのは、

「勉強に向き合う覚悟」よりも

「サボりたい気持ちをグッと我慢して
  勉強に向き合う時間を増やす覚悟」

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しい英語の教科書が、学校に混乱をもたらした

2021-10-31 06:41:00 | 日記

今年から英語の教科書が大きく変わり、

英語が苦手な子たちが大量発生しているのは

既に知っているだろう。

 

今回の教科書が求めているものは

大学入試の変化がその原点にある。

 

聞いて、読んで、内容理解

しかも、高速、大量に。

 

つまり、今の英語教育は

キッチリ、細部まで 、という従来型から

ザックリ、ドッサリ、高速で、が求めらる。

  

昨日、中2が県立入試問題を解かせたら

「なんとなく読めちゃいました」

と言っていたが、

今はそれでいい、という方向だろう。

 

「なんとなく分かる」という程度。


日本人が日本語を読んだり聞いたりする時に、

多少とばしたり誤訳したとしても、

なんとなく意味が伝われば不都合がないのと同じように

 「細かいことはさておき、内容が…」

という流れなのだろう。 

  

とにかく大量に、使える英語を‼️

というコンセプトで作られた新教科書だ。


対策を練りまくったので、

ウチの塾としては何も不都合がない。

 

旧教科書時代の時と

塾内平均点は変わらず

90点に迫る。

 

しかし、学校は大変らしいね。

 

「なんとなく大量に」という指導で

結果的に

「何にも分からず大量に」

と感じる生徒が、大量発生発生した。

 

学校平均点を見れば、一目瞭然だ。

  

早期英語教育の代表、「英検」だって

これも「なんとなく」の権化のようなテストだ。

 

4級や3級に合格した状態で

中学英語をスタートさせても、

蓋を開けてみれば

 「何も分かってない」

「なんとなく分かっているが自信はない」

って子たちが、ほぼ全員だ。

  

目安として「中学卒業程度」で3級だから、

受かっていれば中学の英語は大丈夫だろう

と思う人は多いだろうが

これはもう都市伝説みたいな話だ。

 

この「何となくは分かってるけど…」という状態、 

学校のテストが

それに基づいて作られれば何の問題もない。

 

細かく点数をつけて序列化するのではなく

ある基準を超えていれば合格、ダメなら不合格

そんな感じであれば

今ほど心が折れた子も多くはないよ。

 

大量に、高速でなんとなく理解できれば良い


それをゴールとして作られた教科書なのに、

 

テストは

かっちりとした知識を求められ、

成績がつく。

 

ワークもプリントも 

「なんとなく」では⭕️にならない問題ばかり。

 

当たり前に心は折れて、

もう何も吸収しようとしなくなる。

 



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浪人を覚悟している高3生へ

2021-10-28 09:42:00 | 日記
高3生の中には
早くも浪人を覚悟している子たちも
多いことだろう。

だけどね、
それは今からもう一年
猶予が与えられた
という意味にとってはいけないよ。

ギリギリで落ちたってレベルまで
現役のうちに上げていかないと
たとえ浪人しても
合格にはたどり着けないよ。

いずれにしても
次の模試で死力を尽くして
自己ベストの点数を叩き出すこと。

それが人生の突破口になるんだから。

現場でお仕事していたときは、「浪人を覚悟しても最後まで手を抜くな。それが浪人生活のスタートダッシュにつながる」と言っていました。浪人は「する」ものでなく「なる」ものだと。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勉強が役に立つと気づく日

2021-10-27 21:16:00 | 日記
小中高の教科の勉強。

受験勉強。

大学生活。

これらのことは、
多くの人が「将来役に立たない」
と思っている。

大人、教師でさえ
そういう声は多い。

しかし、しかしだ。

将来、
これらの経験をしなかった人の中に、
経験をした人間がポツンと入る。

そうすると、
学生時代の勉強や大学生活が
いかに大事かがわかるぞ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早く「その次元」になってほしい

2021-10-26 05:34:00 | 日記

トップ校に合格する子たち

 

学年上位に名を連ねる子たち

 

「その子たちって、

毎日どんな勉強しているの?」

 

「塾で何を教えてもらってるの?」

  

誰もが、思うことだろう。

 

僕は塾という仕事を30年近くやっているから

その答えを知っている。


幼少期から、

親が毎日やらせていて、

あるいは

毎日やるような仕組みを作っていて、 

その環境の中で

勉強を毎日やる習慣を身につけて

ある程度の年齢になって

勉強にプライドポイントを持っていることを

自ら意識するようになって

自分から勉強するようになる。

 

つまり、

トップ校に合格したり

上位に固定している子たちは

 

「毎日コツコツ努力を積み上げている」

 

もうね、これしかないんだ。

 

高校で上位にいる子たち

中学で上位にいる子たち

小学校でランキング上位の子たち

 

まず間違いなく頑張ってるからね。

 

ウチの塾の課題が大変だな、と思う子たち

 

いま、キミたちは

初めて「その次元」の領域に入ってるんだよ。

 

トップ高校から難関大学に合格していく子たちは

「その次元」にいるんだよ。

 

でも、

なんとなく分かり始めていると思うけど

そこまで、大変じゃないよね?

 

毎日10分くらい音読をして、

毎日、課題プリントを10枚解いて

毎日5文くらい英作文をする。

 

時間にすれば1時間かな?

 

そんなもんだ。

 

たったそれだけ。

  

「その次元」なんて言うと

ものすごく

高い世界のように思うかもしれないが、 

実際の話は

そんなにかけ離れたレベルじゃないからね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする