子どもたちって
信じられないほどの
超絶面倒臭がりだということを
肝に銘じて教えていかねばならない。
後になって手間が10倍増えようが、
誰かに迷惑がかかろうが、
取り返しのつかないことになろうが、
「その場の面倒臭い」を
何よりも優先してしまう。
勉強ができるようになるためには
「勉強する」以前に
この面倒臭がりを
矯正しなければならないんだ。
「問題文もろくすっぽ読まない」
「連絡帳見ない」
「計画立てない」
「プリント整理しない」
「確かめない」
「最後までやらない」
「そもそも最初からやらない」
「授業聞かない」
「考えない」
1日3時間勉強「させられ」たとしても、
こういう面倒臭がりの
「根」が残っていれば
成績が上がることは決してない。
私が教えた生徒の中で
最も面倒臭がりだった子とのやりとり。
不規則変化動詞のテストで
まったく勉強してこなかったので
とにかく
「bring brought broughtと
3回ずつ書いてきなさい」
と指示を出したら、
bring を3回、broughtを3回
書いてきた。
「bring brought broughtを
3回書かないと意味ないでしょう」
と言うと
「いや面倒臭いし、3回書いてるから」
と言う。
「でも過去分詞の分一個足らないでしょ?」
と言うと
「一緒やからいいかなと思って」
という具合。
子供の面倒臭がりというのは
多かれ少なかれこんなところがある。