地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

もう一度、ウチの塾のセールスポイントを考えてみた

2021-08-05 17:02:03 | 日記

ウチの宿は

高校生がメインだ。

 

中学生と高校生では

ニーズも違うし、

保護者の皆さんとの関わり方も

少し違うと思う。

 

地元で20年もやってるから、

たくさんのご家庭と

知り合いになれた。

 

いろいろな時に

いろいろな人から

声をかけてもらえて

心底ありがたみを感じる。

 

そこで思うのは、

子どもだけとの関係より

保護者の皆さんも合わせた

家族ぐるみのお付き合いの方が

楽しいということである。

 

勉強を教える仕事をやっていて

楽しいという表現が

適切かどうか

わからないけれど、

やはり人と人り繋がりだと思う。

 

よく考えてみると、

意外に多くのことが

金額や立地以外の嗜好から

選ばれていることに気づく。

 

少し遠くても

「あの人がいるから、行こうかな」

っていう店も

少なからずあるはずだ。

 

「この塾は安いから選んだ」

っていう選び方も

あるかもしれないが、

一番嬉しいのは

「どうしても

 先生に習いたいんです」

という言葉だろう。

 

そんなことを言われてしまうと

「じゃあ、

 いっちょ頑張らないと」

って気持ちになる。

 

「どうしても

 先生に習いたいんです」

っていうのは、

きっと誰かからの

クチコミなのだと思う。

 

「あの塾は成績が上がるよ」

っていう褒められ方は

たしかに王道かもしれない。

 

でも、

「とにかく先生がいいんです」

って言われると、

好きな人から告白されたようで

パワーが5割増しになる。

 

そうなるためには

どうしたらいいか?

 

成績を上げる努力は当然として

「自分の人となりを

 知ってもらうこと」

も大事なことだと思う。

 

予備校や大きい塾は、

生徒と講師のLINE禁止とか

多くの制約ルールがある。

 

でも僕たちは、

ずっとここでやっている

地域密着の塾なのだ。

 

保護者の皆さんや子どもたちと

勉強以外の話もいっぱいしたい。

 

そして

子どもたちの背景も

たくさん知りたいと思う。

 

その子どもの

勉強だけじゃなく、

その子の全部が見えるような

接し方ができるといい。

 

特に僕なんか

好きでこの仕事を

やってるわけだから。

 

時代に逆行してるけど、

AIが出てきたら

こういうところが

逆に差別化になるんじゃないか

と考えている。


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