地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

「夏休み」にコレだけはやっておくこと

2021-08-20 19:22:00 | 日記
今年は自治医大教室から
首都圏の中学を受ける子たちがいるので
夏休みは高校生よりも
教室に来る日が多くなっている。

その夏休み、
勉強面でやりたいことは
たくさんあるかと思うが、
実際のところ、ほとんどできない。

私の経験に基づくと
夏休み中に大きな影響を及ぼすのは、
やはり「算数」のスピードだ。

算数の問題を解くスピードが速い子、
多少雑でも鉛筆を動かすスピードが速い子、
解くべき問題の取捨選択が
きちんとなされている環境にある子。

このような6年生は、
意外と「苦しい」印象を持たないまま
夏を乗り越えることがある。

「もう無理……」となったら、
少なくとも塾の先生に相談した上で
「夏は算数」と割り切るのも
ひとつの選択だ。

その代わり4科で受験するのであれば、
9月中には理社の+αを
考えておいた方がよい。

11月や12月になって、
理社が「1からの解説が必要な状況」だと
個別指導塾や家庭教師を使っても
高確率で間に合わない。

「間に合わない」というのは
その時点の偏差値よりも高い学校に
合格するのはかなり厳しいってこと。

本当に大切なのは
「大変なのはみんな一緒であり、
 どの家庭も似たり寄ったり」
という意識だ。

できる子にはできる子の悩みがあるし
「うちの子は手がかからないわ」
と言っている保護者の方が
実は……ということもよくある。

夏休みが終わると
夏バテがやってくる。

親も子も栄養と睡眠を死守して、
塾に頼るところは、しっかり頼って
2学期を迎えよう。


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