岩田のエアブラシのテストを兼ねて、ハリケーンの迷彩塗り分けをフリーハンドでやってみた。今まで使っていたエアブラシに比べると、個々のアクションがシャキーンと精度よく行く感じで使用感もよく、迷彩の境界もよりシャープに塗り分けられた。噴出される塗料の角度分布がより急峻にコリメートされている印象。ただ、マスキングしてぶわーっと吹くいつものやり方よりもだいぶ時間がかかってしまった。1つ気になるのは、風量調節バルブ。これって、コンプレッサーにレギュレータがついていれば不必要なものではなかろうか?とにかく、このバルブが下に出っ張っているので、主翼の付け根などにノズルを近づけて吹いていると、ときどき模型に当たってしまうのにはちょっと困ってしまった。個人的には、この岩田のように、ノズルキャップ先端が絞り込まれているものが好き。自分が持っている他のものは、キャップ先端がラッパ状にキャップが広がっていたり、4つに割れていたりしている。
こちらはP-51。この程度機首の幅を広げておくと、B型用のノーズがぴったりと合う。
バQキャノピーの内側にキットパーツのフレームを接着。キャノピー前方内側下部に、L字に曲げた金属小片を接着して、胴体側のスライドレールに噛み合わせる。これで可動というのもおこがましいが、一応できた。オープン状態のキャノピー下端がコックピットの縁と平行ではないこと、フレームを切り欠いた部分のキャノピーの厚みがあると、胴体と干渉して正しいオープンポジションにならないことが見て取れる。
ヒロシさん、フリーハンド塗り分けですが、時間をかけただけの仕上がりにはなったかなと思います。ボケ具合で使い分けるというのはおっしゃる通りですね。
キャノピー可動は、スライドレールの構造も実機と違うし、単にキャノピーを接着しないのと大差ない気もするんですが いずれ、フォッケなどでもチャレンジしたいですね。
P-51のキャノピー可動すごいですね。この先楽しみです。