ただいま朝5時40分。昨晩韓国人のヤンに日本語を教えている途中でなんだか気持ちが悪くなり、途中で切り上げてそのまま10時前に寝てしまった。
さて、おととい3人でスタジオに行き、その後ご飯を食べて、浩一を改めてまじまじと見て「やっぱり浩一は愛せないなあ」とゆっちゃんに漏らしながら帰った後、浩一は他の子に誘われて10時半頃飲みに出かけて行った。翌日から3連休、豪快に飲むに違いない。
そのことを知った上で、翌朝あたしはコーヒーが飲みたくなり、浩一の分も淹れてあげて、9時に部屋に届けてあげた。
「浩一、コーヒー飲む?」
「………ちょっと待って」
思ったより早く返事が返ってきた。
ちょっとしてからドアが開き、ぼさぼさ頭でまぶたの腫れた浩一が顔を出した。
どんな時も断らない男、浩一はこうでなければならない。
6時半になったらコーヒーでも飲もうかな…。
“学級委員”にお好み焼きの作り方を教える約束をしていた。
11時半の待ち合わせになかなか来ないと思ったら、彼女はあたしたちにトッポギを作るため準備をしていた。
ゆっちゃんを交え、3人で楽しく料理大会。
お好み焼きは成功。トッポギの出来については、彼女は納得できない様子。
「本当は、もっとおいしいはずなの!」何度も繰り返した。
おなかがいっぱいになって、お好み焼きが1枚分余った。
誰に食べさせてあげようか? よし、リーティンシンのところに行ってみよう。
ゆっちゃんと2階に下りて部屋に行くと、半開きのドアからヤツの足が見える。寝てるな。
呼びかけてみたら、やつが出てきた。
「リーティンシンのために作ったの。食べて。」
「おうっ!? 食べ慣れないもの食べられないよ。」
「あなたのためにせっかく作ったのに…」ウソだけど。
「梁(ハニーのこと)に食べさせてあげるといいよ。梁は4階に住んでいるよ。」
自分が食べたくないものを人に回すとは。
ちょうどその時、同じクラスのかわいい韓国人が部屋から出てきた。
「お好み焼き食べる?」
「食べる食べる!」
彼女がおいしそうにお好み焼きを食べる様子を見て、リーティンシンは興味津々。
もしかしたら、あたしが以前ヤツに「チョコレートあげる」と言ってカカオ86%のチョコを食べさせたことがあるため、ヤツはあたしの食べ物に不信感を抱いているのかも。
彼女はさらに同室の女の子を呼んだ。2人ともまだご飯を食べていないと言うので、全部あげた。
「謝謝!謝謝!アリガト!」
リーティンシンは結局「再見再見再見!」と言いながらばたんとドアを閉めた。
不思議な生物だなあ。
さて、おととい3人でスタジオに行き、その後ご飯を食べて、浩一を改めてまじまじと見て「やっぱり浩一は愛せないなあ」とゆっちゃんに漏らしながら帰った後、浩一は他の子に誘われて10時半頃飲みに出かけて行った。翌日から3連休、豪快に飲むに違いない。
そのことを知った上で、翌朝あたしはコーヒーが飲みたくなり、浩一の分も淹れてあげて、9時に部屋に届けてあげた。
「浩一、コーヒー飲む?」
「………ちょっと待って」
思ったより早く返事が返ってきた。
ちょっとしてからドアが開き、ぼさぼさ頭でまぶたの腫れた浩一が顔を出した。
どんな時も断らない男、浩一はこうでなければならない。
6時半になったらコーヒーでも飲もうかな…。
“学級委員”にお好み焼きの作り方を教える約束をしていた。
11時半の待ち合わせになかなか来ないと思ったら、彼女はあたしたちにトッポギを作るため準備をしていた。
ゆっちゃんを交え、3人で楽しく料理大会。
お好み焼きは成功。トッポギの出来については、彼女は納得できない様子。
「本当は、もっとおいしいはずなの!」何度も繰り返した。
おなかがいっぱいになって、お好み焼きが1枚分余った。
誰に食べさせてあげようか? よし、リーティンシンのところに行ってみよう。
ゆっちゃんと2階に下りて部屋に行くと、半開きのドアからヤツの足が見える。寝てるな。
呼びかけてみたら、やつが出てきた。
「リーティンシンのために作ったの。食べて。」
「おうっ!? 食べ慣れないもの食べられないよ。」
「あなたのためにせっかく作ったのに…」ウソだけど。
「梁(ハニーのこと)に食べさせてあげるといいよ。梁は4階に住んでいるよ。」
自分が食べたくないものを人に回すとは。
ちょうどその時、同じクラスのかわいい韓国人が部屋から出てきた。
「お好み焼き食べる?」
「食べる食べる!」
彼女がおいしそうにお好み焼きを食べる様子を見て、リーティンシンは興味津々。
もしかしたら、あたしが以前ヤツに「チョコレートあげる」と言ってカカオ86%のチョコを食べさせたことがあるため、ヤツはあたしの食べ物に不信感を抱いているのかも。
彼女はさらに同室の女の子を呼んだ。2人ともまだご飯を食べていないと言うので、全部あげた。
「謝謝!謝謝!アリガト!」
リーティンシンは結局「再見再見再見!」と言いながらばたんとドアを閉めた。
不思議な生物だなあ。
韓国のコンググス(豆乳冷麺)教えてもらってきて~~
コンググス?聞いてみよう。
かわいい子がいたら「キヨミ~」って言うって教わったよ。