夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

本気のイケメン天国…☆

2013年06月21日 | 旅行
1,2時間目は読み書きの最後の授業。教室が蒸し暑くて集中なんか出来ない。
3,4時間目は閲読の期末テスト。テストの時はいつもみんなが早く終わって、あたしが最後の方で提出するのに、今日はあたしが2~3番目に早く終わって、さっさと帰ってきた。
なんだろう? みんなは今までのテストで手を抜いていたのかな。

早いうちにスーパーへ行こう。
唯一豚の薄切り肉を売っているスーパーは、遅い時間になると脂身だらけの肉しか売っていない。
部屋を出ようとすると、ベトナム軍団の1人ルアンに会った。
「テストどうだった?」
「もちろん100点でしょ。」
その時ちょうどカツオが通りかかって、近づいてきた。
「部屋見せてよ。」
カツオは昨日もおとといも、意味もなくあたしの部屋に入って、すぐ帰るという、目的のよくわからない行動をした。結局は構って欲しいだけなんだな。
あたしが拒んだりしないので、ルアンと一緒に今日も部屋に入ってきた。

椅子に座って、15分くらい喋っていた。
「来学期は何を専攻するの?」
「戦闘機を作る勉強。」カツオがまたでたらめを言う。
「戦闘機と言っても、おもちゃのだよ。」ルアンが乗っかる。

話題がコヤマになった。ぬっ、コヤマ!
かつてベトナム軍団に愛されていたという金髪少年コヤマ。
ルアンが携帯の中にあったコヤマの写真を見せてくれた。
極フツーの男の子だった。でも元カノの写真を見せられた気分。

夕方、お好み焼きとカレーを作る。
香港軍団が日曜に帰ってしまうというので、「一緒に写真を撮ろうよ。日本の料理も作ってあげるよ。」と約束していた。
「いい匂い!」お好み焼きを焼く途中で、楽ホンコンがやってきた。「奥の食堂で食べよう。」
彼らはいつも4階の同じ食堂でご飯を食べているなと思っていたら、食事込みのプランでその食堂が指定だったらしい。
その食堂の料理にお好み焼きとカレーを交えて、食事会が始まった。

あたしがお好み焼きにソースをかける。
「おーっ!」
マヨネーズをかける。
「おーっ!」
いただきます。カレーもお好み焼きも大人気。

           

結構の量を作ったけど、きれいに食べてくれた。あたしも満足…。香港にも日本のカレーがあるけれど、ルーばかりで具が少ないとの事。

香港軍団の中に1人、前から気になっていたイケメンがいる。
今日まじまじと眺めてみた。思っていたより全然イケメン…!
おかずを食べて、楽ホンコンと喋って、改めて彼を見た。やっぱりイケメン!
もうすぐ帰っちゃうのか…。

当たり前だけど、彼らの喋る広東語がまったくわからない。
部屋から折り紙を持ってきて、文化交流を図ってみた。
あたしのレクチャーに苦戦しながらもなかなか好評。

           

楽ホンコンが折った鶴が独自の進化を遂げた。
くちばしがおかしな事になっている。あたしが涙を流しながら笑っている時、楽ホンコンの横の男の子が羽をさらにおかしくさせた。

           ジェリーを追っかけて壁に激突したトムの感じ。
           

イケメンは不器用なのか、まったく折れず、いつの間にかいなくなってしまった。
食堂のおっちゃんに促され、食事会はお開き。
楽しいひとときだった。

「でも…イケメンと2人で写真撮りたかったな…。」
このもやもやした気持ちをニャヤヨにぶつけようと思ったら、菅ぴょんがちょうどそこにいた。
「香港軍団の中に超イケメンがいるんだけど、彼19歳だし、標準語あまり出来ないし、もう帰っちゃうし、どうすることも出来ない! せめて写真撮りたかった。」
「はあ…」

もやもや解消しきれないまま、余った食材を冷蔵庫にしまいに行こうと3階に下りる時、楽ホンコンとイケメンが階段を上ってきた。
棚からぼたもち…楽ホンコンの方から「写真撮ろうよ」と言ってきた。
極自然にイケメンと2ショット写真。満たされる~。

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