カフェ・ラベンダー

のんびり気まぐれ生活あれやこれや

横浜 ④ 元町

2009-04-05 23:56:47 | 
有難いことに食事を終えて外に出ると雨は小雨になっており、歩いているうちに殆ど傘がいらなくなるまで、お天気が回復しました! やっぱり傘なしで歩くのはいいものです。

中華街の中をそぞろ歩き、お土産物屋さんや中国雑貨のお店を冷やかしました。
こうして無防備でのほほんと街を歩ける。やっぱりここは日本の中華街なんだわ、と実感。

地図を見つつ、人に聞きつつ、さぁ、歩け、歩け! 後で食べるケーキを美味しくするためにもどんどん歩きましょう、と。
まず元町まで歩きました。

元町のアーケード入口









こちらでゆっくり端から端までウィンドー・ショッピングを楽しみました。
元町というと高級店ばかりというイメージを持っていましたが、手頃な、むしろ安いといえるお洒落な服のブティックなど様々あり、意外でした。「これ、いいな~」と何度Cちゃんに声をかけたでしょう。

でも結局は買わずじまいで財布の紐の固かった私たち。

3人のうち、ただ1人、私だけが、「葉山ガーデン元町店」というお洒落な雑貨や家具、輸入品などを扱う店で、ロイヤル・コペンハーゲン調のペットシュガー入れ?を買いました。(ロイヤル・アーデンのバックスタンプ)
それも990円というお値段にも拘わらず、私は普段コーヒーや紅茶にお砂糖を入れませんので迷いに迷った末です! お客様のときにでも使うことにしましょうか。

結局買ったのはこれだけでしたので、あとから考えるとよかった!と思いました。
お出かけで何も買えないと、お値段の高い、安いにかかわらず、何となく淋しいものです。











横浜② 山下公園、氷川丸

2009-03-31 17:31:47 | 
横浜に来るのはもうかれこれ何年ぶりになるでしょうか。子供の頃の遠足で氷川丸を見学。また、新婚時代にも遊びに来たことは覚えているのですが。

朝はホテルのビュッフェ式朝食でした。和洋いろいろなものがあり、まずまず満足、満腹しました。横浜ならではの焼売があったのが印象的。

朝食を済ませ、部屋で昨日のWTCの野球の試合をTVで見て反芻、楽しんでいると、Cちゃんがやって来てくれ、さっそく出発。

横浜駅に行き、みなとみらい線の1日乗り放題切符を買いました。450円。
3回乗車すると元がとれることになります。

まず山下公園に行ってみようと、地図を見て「日本大通り」駅で降りることにしたのですが、乗った電車は快速。一気に「元町・中華街」駅まで行ってしまいました。たった5つの駅間に快速があるとは! でも、山下公園は「元町・中華街駅」でも正解でした。

この日は、お昼から雨降りの予報でしたが、山下公園に着いたときにはもう冷たい小雨が降り始めていました。

雨に煙る山下公園




              


氷川丸を繋ぐ鎖にに鴎がず~っと整列してとまっていたのが可笑しかった。




             氷川丸
 





日本郵船の氷川丸の歴史はこれまでよく知らなかったのですが、今回お勉強です。
昭和5年にシアトル航路用に建造された豪華貨客船で、内部はフランス人デザイナーによるアールデコの内装が施されているそうです。
上流も上流の人々がこれに乗って旅をしたのネ。

が、戦争で政府に徴用され海軍の病院船となり多くの傷病兵を手当てし、戦後は引き続き復員兵輸送に活躍。
昭和22年には貨客船に戻り、太平洋を横断すること実に254回。延べ16000人を運んだそうです。チャップリンも何回か乗ったとのこと、

さぁ、中に入りましょう。(入館料200円は良心的!わ~い♪)

一等ダイニングルームです。




メニューも残っており、美味しそうなものがたくさん。娘はいいな、いいなと羨ましがることしきり。これは1937年(昭和12年)10月のフレンチ・ディナーメニューです。
でも日本のお船らしく、メニューの途中にしじみ汁や柳川鍋などの記載も見られます。

             

          
                    一等読書室

                    


一等社交室

どのお部屋もそれはそれは素晴らしく、溜息が出ます。




            こちらも一等社交室。グランドピアノがあります。

            


                     


たまたまお掃除のおばさんがいて、客は私たちだけでしたので、いろいろ説明してくださったのですが、この絵もヨーロッパ人の画家が描いた由緒のある絵だとか。




           社交室天井のランプ

           


                     一等客室の廊下

                     


喫煙室 




          喫煙室のテーブルにあるのは禁煙の札。
          遊び心のあるジョークだと思いましたが、こうしておかないと
          本当に煙草を吸ってしまう輩がいるのかも。

          


喫煙室のバーカウンターとステンドグラス                  



一等客室
          ベッドの上のブランケットはお部屋ごとに折り方を違えてあります。

          


                 チャップリンも泊まったスイート
                 この他にベッドルームとバスルームが付いていてさすがです。

                 


チャップリンは氷川丸が気に入り、何度か乗ったそうで、お座敷天麩羅が特にお好みだったとか。




         3等船室
         二段ベッドの8人部屋

         


氷川丸は戦後、多くのフルブライト奨学生をアメリカに運んだそうですが、彼らもこんな部屋に泊まったのかしらん、遠い時代に思いを馳せます。

                    こちらは船長室です。
                    船長室もスイートになっています。

                    

         船長室バスルーム

         


ギャレー(厨房)に興味を示していたら、特別な御計らいで今回中を覗かせていただくことができました。

 

深い満足を持って、一通り、見応えのある船の内部を見終わり、外に出ました。

船からの眺め。ランドマークタワーが見える。




ところで、船を動かし下働きをしていた乗組員たちはどんな生活をしていたのでしょう、そんなことにも思いを馳せました。













横浜へ ①

2009-03-31 10:34:13 | 
東京の実家に娘を連れて帰省する途次に横浜に立ち寄り、友人Cちゃんにも来てもらって遊んできました。
Cちゃん、いろいろとホントにありがとう!

春休みの季節とあって、この時期は飛行機運賃がとても高くなります。
ですので今回は新幹線のぞみ利用。それもホテル付きのパック旅行の方が新幹線の早割よりも安上がりなので、そのパックを利用して横浜のホテルに一泊しました。

エクセル東急ホテル。
横浜駅西口のすぐ隣。とても便利なホテルです。




                      


ちょうど福岡を発った日はWTCの日本対韓国の最終決戦の日。
タクシーで最寄りの駅へ行く途中に9回の表あたりまで試合中継をカーラジオで聞いていましたが、押し気味の韓国にとてもいや~な予感がしていました。
博多駅に降り立つと、ホームを歩く人々の表情が冴えない。てっきり負けたなぁと思いこんでいましたら、新幹線ホームでお隣に並んだおばちゃまから日本が逆転勝ち、それも5対3と聞き、娘と手をとりあって(は大げさか)喜ぶ。

夜、ホテルの部屋でじっくり試合の模様を見ましたが、イチローが最後の最後になって一発きめてホント面目躍如でしたね。よかったなぁ。
彼を下ろさなかった原監督も偉かったと思います。

原さんは私と同年代。東海大相模高時代からずっと彼の活躍を見てきましたが、30年を経て本当にいい監督さんになったなぁと感慨深いものがあります。
WTC開催中の彼は目の下に大きな隈をつくり、夜もおちおち寝られなかったのでしょう、とても苦しかったと思いますが、凱旋帰国の際にはその隈も消え、溌剌と若返ってみえました。つくづくとよかった~

ホテルの隣りにあったスープのお店。
野菜やお魚、クラムチャウダーなどやいろんな種類のスープがあります。
もう夜も遅くなってしまったので、このスープをホテルに持ち帰って頂きました。さつまいもとコーンのスープにしましたが、体も温まりとても美味しかったですよ。




温まったといえば、関東の寒さにもびっくりしました。
晴れていても12℃くらいしかないんですもん。街角の人も黒やグレーの冬のコートを着ている人も多く、福岡だともう薄手のスプリングコートや春の色合いが主流なんです。







桂浜と坂本龍馬記念館

2009-01-05 17:15:38 | 
兄夫婦に連れて行ってもらいました。桂浜に来るのは久しぶり。
年末29日とあって、浜は閑散としています。




ここの名物、昔ながらのアイスクリンを食べながら歩きました。
さっぱりしたミルクシャーベットのようなお味で美味しいです。

 


龍馬記念館

 

入口を入ったところにある龍馬の絵を見てアッと息を飲みました。
これは爪楊枝による点描画だったんです。
地元、追手前高校吾北分校の56人の生徒さんたちと教職員の皆さんの作品。
2005年度の高校の文化祭のための作品でしたが、オリジナルのは縦6.5m×横4m、使った爪楊枝24万本で、こちらに収まりきらなかったため、新たに作り直した1/4の大きさの作品とのこと。それでも縦2.8m、横2mの見事な大作です。6万本の爪楊枝が刺してあります。
昨夜のニュースでも、オードリー・ヘプバーンの爪楊枝による点描画を大阪の高校生たちが作りあげたと、聞きました。こちらはカラーでしたが。

                


龍馬記念館だけあって、さすがに興味深い展示物が多かったですが、この記念館で初めて龍馬の奥さんだったおりょうさんの写真を見ました。
若い時のと年を重ねた時のと。きれいな人だったんですね。
武田鉄矢原作、小山ゆうの漫画、「お~い、龍馬」を全巻読んだことがありますが、これは面白かったな・・・・

再び浜に戻り、五色の石を探しました。本当に緑のとか、紫のとかきれいな色の石がたくさんあります。子供に帰って夢中で探しましたネ。

こちらは街中にある龍馬生誕の地とその碑

  

ここには市営の「龍馬の生まれたまち記念館」があります。
楽しい展示物が多かったです。この部屋でも今にも龍馬が話しかけてでもくるように錯覚しそうです。

    























土佐のご馳走

2009-01-04 22:59:14 | 
年末は姑が一人住む夫の実家のある高知で過ごしました。
近くに住む夫の兄夫妻や妹、甥や姪が入れ替わり立ち替わり来てくれ、にぎやかなお正月ならぬ年末となりました。

先日お料理上手な義姉が作って持たせてくれたしめ鯖の押し寿司、私たちも悪戦苦闘しながら、少しだけお手伝いさせてもらって作りました。
美味しいんだなぁ、これが♪

鮮やかな緑色のものはりゅうきゅう寿司です。りゅうきゅうははす芋の茎の部分。独特の歯ざわりとさっぱりした風味があり、お寿司によく合います。これもとってもおいしい!




           


                 娘が悪戦苦闘しながら作った厚焼き卵

                 


                     これは卵の巻き寿司に。

                     


鯖のすきやき鍋




          


高知というと海のイメージが強いですが(鰹のたたきが全く生臭くなくて絶品です)、山や川の幸にも恵まれ、夫の実家を訪れるといつも美味しいものがたくさん口に入るんです♪







群馬へ⑧ 旅の終わり、広島

2008-08-19 23:29:30 | 
旅の最後は広島でした。日本人ならば、いつかは行かねば、と思っていた広島。
駆け足でしたが今年は行くことができました。

8月10日。快晴。猛暑。ギラギラと照りつける太陽はあの日を思い起こさせました。

広島平和祈念資料館の入場料、大人50円。安すぎて申し訳ない気分になりました。
中は外国人を含む大勢の人でごったがえしていました。これだけ多くの人が広島を目指して来るなんて・・・有難いことです。もっともっと多くの人に見てほしい、原爆の悲惨さを感じとって帰ってほしい、と思いました。

原爆が起こした様々な惨い犠牲者の写真や展示物を見ていると胸が締め付けられるけれど、すでに高校生のときにここに来ていた夫は、あの頃に比べてきれいにまとめられすぎているような気がする、もっともっと悲惨なものがたくさん集められていたように思う、と言っておりました。

今、核戦争が勃発してもおかしくない時代に入っているし、局地戦争はあちこちで起きていて、とても不安を感じるけれど、もう広島の二の舞いは繰り返さないで、と痛切に願います。
そして原爆の記憶が風化させられないように、忘れられないように語り継いでいかなければ、と思います。













犠牲になられた方々を追悼しつつ、館を後にして車に乗り込みました。


そして、この橋を渡ると、もう九州です。






壇ノ浦SAより関門海峡大橋を臨む













群馬へ⑥

2008-08-16 13:38:28 | 
群馬を発つ前日は・・・

お昼に、プリンスランド内のホテル「グリーンプラザ」でバイキングを。

ホテル・グリーンプラザ










まずは乾杯してから。









お味のほうは・・・質より量という感じでしょうか・・・・デザートのプチシュー、息子は何個食べたことか・・・
じゃがいものグラタンが美味しかったです。

ここには夕方出なおして温泉に入りに行きました。バイキングと温泉セットで1980円でした。

敷地内の教会から結婚式のカップルが出てきて、白馬の馬車に乗りポコポコ走っておりました。
お幸せに!











群馬へ⑤ ヒヤっとしたことなど

2008-08-15 16:05:34 | 
庭でBBQすることも多かったのですが、今回は皆さん、お疲れ気味。
ベランダでお手軽にホットプレートを出して鉄板焼きをすることにしました。

アサマミートというお肉屋さんで、珍しい鹿肉(こちらは刺身で食べた方が美味しかったです)や、とても大きくて太いソーセージも買いこんできました。










やはり外で食べるのは美味しいですね!

よい写真がなくて残念です~

その後、娘と私は素敵なお庭のある某カフェのテラスでお茶してきたのですが・・・その時の写真が行方不明になってしまって・・・残念でなりません(涙)。その晩、パソコンを使ってスライドショーをしたのですが、そのときに操作を誤って削除してしまったのかしら? 今もって謎です。

ヒヤリとしたこととは・・・

小雨の中を夫の運転で40~50km/hほどで走っていたら(片側一車線もない道ですが、楽にすれ違って走れる道)突然ガンという音が。最初は落石かと思いましたが・・・夫が車を止め、「ぶつかったようだ」と。どうやら対向車とすれちがったときに接触していたようです。
すれちがった車も前の方で車を駐めて・・・

恐る恐る車を降りてみると・・・私たちの車は無傷でした。サイドミラー同志がぶつかっていたようでした。
出てきた相手も中年のご夫婦なのがわかって・・ホッとしました。これがヤクザとか柄の悪い人だったら・・・どうなっていたでしょう?

相手の車はサイドミラーが廻って壊れ、中の配線が出てしまっていました。修理費がかかりそうですが、保険を使わず自分で直すとのこと。
お互いに気をつけて走らないのが悪かった、修理は各自でしましょう、ということになり、数分後に円満に別れました。ジコっても警察も呼ばない、こんなことって初めてです。
夫は相手が少しふくらんで走っていて、相手もそれがわかっていたんじゃないか、と後で言っていましたが。
こちらは車も人も無傷で不幸中の幸いでした。
それからはこれを戒めとして、普段にもまして一層受け身運転を心掛けるようになりました。

群馬へ④ バラギ湖

2008-08-14 14:10:07 | 
滞在中は高原ドライブも楽しみました。

嬬恋村は高原キャベツの一大生産地。生産高は日本一なんじゃないでしょうか?

なだらかな山の斜面一帯、見渡す限りのキャベツ畑。キャベツの海です。













秘境のような趣のあるバラギ湖は毎年行くお気に入りの場所。
ボートや散歩、スケッチなどをのんびり楽しみます。





湖畔に置いてあったカヤック





浅間山





帰りにスーパーで買い物をしましたが、写真の右の白っぽいのもズッキーニだそうで、珍しいのでパチリ。





長い間お世話になっていた北軽のスーパー、「栗の木プラザ」(旧ダイマルヤ)が今年は閉館していて、潰れたのかとガッカリしていたら、近所の方が2~3年かけてリニューアルするのだとおしえてくれました。

群馬へ②

2008-08-12 23:58:54 | 
朝6時30分頃、明石海峡大橋を通過しました。今日も快晴です。









朝食はバイキングでした。





8時半に大阪南港着。短い船旅でした。





あとはひたすら高速道路を東へ東へとまっしぐら。
今年はお盆にはまだ間があったせいか、ラッシュにはひっかからず、道路は空いていました。

上信越自動車道の上田インターチェンジで下りると、某飲食店のシンボル的な?巨大な緑の恐竜に毎年出会います。そして恒例の写真を撮ります♪






信州名物の峠のお焼きを買い、両親が一足先に着いて待っている群馬の嬬恋村の山荘へ。





小ちゃな山荘ですが、庭の片隅には小川が流れ、ほっと心がなごみます。





庭にお花が咲いていました。(ギボウシと京鹿子)