ラリック美術館の後、「箱根湿生花園」に行きました。
湿生花園を訪れるのは約15年ぶりで、この時期は初めて。
きっと、「当時とは植物に対する見方が全く変っているだろう」と思っていましたが、期待通り
入り口付近では、サンショウバラの実が大きくなっていました。
以前NHKの「ベス・チャトーの庭」で知った巨大植物のグンネラ。葉の影から花穂が見えました。でも、このグンネラは期待したほど(北海道のラワンブキぐらい)大きくありませんでした
順路に沿って歩くと、色々な山野草が見られます。カワラナデシコは可愛い小花。
ナデシコは秋の七草の一つ。
植物に詳しい説明のプレートが立っているのも、植物園ならでは。エゾミソハギが咲き誇っていましたが、「箱根には無い」とのこと。
雑草(失礼!)かと思っていましたが、こうして名前を見ると可愛らしい花に見えてくるから不思議。ユウガギクは「箱根にも普通」
黄色い菊のような花はオグルマ。緑に映えて目立っていました。「箱根にもある」
一見アザミかと思いましたが、葉は棘も無く、全く違う形だったタムラソウ。「箱根の?地に普通」。?部分は不明です。
「箱根にもあるが少ない」らしいシラヒゲソウ。小さなナデシコに似た形の白い花で、花びらの縁がフリンジになっていて、とても可愛らしい花でした
こちらも秋の七草の一つ、キキョウ。
サワギキョウ。ロベリアの仲間だったのですね~
順路の最後は湿原の植生復元区。木道を歩くと、湿原気分が味わえます。
コオニユリ、ワレモコウ、サワギキョウなど原っぱの中に咲いていました。
仙石原を望む植生区ではオミナエシ、ツリガネニンジンなども。
子どもの頃、草を掻き分けて原っぱを歩いた事を思い出しました。
仙石原一帯は箱根の地に在る貴重な平地で、部分的に特に雨の多い(私雨の降る)土地だそうです。それで湿生の植物が育つのですね。
こうして植生を復元して管理している湿生花園ですが、どこからか外来植物が進入し、一挙に拡大して、取り除くのが大変なのだそうです
久しぶりの湿生花園は、とても面白かった~。別の季節にまた訪れたいわ
年を経るとともに、花の好みや見方が変っている自分を発見できたのも、興味深かったし、経験や知識が増えると、同じ場所でも以前よりずっと楽しめるものだと気づきました
再訪したい場所が・・・増えそうです
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