思いがけず立ち寄った、和歌山城。
虎伏山の峰に、1585年築城されました。
その後領主となった浅野幸長により、大きく整備されています。
1619年、徳川家康の十男 頼宜 により御三家として成立しています。
その後の大規模な整備により、現在の形なったそうです。
1846年に落雷により焼失、その後1850年に再建されています。
ですが、1945年和歌山大空襲により再度焼失しています。
1958年、RC造により現在の形に復元されました。
山の上に立っていますが、こうして見上げるとあまり大きくない気がします。
天守閣へ入ってきました。
入ってすぐの場所に置かれている、白虎です。
空襲で燃えなかったのでしょうか。
中国の伝説の神獣のうちのひとつで、西方を表しています。
虎の門は、江戸城の西側に位置しているそうです。
中では、和歌山城再建に関する映像が流されていました。
少し古い時代のVTRのようです。
現在から60年以上前のものですから、仕方ないのかもしれません。
こんな模型も置かれていました。
この模型は木造のようです。
3層構造の天守閣です。
元々はこういった形で、造られていたのでしょう。
現在のものは、鉄筋コンクリート造になっています。
奥には、こんな場所がありました。
床が開口になっているようです。
敵の頭上へと、石を落とすのでしょう。
原始的ではありますが、効果は高そうです。
RCですので、ここは少し無粋な空間に仕上がっているように見えました。
上の方はどうなのでしょうか、上がって行くことにします。
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