スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’08 冬 ポルトガル 23

2010年06月20日 | ’08 ポルトガル



ポートワインの工場が立ち並ぶ対岸へ向かいます。
ドウロ川には、この街の象徴とも言える橋が架けられています。


ドン ・ ルイス1世橋


道路と鉄道の併設橋で、1886年に完成しました。
ギュスターヴ ・ エッフェルの弟子 テオフィロ ・ セイリグ によって設計されています。
どことなく、パリのエッフェル塔を彷彿させるのはそのせいなのでしょう。

上部をメトロが走っています。



 



橋脚部分には、橋の名前が刻まれています。
とても100年以上も前の橋とは思えません。

この道を、バスが通りますが少し窮屈そうです。







車道のすぐ脇に歩道が付けられています。

上層部を支える柱が見えますが、
この高さを支持するには少し華奢な感じがします。







全体の梁はトラス形状をしています。
このあたりが、エッフェルの影響なのでしょう。

上を走るメトロを撮りたかったのですが、全く下からは見えません。







渡り切りました。

下層部の長さは、174mだそうです。
上の部分はその倍以上395mあります。







渡りきった対岸には、ポートワイン を荷出しする為の
ボートがたくさん係留されていました。

ポルトらしい光景です。

今日の目的の一つ 工場見学 へと向かうことにします。



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