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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’17 夏 ザキントス・ミコノス 54

2017年11月09日 | ’17 ザキントス・ミコノス

 

 

この島の一番高い場所から、降りてきました。

 

キントス山の山上には、絶景が広がっていました。

 

時間との兼ね合いで、一気に山を駆け降りてきました。

降りてきた場所は、人々が暮らした街のようです。

床には、綺麗なモザイクが見えます。

 

 

 

 

修復された柱が、並んでいます。

 

色が違っている部分は、時代が新しいものなのでしょうか?

この部分には、新しく造られた屋根の部分が見えます。

石積の壁の部分は、修復されたものなのか、元々残っていた部分なのか。

 

やはり、音声ガイドのようなものが、必要です。 

 

 

 

 

中をのぞくと、美しいモザイクタイルの床が見えました。

 

保存の為に、屋根が架けられたのでしょう。

壁にも、壁画が残されています。

この中で保存状態の良いものが、考古学博物館に移されているのでしょう。

 

その残されたモザイクによって、” ドルフィンの家 ” ” 仮面の家 ”

といった名前で呼ばれる遺跡に、なっているようです。

 

 

 

 

集落の向こうに、池のような部分が見えています。

 

上陸した時にも感じましたが、この島の水の事情は、どうなっているのでしょうか。

職業柄、そういったことに、関心を持ってしまいます。

湧水があるのか、古代人が治水システムを構築していたのか?

 

 

 

 

こんな街並みです。

 

石積みの壁が、続いてます。

こういった部分を見ると、以前からあった場所のように感じます。

1万人が暮らした街。

 

やはり、当時の姿を見てみたかった気がします。

 

 

 

 

古代劇場です。

 

紀元前4世紀ごろに造られた、5,500人収容の劇場です。

ローマの様式では、客席は半円形の形状ですが、

ここのものはさらに角度が広く、240度の円弧で造られています。

演じる側の臨場感は、角度の広いこちらの方が、感じるような気がします。

 

 

 

 

しばらく進むと、用水路のような場所がありました。

 

やはり、古代ギリシャ人は、治水のシステムを構築していたようです。

連続するアーチで構築される、用水路に技術の高さを感じます。

 

古代ギリシャ人、恐るべしといった感じでしょうか。



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