この島の一番高い場所から、降りてきました。
キントス山の山上には、絶景が広がっていました。
時間との兼ね合いで、一気に山を駆け降りてきました。
降りてきた場所は、人々が暮らした街のようです。
床には、綺麗なモザイクが見えます。
修復された柱が、並んでいます。
色が違っている部分は、時代が新しいものなのでしょうか?
この部分には、新しく造られた屋根の部分が見えます。
石積の壁の部分は、修復されたものなのか、元々残っていた部分なのか。
やはり、音声ガイドのようなものが、必要です。
中をのぞくと、美しいモザイクタイルの床が見えました。
保存の為に、屋根が架けられたのでしょう。
壁にも、壁画が残されています。
この中で保存状態の良いものが、考古学博物館に移されているのでしょう。
その残されたモザイクによって、” ドルフィンの家 ” ” 仮面の家 ”
といった名前で呼ばれる遺跡に、なっているようです。
集落の向こうに、池のような部分が見えています。
上陸した時にも感じましたが、この島の水の事情は、どうなっているのでしょうか。
職業柄、そういったことに、関心を持ってしまいます。
湧水があるのか、古代人が治水システムを構築していたのか?
こんな街並みです。
石積みの壁が、続いてます。
こういった部分を見ると、以前からあった場所のように感じます。
1万人が暮らした街。
やはり、当時の姿を見てみたかった気がします。
古代劇場です。
紀元前4世紀ごろに造られた、5,500人収容の劇場です。
ローマの様式では、客席は半円形の形状ですが、
ここのものはさらに角度が広く、240度の円弧で造られています。
演じる側の臨場感は、角度の広いこちらの方が、感じるような気がします。
しばらく進むと、用水路のような場所がありました。
やはり、古代ギリシャ人は、治水のシステムを構築していたようです。
連続するアーチで構築される、用水路に技術の高さを感じます。
古代ギリシャ人、恐るべしといった感じでしょうか。
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