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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

色々あって北関東へ  24

2021年12月25日 | 日記

 

 

東京の観光地、浅草寺。

 

約1400年続く、歴史ある寺院です。

私的には、四天王寺に近い雰囲気の寺院に見えます。

聖徳太子ゆかりの寺院は、さらに古い歴史があります。

 

 

 

 

” 観音堂 ” とも呼ばれる本堂です。

 

1649年に再建された国本の本堂も、東京大空襲で焼失しています。

現在のものは1958年に、再建された鉄筋コンクリート造のものです。

 

観光地東京に建つからには、仕方ないのかもしれませんが、

やはり大規模な伝統木造建築物が、私的にはいい気がします。

 

 

 

 

1958年に再建された本堂。

 

本尊は公開されていないそうです。

観音像は、12月13日のみ見ることができるるようです。

ここにも大きな提灯が掛けられています。

ひと際大きな提灯は、高さ4.5mあります。

 

 

 

 

正面には ” 施無畏 ” と書かれた額が掛けられています。

 

1727年の奉納された額も、空襲により焼失しています。

2020年に現在も物が、新しく再建されています。

幅 4m、高さ1.3m の 欅の一枚板のものです。

 

かなり混雑した本堂です。

 

 

 

 

本堂を後にします。

 

振り返った宝蔵門です。

国の重要文化財の ” 元版一切経 ” が納められたことから名付けられた宝蔵門。

経典は疎開され、戦火を免れています。

 

現在では門の裏側に、こんな大きなわらじが掛けられています。

 

 

 

 

門の左右に、一つずつ一足掛けられています。

 

高さ 4.5m、 幅 1.5m 重さは500kg あるそうです。

最初に奉納されたのは、1941年。

現在のものは、2018年に奉納されたものです。

 

 

 

 

歴史ある浅草寺。

 

ですが、時代の流れによって新しいものに置き換わっています。

時間とお金をかけて、修復されている関西の寺院。

 

やはり関西にいる私には、少し理解しがたい現実に思えます。



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