’１５ 冬 インド ６１

 

 

 

マハーラージャの居住空間から移動してきました。

 

ザナーナ　・　マハル

壁を一枚隔てたこちら側のゾーンは、　ハーレム　になっています。

 

 

 

 

 

 

壁の部分です。

 

女性の居住区らしく、ピンク色の外壁に植物の模様が描かれています。

中庭を囲むスペースに、住居部分が並んでいます。

 

 

 

 

 

 

中庭部分です。

 

段差のある床面には、排水設備が設けられています。

ここが使われていた当時は、おそらくここも手前のゾーンのように、

美しい庭が広がっていたのでしょう。

 

 

 

 

 

 

上の階へと、上がってきました。

 

窓からは、こんな景色が見えています。

 

中庭の向こう側の建物の向こうに、城砦の立ち並ぶ山が見えます。

ここから見える外壁は、元はピンク色だったようですが、かなり汚れているようです。

 

 

 

 

 

 

中庭は、かなり細かくくぎられています。

 

通路状の壁があり、その上にはバルコニーが設けられています。

ゾーンごとに、色々な女性が暮らしていたのでしょうか？

 

 

 

 

 

 

全体は、こんな感じです。

 

二重に区切られた中庭の中心に、建物が造られています。

左側に見えるチャトリのある建物が、先ほどのリフトなどがあった建物です。

 

 

 

 

 

 

中央に廊下があり、左右に部屋が並んでいます。

人が見える部分が、上へと続く階段部分になっています。

廊下は奥へ行くほど、少しずつ床の高さが上がっていきます。

 

マハーラージャの住居に近いほど、床の高さが高いほど、

良い待遇の部屋だったのでしょうか？