スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’20 冬 スリランカ 77

2020年03月31日 | ’20 スリランカ

 

 

熱帯モンスーンに位置するスリランカ。

 

暑さを防ぐための配慮が、このホテルでも見て取れます。

幾重にも重ねて葺かれている屋根瓦です。

半円形のクレータイルが原材料です。

この空気層が、暑さを防ぐための配慮のようです。

 

 

 

 

軒樋です。

 

雨が多い風土のせいなのでしょうか、竪樋は設置されていないようです。

流れ落ちた水が飛び跳ねないように、下にはグリーンが植えられています。

島の南西部は現在乾季に当たっていますので、

こちらに来てからは一度も雨にあっていません。

 

 

 

 

バワデザインの、給水塔です。

かなり大きなものです。

このデザインを踏襲し、バワスイートが設計されたそうです。

プールの脇に建てられています。

 

 

 

 

その横には、元々のレセプションがあります。

天然石の敷き詰められた、美しい空間です。

客室と共通で天井面が無く、勾配天井になり広い空間になっています。

 

この奥がダイニングです。

 

 

 

 

ダイニングへ入ってきました。

 

この部分に中庭があります。

バワの特徴的なデザインです。

 

 

 

 

ブルーラグーンと名付けられたダイニングです。

 

客室と同じデザインのタイルが貼られています。

時間が早いせいか、まだ誰もいないようです。

 

 

 

 

案内された席に着きました。

 

シンボルツリーが正面に見える場所です。

ラグーンに近い席です。

バワのデザインには、窓の概念があまりないようです。

すべてオープンなスペースでデザインされています。

 

そのせいか、ダイニングには防鳥ネットが張られていました。



post a comment