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世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’21 冬 西国 68

2021年07月05日 | ’21 西国

 

 

千光寺を参拝し、帰りは歩いて降りることにしました。

 

風情のある坂道を下っていきます。

坂道の左手に、古い建物がありました。

 

みはらし亭です。

 

昭和の街に、もっと古い建物が現存しています。

元々は別荘として建てられたものです。

 

 

 

 

現在はカフェとして使用されているようです。

寄っていきたかったのですが、時間的に今回はパスです。

1926年に建てられた、みはらし亭。

その後紆余曲折を経て、30年程放置されていました。

空き家再生プロジェクトとして、2016年に再オープンしています。

 

 

 

 

本当に見晴らしの良い場所です。

 

箱庭のむこうに、尾道水道が見えます。

現在は宿泊もできますので、泊まってみるのもいいかもしれません。

但し、冬は少し寒そうですが。

 

 

 

 

見上げるとこんな感じです。

 

石垣を積んで、前にせり出して建てられています。

坂道の上に建っていますので、遮るものは何もない感じです。

2階からの風景を見てみたくなりました。

 

 

 

 

石段を下ってくると、2本の石柱が建てられていました。

特に何も掘られていないのですが、このうち側が境内なのでしょうか。

横に菱形の石碑のありますが、

これには3つの石柱のようなものが掘られています。

よくわからない感じです。

 

 

 

 

左手には天寧寺の三重塔が見えます。

 

これを正岡子規が詠んでいます。

1388年、2代将軍足利義詮によって建てられています。

元々は五重塔として建てられていたそうですが、

老朽化の為1692年に現在の形に修復されています。

歴史ある建築物のようです。



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