復路は、プレミアムクラスを利用します。
3クラスある中の、真ん中のグレードになります。
ビジネスクラスという、もう一つ上のクラスが存在します。
1時間ほどの行程ですので、一番下のエコノミークラスでも、
何の問題もありません。
今回はたまたま、このクラスしか空いていませんでした。
飲み物とスナックが、提供されます。
コーヒーをいただくことにしました。
チケットはプリントアウトしてきたものを、車掌さんがチェックして完了です。
北イタリアの山並みが見えています。
イタリアの高速鉄道は、新幹線と変わらないように、
静かに進んでいきます。
まぁ、飛行機好きの私は、結構長いこと新幹線には乗っていないのですが....
往路と同じように、終着駅が近づいてくると、極端に速度を落として走行します。
” イタロ ” と呼ばれる、特別なクラスの車両が見えます。
赤い車体は、” フェラーリ特急 ” と呼ばれるフランス製の車両です。
TGVの後継型、AGVの最新型です。
ファーストクラスを持つ、特別な列車のようです。
1時間で定刻に、ミラノ中央駅に到着しました。
何度見ても美しい、トレインシェッドがお出迎えです。
この駅には、24本もの線路があります。
21番線には、特別に王の部屋と武器室に分けられた、
サヴォイア家と王室の待合室 ” 王の間 ” が造られています。
先ほどのイタロも並んでいます。
高速車両が並ぶプラットホームは、とても優雅に見えます。
私的には改装する前の、東急渋谷駅が結構気に入っていましたが、
現在は存在しません。
終着駅。
なかなか、いい響きに聞こえます。
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