試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クハ101-81[ラシ104F] 車体更新 (クハ101-75[ツヌ118F] 改番,LP411前照灯・旧製品LOT屋根板・側面窓セル交換施工) ※'再生産品

2017-01-23 21:19:10 | 国鉄/JR101系
再開。

KATO製JR101系ラシ104F(Mc136:再生産品+旧製品)用車体更新準備車として国鉄101系ツヌ118F(Tc75:再生産品)を増備した。
導入名目は旧製品車両4両が残るラシ104F-2(T264)の全車車体更新だが保留車10両編成化用途も兼ねる増備となった。
ツヌ131F-1(M'c143)復活計画に端を発した保留車解消策は何時の間にかラシ104F-2の車体更新が優先項目へと変わっている。


JR101系ラシ104F 晩年仕様(1988/11)。
[ラシ104F-2]:Mc136-M'111-T245-T'c30+Tc81-M230-M'224-T264-M237-M'c175。
※再生産品+旧製品。

モハ101-230+モハ100-224,クハ101-81,クハ100-30(ラシ104F:旧製品)が車体更新を終えると保留車は9両まで達する。
先ずラシ104F-2の車体更新に着手し捻出される旧製品車両4両を順次新編成組成準備車へ廻す算段とした。
後は保留車10両編成化で所要となるクモハ101-155(ツヌ118F:再生産品)の導入機会を伺うだけになった。
中途半端な増備に留まったツヌ131F-1用組成準備車3両が呼び込んだ混乱はようやく収斂へ向かうと思われる。


国鉄101系ツヌ118F 4両口(197X/X)。
[ツヌ118F]:Tc75+M208+M'158+T'c78
※再生産品。

中古市場ではツヌ118F(Mc155:再生産品)しか見当たらず導入したツヌ118F(Tc75:4両口)は新品となった。
KATO製101系は専らツヌ118F(Mc155:再生産品,旧製品)のセットバラし品や中古製品に頼り増備を続けてきた。
しかしラシ104F-2用車体更新種車を再生産品車両に限定したためツヌ118F(Tc75:4両口)だけの入手が厳しくなってしまった。
このまま中古製品を待ち続けても作業が滞るだけであり一転してツヌ118F(Tc75)の新製投入に踏み切っている。
たまたま所要形式がクハ101-75+モハ101-208+モハ100-158+クハ100-78(ツヌ118F:Tc75)と合致する幸運にも恵まれた。


クハ101-81(ラシ104F)。
※旧製品。

クハ101-81,クハ100-30(ラシ104F)の前回入場は2016年9月でこの時弁天橋区仕様(Mc170)用LP411前照灯に振り替えた。
だが黄色5号LP411前照灯は保管品が少なくクハ101-75,クハ100-78(Tc75:再生産品)へ移設すべきか迷った。
弁天橋区仕様品とは言え運転台付中間組込車ではせっかくの黄色5号LP411前照灯が活かせなくなるため勿体なく思えた。
検討の結果クハ101-81,クハ100-30(ラシ104F:再生産品)は瑕疵品及び塗装変更済LP411前照灯で賄う方針となった。
そして捻出される弁天橋区仕様用LP411前照灯2両分を保管品へ廻し今後の編成増強に備えられる環境とする。


入工中のクハ101-75,クハ101-81 (ツヌ118F,ラシ104F)。
※再生産品,旧製品。

今入場もラシ104F-2では恒例の再生産品車両へ旧製品LOT屋根板及び側面窓セルを組み合わせる車体更新となる。
たが回着したツヌ118F(Tc75)は側面窓セルHゴム支持印刷再現にばらつきがありクハ101-75だけが旧製品車両相当だった。
だがラシ104F-2には影響無く側面見附が揃っていないツヌ113F(Tc74:再生産品+旧製品)の側面窓セル交換も可能となった。
車体更新で捻出されるクハ101-75用側面窓セルをクモハ100-144(ツヌ113F:旧製品)へ廻せばユニット間の見附が揃えられる。
先ずはラシ104F-2の車体更新を進めその後クモハ101-144と旧クハ101-81(元ラシ104F)での側面窓セル交換に移る作戦とした。
現在旧製品車両4両が残るラシ104F-2の中からクハ101-81(ラシ104F:旧製品)を車体更新対象車に抜擢している。


部品を入れ替えたクハ101-75,クハ101-81。

これまでラシ104F-2用中間車両は床板も流用していたがクハ101-81(ラシ104F)ではクハ101-75(ツヌ118F)用床板を転用した。
そのためクモハ101-136,クモハ100-175(ラシ104F:再生産品)と同様ライトスイッチ部品は乳白色成形品に変更されている。
但しラシ104F-2内での車輪踏面状態を統一するためクハ101-81用DT21非動力台車だけは継続使用とした。
屋根板,側面窓セルが振り替られたクハ101-81,クハ101-75を組み立てクハ101-75の車両番号標記印刷消去へと着手した。
1-3位側,2-4位側とも[クハ101-75]標記印刷が薄かった上にフォントも細くラプロス#4000を当てる時間は短くなった。
かなり安定してきた感のあるラプロス式印刷消去車でもクハ101-75(元ツヌ118F)は上々の結果を収められた。


[[クハ][101-][8][1]]:2-4位側。

思いの外車両番号標記印刷消去が綺麗に行えたため[クハ101-75]標記跡を誤魔化す必要性は無くなった。
だがラシ104F-2用車体更新車では高経年台紙の消化を進めておりクハ101-81(ラシ104F)も同様とした。
クハ101-81からフォントが太い新インレタに切り替える訳にも行かず残る高経年台紙から所要標記を抽出している。
その結果1-3位側,2-4位側共に[クハ]+[101-]+[8]+[1]を組み合わせる苦し紛れの継ぎ接ぎ転写となった。
[クハ101-81]にはモハ101形用組標記を充て[クハ101-81]は余り使用していない[クハ]標記インレタで凌いでいる。
経年劣化による再転写こそ行ったが残数が限られた状況下の割には上手く纏められたと思う。


旧クハ101-81,クハ101-81 (元ラシ104F,ラシ104F)。
※旧製品,再生産品。

クハ101-81(ラシ104F)の行先表示類は旧クハ101-81(元ラシ104F)から丸ごと移植し[11C 木更津]とした。
装着済だった[13C]幕,[千葉]幕は車体から落ちそうな嵌合具合で部品の捲れが心配されたが珍しく抵抗無く収まっている。
また[11C]幕,[木更津]幕をクハ101-81へ譲った旧クハ101-81には切出済保管品の[07C]幕,[西船橋]幕が選択された。
前途の通りクハ101-81用LP411前照灯はかつてライトリムの一部を凹ませてしまった瑕疵品である。
車体との色温度差が少ない101系メイクアップパーツ1(11-510)を出自とするが先頭車両への使用は憚られた。
運転台付中間組込車ならばこの凹みを誤魔化せるためクハ101-81には打って付けであった。




クハ101-81(クハ101-75 改番,旧製品LOT屋根板・側面窓セル交換施工)。
※再生産品:車体更新。

先頭には立たない車両であり点灯試験は行わずにクハ101-81(ラシ104F:再生産品)を竣工させた。
なお車両番号標記インレタの抽出に時間を要し作業時間が押されてしまいクハ100-30(ラシ104F)は入場させられなかった。
クハ100-30(ラシ104F)用車体更新種車となるクハ100-78(ツヌ118F:再生産品)は標記位置が高く印刷も濃い。
[クハ100-78]標記印刷消去を丁寧に進めなければならずクハ101-81との同時竣工は断念している。
ツヌ118F(Tc75)の増備により所要車両は揃っているため焦らずラシ104F-2(再生産品)出場を目指す。
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