試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ101-264[ラシ104F-2] 車体更新 (サハ101-233[ツヌ118F] 改番,旧製品LOT屋根板・側面窓セル・床板交換施工) ※'再生産品

2016-12-08 21:03:53 | 国鉄/JR101系
8号車。

KATO製国鉄101系ではクモハ100-108,モハ101-215,サハ101-233(ツヌ118F:再生産品)が保留車となっていた。
このうちモハ101-215はモハ101-237(ラシ104F)用車体更新種車に充当され旧モハ101-237(元ラシ104F:旧製品)と入れ替わった。
10両編成化には7両が不足しているがツヌ118F(Mc155:再生産品)のセットバラし品は入手困難な状況に陥っている。


JR101系ラシ104F (1988/2,1988/11)。
[ラシ104F-1]:(Mc136-M'111-T245-T'c30+Tc81-M230-M'224-)T105(-M237-M'c175)。
[ラシ104F-2]:Mc136-M'111-T245-T'c30+Tc81-M230-M'224-T264-M237-M'c175。
※再生産品+旧製品。

そこで保留車10両編成化を先送りしサハ101-233(ツヌ118F:再生産品)もラシ104F車体更新用種車へ用途変更した。
現在ラシ104F(Mc136:再生産品+旧製品←ラシ104F-1:T105,ラシ104F-2:T264)は総勢11両体制を敷いている。
基本的に旧ラシ104F(塗装変更車+旧製品→ラシ104F-2)の流れを汲むがサハ101-105(ラシ104F-1:旧製品)だけは出自が異なる。
旧サハ101-105はラシ101F(Mc201:弁天橋区仕様+旧製品)との車両番号重複解消を狙い追加投入した塗装変更車だった。
当初元ツヌ131F-1(M'c143)からの暫定異動扱いとされ後日元モハ101-146(元カノ20F:Mc53)にて車体振替を行っている。


サハ101-264(ラシ104F-2)。
※旧製品。

2編成に対応するラシ104F(Mc136)にはサハ101-105,サハ101-245,サハ101-264(旧製品)とサハ101形が3両配置されていた。
そのため更新可能なサハ101形が複数存在しておりサハ101-233(ツヌ118F)を充当する車両の絞り込みを行った。
これまでに車体更新が実施されたラシ104F構成車はクモハ101-136,クモハ100-175,モハ101-237(再生産品)の3両である。
クモハ100-175+モハ101-237(ラシ104F)は中野方ユニットを組みサハ101-264(ラシ104F-2:7号車)がこれに続く。
一方千葉方のクモハ101-136+モハ101-111は新旧LOT混結ユニットのまま残っており先ずサハ101-245(3号車)が脱落した。
残るサハ101-105,サハ101-264のうち起用回数が上回ったサハ101-264を車体更新対象車に抜擢している。


入工中のサハ101-233,サハ101-264 (ツヌ118F,ラシ104F-2)。
※再生産品,旧製品。

サハ101-264(ラシ104F-2)の車体更新工程はモハ101-237(ラシ104F)と同一で車体だけが交換対象となる。
側面窓セルは一目でLOT識別が可能でありサハ101-233(ツヌ118F),サハ101-264(ラシ104F-2)を同時に分解した。
先ずサハ101-233に旧製品LOT屋根板,側面窓セルが廻されその後サハ101-264を再生産品LOT屋根板,側面窓セルへと改めた。
なお側面窓セルは1-3位側用,2-4位側用共通だと思われるが念のため従前の組み合わせを踏襲している。
その他三方コック蓋,エンドマーク程度しか車体の目安が無く床板嵌合方向に注意を払った。


部品が入れ替えられたサハ101-264,サハ101-233

組み上がった旧サハ101-264(元ラシ104F-2:旧製品)は現状のまま保留車に廻り来たる10両編成化を待つ。
従って残る工程はサハ101-233(ツヌ118F)をサハ101-264(ラシ104F-2)へ改番するだけとなった。
ラプロス式での車両番号標記印刷消去は1-3位側,2-4位側とも失敗無く進み成形色を露出させずに終えられた。
むしろもう少しラプロス#4000を当てても良かった程で僅かに[サハ101-233]標記跡が残ってしまった。


[サハ101-233]:2-4位側。

幸い車両番号標記インレタ転写で[サハ101-233]標記跡を隠蔽出来ると思えこのまま改番に移行した。
高経年台紙に残っていた[サハ]標記が尽きてしまい[サハ101-264]には新インレタのサハ101形用組標記を使用した。
一方[サハ101-264]は若干フォント太さが異なる古インレタでの継ぎ接ぎ転写としたため転写後に誤魔化しを行っている。
[サハ101-264]まで組標記を活用出来たが高経年台紙消費が優先され1-3位側,2-4位側とも[サハ101-]+[2]+[6]+[4]となった。


[[サハ101-][2][6][4]]:2-4位側。

なお苦手とする[4]標記が含まれていたがこれは1-3位側の[サハ101-264]標記成立後に気付いた。
どうやら[7]標記と同じく[4]標記も転写への抵抗が薄れてきたらしく2-4位側でもそれなりの結果を残せた。
この調子を維持出来れば真っ先に[4]標記,[7]標記インレタが消滅していく現象は解消されると思う。
2-4位側の[サハ101-264]標記転写後にフォントが細く見える[サハ101-264]をバーニッシャーで擦った。
一応[サハ101-264]とのフォント差はほぼ解消できたものの入力が強過ぎ標記を歪ませる事態に至っている。




サハ101-264(サハ101-233 改番,旧製品LOT屋根板・側面窓セル・床板交換施工)。
※再生産品:車体更新。

歪んだ[サハ101-264]標記は後日修正する方向としサハ101-264(ラシ104F-2:再生産品)を竣工させた。
サハ101-264の車体更新完了によりラシ104F-2は8,9,10号車が再生産品車両で並ぶよう改められた。
しかし車体更新車はまだ4両だけでありラシ104F(Mc136)全体では半数以上が旧製品車両のまま残っている。
仮にモハ100-158(ツヌ118F:再生産品)の入手が実現すればツヌ118F(Tc75:再生産品)を導入して良いかもしれない。
ツヌ118F(Tc75:4両口)は中古製品での投入を考えているため市場動向次第では先に回着する可能性もある。
小刻みな更新を強いられているラシ104Fであるがひとまずラシ104F-2(再生産品)の出場が目標になると思う。
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