試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3150形モハ3160[3162F] 標準色 晩年仕様 (カプラーSP擬取付施工)

2015-07-08 21:22:54 | 京成線:3150形
グリーンマックス製京成3150形モハ3160標準色晩年仕様(3162F)を入場させました。
DD-180動力ユニット搭載車でTNカプラーSP取付が主工程です。
グリーンマックス製マウントと組み合わせたTNカプラーSP2を先に製作しておきました。


京成3150形モハ3160標準色晩年仕様(3162F)。

過去の事例に従いフレームの整形も終えています。
よってKS-116C動力台車への細工で競合は回避できると思いました。
加工箇所の目処はついているため大胆に作業を進めています。


入工中のモハ3160

初めに細密ニッパーでカプラーマウント部分を切り刻みます。
根元からカプラーポケットとカプラースプリングステーを切除しました。


切除したカプラーマウント。

ここからはクラフトナイフに持ち替えカプラーポケットステーを削ります。
強度を考慮し嵌合爪はすべて残しました。
その上でカプラーポケットへ繋がる張り出し部から下を斜めに仕上げています。


整形を終えたKS-116C動力台車(成田寄)。

加工前に比べてカプラーポケットステー部が薄くなりました。
また垂直方向,左右方向ともに角を切り落としています。
この程度でTNカプラーSP2と接触しなくなります。


TNカプラーSP擬2と接触しない動力台車枠(成田寄)。

ある程度の個体差も往なせるはずです。
しかし不安が無いわけではありません。
そのため極力TNカプラーSPが車端部に来るようゴム系接着剤で固定しました。


車端部に寄せたTNカプラーSP擬2(上野寄)。

台車を動力ユニットに戻して現車確認を行います。
予想通りTNカプラーSP2との接触は発生しませんでした。
再修正は不要でモハ3180新赤電色(3182F)よりも大幅な作業時間短縮が図れました。


モハ3160+モハ3159 (TNカプラーSP擬2装着車+TNカプラーSP装着車)。

非動力車にはいんちき黒染車輪を採用しましたがモハ3160は未施工です。
リム厚が非動力車用車輪よりも厚いため輪心は目立ちにくくなっています。
またギアボックスの分解も手間に思え省略しました。

※改訂:2024年7月15日
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