試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クハ101-64[ツヌ108F] (クハ101-75[ツヌ118F] 改番,LP411前照灯交換,行先表示類変更施工) ※'旧製品

2016-11-11 21:14:28 | 国鉄/JR101系
LOT差確認。

十二代目KATO製101系ツヌ118F(Mc155)はツヌ118F(Mc155:再生産品)とツヌ118F(Tc75:旧製品)での混結編成を前提に導入した。
両者では塗装仕上げが異なっており車両車両標記印刷消去状況を確認したい。
初竣工車はクモハ100-154+モハ101-193(ツヌ108F:再生産品)としたが旧製品車両の改番を挟む。


国鉄101系クハ101-75,クハ100-78 (ツヌ118F)。
※旧製品。

先ずLP411前照灯への交換を要するクハ101-75(ツヌ118F)を入場させた。
車両番号標記印刷位置は問題無く消去痕は気にしなくて良さそうに思える。
ぎりぎりまで攻めなくてもインレタで誤魔化せるだろう。
但し若干[クハ101-75]標記印刷が濃い点だけが気掛かりだった。


クハ101-75(ツヌ118F)。
※旧製品。

行先表示類は従来の旧製品車両と同じくしっかり嵌っていた。
ここは再生産品先頭車両に勝る数少ない箇所である。
しかし収まりの良い行先表示類もツヌ108F(Mc133:再生産品+旧製品)では全く利点にならない。
ツヌ118F(Tc75:4両口)は編成中間に組み込まれるため前面見附向上効果には寄与しなかった。


入工中のクハ101-75

車両標記印刷消去結果が気になり改番を第一工程とした。
前途の通り標記印刷位置は実車に近く特に注意を払わなくて済む。
さっそくラプロス#4000で消去に取り掛かると大半の標記が消去できた。
再生産品車両よりもかなり早く印刷そのものが崩れてくれる。
お陰で車体への細工時間は最小限に収まった。


[クハ101-75]:2-4位側。

クハ101-75(ツヌ118F)はクハ101-64(ツヌ108F)へ改番する。
1-3位側の車両番号標記インレタは[クハ101-]+[6]+[4]を組み合わせた。
これで高経年台紙に残っていたクハ101形用組標記は全て使い切っている。
そのため2-4位側には新インレタを使用し[クハ101-6]+[4]と異なる組み合わせに変わった。
ただ[クハ101-64]に高経年台紙を活用しなかったのは失敗だった。
それなりに転写できたのは良かったが古インレタ消化は遠退いた。
更にモハ101-193(ツヌ106F←モハ101-91:ツヌ118F)で[1]標記インレタを節約した効果を半減させてしまった。


[[クハ101-6][4]]:2-4位側。

苦手の[クハ101-64]標記だが一発で位置が決まり以前ほど抵抗を感じなくなってきたらしい。
ツヌ113F(Tc74:再生産品+旧製品)にてバラ標記インレタを積極的に採用した成果が現れているのかもしれない。
改番を終えLP411前照灯,運行番号幕,行先方向幕の交換に移った。
起用したLP411前照灯はメーカー塗装品だが保管品で眠っていた再用品である。
かつて不手際によりケーシングへ亀裂を生じさせたため先頭車両には使用できなくなった。
逆に運転台付中間組込車のクハ101-64(ツヌ108F)へ取り付けるにはちょうど良い。
幸い激しい亀裂ではなく破損の恐れは少ないと思う。
旧製品車体ながら車体への細工は施さずに装着出来た。
ライトレンズ回避部の拡幅を要すると思っていたが難無く嵌め込めている。




クハ101-64 [45H 御嶽]:LP411前照灯交換,行先表示類変更施工。
※旧製品。

運行番号幕は保管品の[45H]幕へ交換した。
武蔵小金井区,豊田区仕様から撤去した運行番号幕は再用が進み[32H]幕,[51T]幕を残すだけになっている。
行先方向幕部品は初登場の[御嶽]幕を新たに切り出した。
これはかつて[御嶽]幕を表示した臨時列車の資料を参考にしている。
またLP411前照灯車化により前面見附は旧製品車両特有の違和感が薄れた。
しかしクハ101-64は中間組込車でせっかくの効果は表から伺えない。
プロトタイプ都合でLP411前照灯車に改装したがLP402前照灯車でも不満は持たなかったと思う。
同時にホース無ジャンパ栓納めを車体裏から微量の流し込み接着剤で固定し傾斜及び紛失防止策を採った。




クハ101-64(ツヌ108F:クハ101-75 改番)。
※旧製品。

クハ101-75(ツヌ118F)への細工は比較的順調に進められた。
車両番号標記印刷消去は再生産品車両よりも効率良く行えたと感じられる
LP411前照灯交換に時間を割かれる事を前提にしていたがクハ101-64(ツヌ106F)は思いの外短時間で竣工を迎えている。
次に入場させるクハ100-78(ツヌ118F:旧製品→クハ100-34:ツヌ106F)では前照灯交換を要さない。
よって更なる短時間での竣工が望めるかもしれない。

分割:2020年01月31日
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