試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クハ100-34[ツヌ108F] (クハ100-78[ツヌ118F] 改番,運行番号・行先表示変更施工) ※旧製品

2016-11-11 21:15:59 | 国鉄/JR101系
三代目。

KATO製国鉄101系クハ101-64(ツヌ108F:Mc133)に続いてクハ100-34(ツヌ108F)を竣工させる。
種車は十二代目ツヌ118F(Mc155:再生産品+旧製品)を組んでいたクハ100-78(旧製品)である。
クハ101-75(ツヌ118F→クハ101-64:旧製品)での車両番号標記印刷消去は再生産品車両よりも容易に進められた。


国鉄101系クハ100-78(ツヌ118F)。
※旧製品。

クハ100-78(ツヌ118F)の車両番号標記印刷はクハ101-75(ツヌ118F)に比べ大幅に薄かった。
よって[クハ100-78]へ持ち込める時間は更に短縮出来るように思えた。
だが調子に乗ると成形色を露出させる危険性があるためラプロスの捌き方は変更しない。
その他旧製品車両にしては珍しく運行番号幕に湯口痕が残っていたように見えた。
また[13C]幕への拘りは無く交換対象に含めている。


入工中のクハ100-78

予想通り車両番号標記印刷はクハ101-75(ツヌ118F)と同じく短時間で消え去った。
そのため直ぐにインレタ転写へ移行できる。
十二代目ツヌ118Fでは再生産品車両の仕上げを優先しているため後の工程を軽減させる。
よってクハ100-34(ツヌ108F)には新インレタを用いず高経年台紙を消化する原点へと回帰した。
組み合わせは[クハ]+[1]+[0]+[0]+[-]+[3]+[4]で各インレタからの寄せ集めとした。
元々クハ100形用組標記が少ないインレタだが全てが継ぎ接ぎ転写になるとは予想していなかった。


[[クハ][1][0][0][-][3][4]]:2-4位側。

クハ100-34(ツヌ108F)でもツヌ113F(Tc74)でバラ標記インレタ転写に拘った効果が現れた。
微妙に釣り合いが崩れているものの組み合わせを考えれば合格だと思える。
寄せ集めの古インレタで思い切って転写出来たのが良かったのかもしれない。
運行番号幕は弁天橋区仕様(Mc170)用[19 ]幕を切り出している。
これはカノ1F(Mc178),カノ13F(Mc59)で使用した[13B]幕の半端品であり用途が無かった。
ところが[19 ]幕に交換しても湯口痕が出たと思われた。
改めて確認したところ幸い湯口痕ではなくHゴム指示再現の塗装片だった。
爪楊枝で表示器断面を浚い再度[19 ]幕を取り付けた。
ちなみに在籍車両では[御嶽]幕に続いて[19 ]幕も初登場となっている。




クハ100-34 [19 武蔵小金井]:行先表示類変更施工。
※旧製品。

また運行番号幕を探している間に[武蔵小金井]幕にはかなり余裕があると判った。
津田沼~習志野区仕様用と他線区用を分けて保管しており今まで気付かなかったらしい。
編成単位で使用しても余裕を残す数量があり[武蔵小金井]表示編成の増発も可能になった。
クハ100-34(ツヌ108F)用[千葉]幕は交換対象に挙がっていなかったが直前で[武蔵小金井]幕へと心変わりしている。
運行番号,行先方向幕部品の交換はクハ101-64,クハ100-34(ツヌ108F)とも普段通りに行えた。
異様に嵌合し難かったクモハ100-154(ツヌ108F:再生産品←クモハ100-108:ツヌ118F)とは対照的である。




クハ100-34(ツヌ108F:クハ100-78 改番)。
※旧製品。

再生産品LOT車体更新車でも同様の傾向が伺えた。
新旧LOT品で運行番号,行先方向幕部品に変わりはないはずである。
一見同一形状に思える表示器類たが何処か変更されたとしか思えない。
幸いクハ100-34(ツヌ108F)には影響が無く全工程を終え竣工となった。
湯口痕に見えた箇所が塗料片だとは思わなかったが返って好都合だった。
旧製品車両と再生産品車両の車両番号標記消去感覚差違も掴め先に入場させて良かったと思える。




クハ101-64,クハ100-34 (ツヌ108F)。
※旧製品。

中間組込車で先頭には立たないクハ101-64,クハ100-34(ツヌ108F)だが前照灯差異等各々で雰囲気は異なる。
基本的に大きな変化は無いものの[13C 千葉]表示を変更しており印象が変わったように見える。
特にクハ101-64で初採用した[御嶽]幕は新鮮である。
前照灯との組合せを考えればクハ100-34(ツヌ108F)に取り付けた方がかつての姿を彷彿とさせただろう。


旧クハ100-34(旧ラシ107F→クハ100-64:ツヌ106F)。
※再生産品


クハ100-34(ラシ107F)。
※塗装変更車。


JR101系クハ100-34,クハ100-34 (ラシ107F,ツヌ108F)。
※塗装変更車,旧製品。

なお旧ラシ107F(Mc202)で初登場したクハ100-34だが今回三代目の登場となった。
旧クハ100-34(旧ラシ107F:再生産品)は後にクハ100-64(ツヌ106F)へ改番され消滅している。
その代替には旧クモハ100-191(旧ラシ107F:塗装変更車)が充てられクハ100-34(ラシ107F)となった。
ちなみにクハ100-34(ラシ107F)は現時点で唯一の新金型中間組込車である。
共に行先方向幕の縛りが無かったため選択自由度は高かった。
しかし何故かクハ100-34(ツヌ108F)では[]幕の起用が頭に浮かばなかった。
[武蔵小金井]表示編成の増強時には運転台付中間組込車へ[]幕を採用するかもしれない。

分割:2020年01月31日
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