0.6mm。
動力ユニット更新中のグリーンマックス製京成3400形3407登場時仕様(3408F-1)は床下機器最低地上高調整の壁にぶつかった。
2個モーター搭載動力ユニットから床下機器をそのまま移設すると非動力車に対して最低地上高が揃わなくなる。
サックスブルー成形FS-383動力台車枠に続きコアレスモーター搭載動力ユニットの落とし穴に嵌まった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/d6/5dd03041156a96b2f0365b79760b7b7e.jpg)
京成3400形3407 登場時仕様(3408F-1:旧製品動力車)。
どうにかして非動力M1車の床下機器位置に近付けたい。
単純にスペーサーを設ける手もあった。
しかし狭幅のコアレスモーター搭載動力ユニットは側板に近付け部品を接着させると安定感を欠く。
動力ユニットの互換性は有り難かったが旧製品との釣合までは考えていなかったらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/c1/74d263bc03e37c6f91becd3bd1df97e7.jpg)
3402(3408F-1:旧製品非動力M1車)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/84/b4651632ddb53c0108d917c9d2faa74c.jpg)
3407(3408F-3:再生産品非動力M1車)。
再生産品の床下機器は枕木方向へ引き込む様に変わった。
それに対して旧製品は側板ぎりぎりに位置しており対照的である。
このため3407は動力ユニットから張り出して床下機器を取付けなければならない。
天地方向の調整が無ければ3700形3706(3708F),3726(3728F)同様小細工で何とかできた。
2つの課題を同時に捌くためスペーサーに一捻り加えて対処する。
天地方向の差は非動力車と比べて約0.6mmだった。
スペーサーはゴム系接着剤で動力ユニット本体へ取り付ける。
床下機器も接着剤で固定するため糊厚を考慮しt0.5mmのプラ板を用意した。
モーターカバーと側板の隙間は約3mmで意外に広い。
しかも絞り込みのあるモーターカバーのためプラ板を3mm幅で切り出すと外板が歪む。
これを防ぐため約2.5mm幅でプラ板を切り出しスペーサーとした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d3/7dd9aaf4660b0855f4315e53caba651e.jpg)
動力ユニットより張り出すスペーサー。
スペーサーは床下機器側ではなく動力ユニット側に接着した。
部品取付孔に合わせてプラ板を裁断し各部分に落とし込む。
取付は車体と嵌合させた上で行い側板との隙間を極力詰めている。
その結果スペーサーは動力ユニットから羽根のように飛び出す形になった。
不格好だが外観から見えないため出来映えは気にしない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a5/466e91e4905052235a9e4a09197b726e.jpg)
3405,3407 (3408F-1:非動力M1'車,動力ユニット更新車)。
スペーサーが安定したところで床下機器を取り付ける。
取付孔は動力ユニット位置と変わらないため何も考えずに接着した。
3700形動力ユニット更新車に比べて安定度が高まった。
そのため垂直方向の取付は苦労せずに済んでいる。
枕木方向の位置調整は3405(旧製品非動力車)と見比べて行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/d6/5dd03041156a96b2f0365b79760b7b7e.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/32/1a074758361336db2f8976f36e904ce8.jpg)
3407(動力ユニット更新,床下機器最低地上高調整)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/c1/74d263bc03e37c6f91becd3bd1df97e7.jpg)
3402(3408F-1:非動力M1車)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a3/b5c459e72c7a0f1450fc6ab87fbf9f2e.jpg)
3405(3408F-3:動力車)。
それなりの見附になり3407が竣工した。
非動力M1車と完全一致には至らなかったものの地上高を下げることに成功した。
枕木方向の位置関係も決して悪くないと思う。
+0.6mmの効果は大きかった。
ただ基準にした非動力車の床下機器位置が低過ぎるため吊金具が非常に目立つ。
3400形の床下機器は代用品でありこれは仕方がない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/8d/b4138da4a3f91bd6e9fb175be02654e5.jpg)
3405+3407 (3408F-3+3408F-1:再生産品動力車+動力ユニット更新車)。
これで3408F-1は動力ユニットだけ再生産品同等になった。
FS-383非動力台車を加工した台車枠は陰影こそ微妙だがバランスを崩すほどでもないだろう。
入手可能ならば純正台車枠への交換を考えている。
なお動力ユニット更新の目的は性能都合ではなくTNカプラーSP化による連結面間隔短縮だった。
その効果は見事に現れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/75/e0653058fb87b11e52c3a26ec4f8c77e.jpg)
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3408+3407 (3408F-1:Mc2車+動力ユニット更新車)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/2b/91750d274ef738682a74a0c1bbaf6da0.jpg)
3402+3401 (3408F-1:非動力M1車+Mc2車)。
全車TNカプラーSP化により3408+3407,3402+3401の連結面とそれ以外の連結面の2種類に間隔が纏まった。
従来は3408+3407,3407+3406,それ以外の3種類でせっかくの暫定6両編成の統一感を乱していた。
トレードオフで更に車体高の差が出たがこの対策は先送りとする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/6f/f91684b1e88691c35e880a5f78d46594.jpg)
京成3400形3408F 登場時仕様。
3408F-1:[3408]-[3407]-[3406]+[3403]-[3402]-[3401]。
※スカート未装着,英字無併記[普通]種別幕+旧行先方向幕編成。
無事3407が竣工し3408F登場時仕様が再出場した。
先にTNカプラーSP化されていたため3407から捻出された2個モーター搭載動力ユニットはTNカプラーSP擬を有する。
3700形最後のKATOカプラー使用編成で残った3756中期仕様(3758F)への転用が可能になった。
これでグリーンマックス製京成形式のTNカプラーSP化達成は目前に迫ったと言えるだろう。
動力ユニット更新中のグリーンマックス製京成3400形3407登場時仕様(3408F-1)は床下機器最低地上高調整の壁にぶつかった。
2個モーター搭載動力ユニットから床下機器をそのまま移設すると非動力車に対して最低地上高が揃わなくなる。
サックスブルー成形FS-383動力台車枠に続きコアレスモーター搭載動力ユニットの落とし穴に嵌まった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/d6/5dd03041156a96b2f0365b79760b7b7e.jpg)
京成3400形3407 登場時仕様(3408F-1:旧製品動力車)。
どうにかして非動力M1車の床下機器位置に近付けたい。
単純にスペーサーを設ける手もあった。
しかし狭幅のコアレスモーター搭載動力ユニットは側板に近付け部品を接着させると安定感を欠く。
動力ユニットの互換性は有り難かったが旧製品との釣合までは考えていなかったらしい。
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3402(3408F-1:旧製品非動力M1車)。
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3407(3408F-3:再生産品非動力M1車)。
再生産品の床下機器は枕木方向へ引き込む様に変わった。
それに対して旧製品は側板ぎりぎりに位置しており対照的である。
このため3407は動力ユニットから張り出して床下機器を取付けなければならない。
天地方向の調整が無ければ3700形3706(3708F),3726(3728F)同様小細工で何とかできた。
2つの課題を同時に捌くためスペーサーに一捻り加えて対処する。
天地方向の差は非動力車と比べて約0.6mmだった。
スペーサーはゴム系接着剤で動力ユニット本体へ取り付ける。
床下機器も接着剤で固定するため糊厚を考慮しt0.5mmのプラ板を用意した。
モーターカバーと側板の隙間は約3mmで意外に広い。
しかも絞り込みのあるモーターカバーのためプラ板を3mm幅で切り出すと外板が歪む。
これを防ぐため約2.5mm幅でプラ板を切り出しスペーサーとした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d3/7dd9aaf4660b0855f4315e53caba651e.jpg)
動力ユニットより張り出すスペーサー。
スペーサーは床下機器側ではなく動力ユニット側に接着した。
部品取付孔に合わせてプラ板を裁断し各部分に落とし込む。
取付は車体と嵌合させた上で行い側板との隙間を極力詰めている。
その結果スペーサーは動力ユニットから羽根のように飛び出す形になった。
不格好だが外観から見えないため出来映えは気にしない。
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3405,3407 (3408F-1:非動力M1'車,動力ユニット更新車)。
スペーサーが安定したところで床下機器を取り付ける。
取付孔は動力ユニット位置と変わらないため何も考えずに接着した。
3700形動力ユニット更新車に比べて安定度が高まった。
そのため垂直方向の取付は苦労せずに済んでいる。
枕木方向の位置調整は3405(旧製品非動力車)と見比べて行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/d6/5dd03041156a96b2f0365b79760b7b7e.jpg)
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3407(動力ユニット更新,床下機器最低地上高調整)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/c1/74d263bc03e37c6f91becd3bd1df97e7.jpg)
3402(3408F-1:非動力M1車)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a3/b5c459e72c7a0f1450fc6ab87fbf9f2e.jpg)
3405(3408F-3:動力車)。
それなりの見附になり3407が竣工した。
非動力M1車と完全一致には至らなかったものの地上高を下げることに成功した。
枕木方向の位置関係も決して悪くないと思う。
+0.6mmの効果は大きかった。
ただ基準にした非動力車の床下機器位置が低過ぎるため吊金具が非常に目立つ。
3400形の床下機器は代用品でありこれは仕方がない。
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3405+3407 (3408F-3+3408F-1:再生産品動力車+動力ユニット更新車)。
これで3408F-1は動力ユニットだけ再生産品同等になった。
FS-383非動力台車を加工した台車枠は陰影こそ微妙だがバランスを崩すほどでもないだろう。
入手可能ならば純正台車枠への交換を考えている。
なお動力ユニット更新の目的は性能都合ではなくTNカプラーSP化による連結面間隔短縮だった。
その効果は見事に現れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/75/e0653058fb87b11e52c3a26ec4f8c77e.jpg)
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3408+3407 (3408F-1:Mc2車+動力ユニット更新車)。
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3402+3401 (3408F-1:非動力M1車+Mc2車)。
全車TNカプラーSP化により3408+3407,3402+3401の連結面とそれ以外の連結面の2種類に間隔が纏まった。
従来は3408+3407,3407+3406,それ以外の3種類でせっかくの暫定6両編成の統一感を乱していた。
トレードオフで更に車体高の差が出たがこの対策は先送りとする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/6f/f91684b1e88691c35e880a5f78d46594.jpg)
京成3400形3408F 登場時仕様。
3408F-1:[3408]-[3407]-[3406]+[3403]-[3402]-[3401]。
※スカート未装着,英字無併記[普通]種別幕+旧行先方向幕編成。
無事3407が竣工し3408F登場時仕様が再出場した。
先にTNカプラーSP化されていたため3407から捻出された2個モーター搭載動力ユニットはTNカプラーSP擬を有する。
3700形最後のKATOカプラー使用編成で残った3756中期仕様(3758F)への転用が可能になった。
これでグリーンマックス製京成形式のTNカプラーSP化達成は目前に迫ったと言えるだろう。