折衷。
マイクロエース製京成3300形は半ユニットが保留車になっていた。
復帰させるため旧モハ3306+元モハ3333で1次車成田寄ユニットを製作する。
京成3300形旧モハ3306 現行色 前期仕様。
3308F現行色前期仕様組成でモハ3306が重複し旧モハ3306は保留車に廻った。
元モハ3333回着でユニットが組めるようになり成田寄M1車のまま復活させる。
現状は非動力車だが3304F現行色中期仕様(3304F-3)との併結を原則とするため動力車化が必要になった。
3304F-3は4Tで自走が出来ず3316F現行色中期仕様(3316F-3)と併結させている。
3316F-3を4両編成で走行させると運休になってしまうがそれも解消に至る。
入工中の旧モハ3306。
動力ユニットはモハ3303から捻出されたモハ3314新赤電色クロスシート試作車用を用いた。
二代目3312F新赤電色組成時に捻出されたもので回着後の走行は試走させた僅かな距離に留まっていた。
問題は動力ユニットカバーがセミクロスシート仕様になっていることだった。
リブを切除しても良かったが台車整備だけで済ませていたため導電板の状態が芳しくない。
そこで3200形モハ3210から捻出された整備済の動力ユニットカバーと交換する。
3200形用動力ユニットカバー,モハ3314クロスシート試作車用動力ユニット。
ユニットカバーの嵌合爪位置に変更は無く流用が可能だった。
念のため台車状態を確認したところ先の整備により綺麗な状態を保っていた。
カプラーアダプターは上野寄を撤去,成田寄を3300形発生品に交換している。
成田寄カプラーアダプターはKATOカプラー化済のグレーを再用した。
KS-121動力台車(上野寄,成田寄)。
サックスブルーのKS-121を履く動力ユニットは1つしかなく貴重な戦力になった。
これで予備の動力ユニットはKS-131,FS-361擬の2台に変わっている。
組み立てた動力ユニットの試走をしたが異音等は無く至ってスムーズだった。
駆動に問題ない事を確認し上野寄にTNカプラーSPを取り付けた。
このTNカプラーSPは何とか遣り繰りしたもので早急に予備品を確保したい。
ロングシート化された動力ユニット。
続いて車体の細工に入る。
旧モハ3306は元モハ3335が種車で貫通扉を設けていたためこれを撤去した。
貫通扉は供出元の元モハ3239へ装着し予備品へ廻った。
[モハ3306]は全て除去し新たに転写し直す。
なお妻面の車両番号は[3318]のままでその出自を物語っている。
貫通扉撤去,車両番号除去を行った元モハ3306。
車体組立後の難関は[K'SEI]CIマークの転写である。
3600形3618F芝山色で使用したCIマークインレタは予想より失敗回数が少なく元モハ3306用を確保できた。
旧モハ3306入工中にメーカー印刷の[K'SEI]CIマークを剥がしたが無駄な工程だった。
この時は3308F現行色前期仕様をプロトタイプと定めていたためだが勿体ないことをした。
苦手なインレタ転写を自ら増やすとは思いもしなかった。
[K'SEI]CIマーク印刷剥離時に荒れた塗装被膜を誤魔化すため戸袋吹寄は消しゴムで均してあった。
そのため元モハ3306は特に下処理をせず転写を行っている。
やはり消しゴムの効果があるようで両側とも一発で転写を終えた。
3600形3618F芝山色で成功が続いたのは奇跡ではなく消しゴムのお陰だったらしい。
復活した[K'SEI]CIマーク:ジオマトリックス製インレタ。
続いて車両番号を転写する。
車両番号は最後までモハ3310かモハ3314かで悩んだ。
モハ3314+モハ3313であれば組文字インレタが使用できる。
しかし3316F-3が出場しておりKS-121の台車色違いだけになるのが弱点だった。
最終的に所属する3300形現行色グループで欠番になっているモハ3310を選択した。
海側は埃混入に気付かず車体を磨いて塗装が剥離した箇所に被る。
固定用のセロハンテープを貼付する猶予が無くシートから切り出さずに転写している。
組合せは[モハ331]+[0]でLOTの違うインレタとなった。
バラ数字を早めに使い切るため古インレタを用いたが側面帯簡易補修の方が目立ち余り気にならない。
帯の乱れが激しいモハ3310。
山側も同様に転写し全工程を終えた。
二代目モハ3318はモハ3335,モハ3306を経てモハ3310に辿り着いた。
予備品を考えるとモハ3310で落ち着くはずである。
⇩モハ3318→電装解除。
⇩モハ3318→改番,方転,貫通扉取付。
⇩モハ3335→改番,再方転,FS-361化,[K'SEI]CIマーク剥離。
⇩モハ3306→改番,電装,KS-121化,貫通扉撤去,[K'SEI]CIマーク転写。
モハ3310現行色中期仕様(3304F-1)。
入出場を繰り返したため靴摺の銀色は剥がれかかり一部車側灯は色が失われている。
かなり痛みを進行させてしまった車体だが3304F-4の自走には欠かせない車両である。
これ以上状態を悪くしないよう気を付けたい。
モハ3301+モハ3310 (3304F-4)。
サックスブルーの台車とグレーのカプラーの組合せは3150形3162F現行色晩年仕様以来である。
3300形は各年代を出場させてきたがこの仕様は初登場になった。
部品都合もあったが3304F-3との併結が条件のためカプラーはグレーとした。
3300形最終出場の半ユニットが少々癖のある折衷仕様となるのは自分らしいと思う。
※車体更新済。
マイクロエース製京成3300形は半ユニットが保留車になっていた。
復帰させるため旧モハ3306+元モハ3333で1次車成田寄ユニットを製作する。
京成3300形旧モハ3306 現行色 前期仕様。
3308F現行色前期仕様組成でモハ3306が重複し旧モハ3306は保留車に廻った。
元モハ3333回着でユニットが組めるようになり成田寄M1車のまま復活させる。
現状は非動力車だが3304F現行色中期仕様(3304F-3)との併結を原則とするため動力車化が必要になった。
3304F-3は4Tで自走が出来ず3316F現行色中期仕様(3316F-3)と併結させている。
3316F-3を4両編成で走行させると運休になってしまうがそれも解消に至る。
入工中の旧モハ3306。
動力ユニットはモハ3303から捻出されたモハ3314新赤電色クロスシート試作車用を用いた。
二代目3312F新赤電色組成時に捻出されたもので回着後の走行は試走させた僅かな距離に留まっていた。
問題は動力ユニットカバーがセミクロスシート仕様になっていることだった。
リブを切除しても良かったが台車整備だけで済ませていたため導電板の状態が芳しくない。
そこで3200形モハ3210から捻出された整備済の動力ユニットカバーと交換する。
3200形用動力ユニットカバー,モハ3314クロスシート試作車用動力ユニット。
ユニットカバーの嵌合爪位置に変更は無く流用が可能だった。
念のため台車状態を確認したところ先の整備により綺麗な状態を保っていた。
カプラーアダプターは上野寄を撤去,成田寄を3300形発生品に交換している。
成田寄カプラーアダプターはKATOカプラー化済のグレーを再用した。
KS-121動力台車(上野寄,成田寄)。
サックスブルーのKS-121を履く動力ユニットは1つしかなく貴重な戦力になった。
これで予備の動力ユニットはKS-131,FS-361擬の2台に変わっている。
組み立てた動力ユニットの試走をしたが異音等は無く至ってスムーズだった。
駆動に問題ない事を確認し上野寄にTNカプラーSPを取り付けた。
このTNカプラーSPは何とか遣り繰りしたもので早急に予備品を確保したい。
ロングシート化された動力ユニット。
続いて車体の細工に入る。
旧モハ3306は元モハ3335が種車で貫通扉を設けていたためこれを撤去した。
貫通扉は供出元の元モハ3239へ装着し予備品へ廻った。
[モハ3306]は全て除去し新たに転写し直す。
なお妻面の車両番号は[3318]のままでその出自を物語っている。
貫通扉撤去,車両番号除去を行った元モハ3306。
車体組立後の難関は[K'SEI]CIマークの転写である。
3600形3618F芝山色で使用したCIマークインレタは予想より失敗回数が少なく元モハ3306用を確保できた。
旧モハ3306入工中にメーカー印刷の[K'SEI]CIマークを剥がしたが無駄な工程だった。
この時は3308F現行色前期仕様をプロトタイプと定めていたためだが勿体ないことをした。
苦手なインレタ転写を自ら増やすとは思いもしなかった。
[K'SEI]CIマーク印刷剥離時に荒れた塗装被膜を誤魔化すため戸袋吹寄は消しゴムで均してあった。
そのため元モハ3306は特に下処理をせず転写を行っている。
やはり消しゴムの効果があるようで両側とも一発で転写を終えた。
3600形3618F芝山色で成功が続いたのは奇跡ではなく消しゴムのお陰だったらしい。
復活した[K'SEI]CIマーク:ジオマトリックス製インレタ。
続いて車両番号を転写する。
車両番号は最後までモハ3310かモハ3314かで悩んだ。
モハ3314+モハ3313であれば組文字インレタが使用できる。
しかし3316F-3が出場しておりKS-121の台車色違いだけになるのが弱点だった。
最終的に所属する3300形現行色グループで欠番になっているモハ3310を選択した。
海側は埃混入に気付かず車体を磨いて塗装が剥離した箇所に被る。
固定用のセロハンテープを貼付する猶予が無くシートから切り出さずに転写している。
組合せは[モハ331]+[0]でLOTの違うインレタとなった。
バラ数字を早めに使い切るため古インレタを用いたが側面帯簡易補修の方が目立ち余り気にならない。
帯の乱れが激しいモハ3310。
山側も同様に転写し全工程を終えた。
二代目モハ3318はモハ3335,モハ3306を経てモハ3310に辿り着いた。
予備品を考えるとモハ3310で落ち着くはずである。
⇩モハ3318→電装解除。
⇩モハ3318→改番,方転,貫通扉取付。
⇩モハ3335→改番,再方転,FS-361化,[K'SEI]CIマーク剥離。
⇩モハ3306→改番,電装,KS-121化,貫通扉撤去,[K'SEI]CIマーク転写。
モハ3310現行色中期仕様(3304F-1)。
入出場を繰り返したため靴摺の銀色は剥がれかかり一部車側灯は色が失われている。
かなり痛みを進行させてしまった車体だが3304F-4の自走には欠かせない車両である。
これ以上状態を悪くしないよう気を付けたい。
モハ3301+モハ3310 (3304F-4)。
サックスブルーの台車とグレーのカプラーの組合せは3150形3162F現行色晩年仕様以来である。
3300形は各年代を出場させてきたがこの仕様は初登場になった。
部品都合もあったが3304F-3との併結が条件のためカプラーはグレーとした。
3300形最終出場の半ユニットが少々癖のある折衷仕様となるのは自分らしいと思う。
※車体更新済。