残滓。
グリーンマックス製京成3400形3408F登場時仕様(3408F)を行先変更した際に3401の床板を破損させてしまった。
台車のビス締結が行えなくなり3408Fが運用離脱の危機に陥った。
緊急措置として3404の座席部品を3401に移設し応急復旧させた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/6f/f91684b1e88691c35e880a5f78d46594.jpg)
京成3400形3408F 登場時仕様。
3408F-1:[3408]-[3407]-[3406]+[3403]-[3402]-[3401]。
3408F-2:([3408]-[3407]-[3406]-)[3405]-[3404](-[3403]-[3402]-[3401])。
※スカート未装着,英字無併記[普通]種別幕+旧行先方向幕編成。
3401の代わりに3404は休車になった。
破損した個所は成田寄センターピンのビス締結部だった。
ビス締結さえ出来れば運用に復帰させられる。
座席部品は上野寄からウエイトボックスまでを元TR-180,以降はTR-200を継ぎ足しTR-180床板擬化した。
剛性は劣るものの台車締結が可能になり3404を戦列に復帰させた。
TR-180床板擬は二次に渡り加工を施し現在に至るまで長期耐久試験中だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/cc/42848525abd3221fe1e4b92787fb04bc.jpg)
TR-180床板擬を装着する3404(3408F-2)。
3408F登場時仕様は暫定6両編成(3408F-1)が基本だった。
TR-180床板擬化した3404竣工後は意図的に3405+3404を組み込む8両編成(3408F-2)の走行機会を増やした。
2コ1式のTR-180床板擬もここまでは順調に推移してきた。
ところが思わぬ助っ人が現れた。
3700形3726(3728F)の動力ユニット更新を行った際に使用したジャンク車両がビス締結仕様だった。
転用したのはFS-547非動力台車のみでその他には手を着けていない。
瑕疵の無いこの床板を用いてTR-180床板擬を廃止する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/7b/2066fb4a16bff0f725b27cbb502d8fd6.jpg)
入工中の3404。
ジャンク車両は車体の傷みが激しいだけでTR-180床板は問題ない。
しかも流用は座席部品のみで台枠は継続使用とする。
3404の床下機器を溶着させていなければ全交換出来たかもしれない。
だが予備品が無く破損リスクを避ける事にした。
仮に床板交換であれば床下機器配置変更も行えたが新たに部品確保が必要となる。
そのため床板復旧を優先し製品仕様を踏襲した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/77/c7dcb4d304b2f0f1b604920f689ba843.jpg)
元TR-200側座席部品が外せなかったTR-180床板擬。
TR-180床板擬は第二次加工を行った際にゴム系接着剤で座席部品を完全固定した。
この時は半恒久的使用が頭にあり強力固定を選択している。
床板復旧には新規TR-180床板を用いるつもりでTR-180床板擬の安定度を高めた。
ジャンク車両による復旧は予定外で第二次加工が余計な手間を招いている。
その結果座席部品の全撤去に手間取った。
元TR-180側座席部品はウエイトのみにゴム系接着剤を塗布しており無事剥がせた。
ところが元TR-200側座席部品は台枠へ強固に接着したため容易に撤去できない。
保管品とする予定を改めプラスチックドライバーで捲くる様に引き剥がしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/1e/b27ffe77976e7ec0c015d3178c3491f3.jpg)
ゴム系接着剤を除去した成田寄台枠。
何とか元TR-200側座席部品を撤去したが台枠に大量のゴム系接着剤が残ってしまった。
座席部品固定は両側共にゴム系接着剤へ頼ったため線路方向に糊が付着した。
特に成田寄は元TR-200側座席部品の全長が短く予防措置で座席部品外周まで接着剤を塗布した。
この時必要以上に接着剤を盛ったらしい。
そのためゴム系接着剤除去に大幅な時間を要している。
流し込み接着剤を併用しなかった点だけは正しかったと言えよう。
幸いセンターピン嵌合部への接着剤付着は無く座席部品交換自体には支障なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/2b/5cfa6316b30c4167688bef425a04b148.jpg)
座席部品を交換したTR-180床板。
ジャンク車両から転用するのは座席部品とウエイトである。
TR-180床板擬は台枠との遊びを抑えるためウエイトをボックス内に接着していた。
わざわざ剥がしてまで流用する理由は無く元TR-180座席部品ごと保管品に廻している。
なお元TR-200側座席部品も今後の参考になり得るため破棄はしない。
座席部品交換によりTR-180床板に戻った。
台車締結も無事行えたため走行時の不安は一掃されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/cc/42848525abd3221fe1e4b92787fb04bc.jpg)
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/88/477414f48d39081f5a05a67c83a29f39.jpg)
3404(TR-180床板用座席部品更新:TR-180床板擬廃止)。
車体との嵌合も問題無い。
心配していたのはLOT差による車体高への影響だった。
3404は完成品,ジャンク品は塗装済キットで出自が異なる。
同じTR-180床板であり差は出ないはずだが念の為比較を行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/70/aca75cbd9739a48f62d80ac0c585c2cd.jpg)
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/78/9b25190b048ca61cbdccf621bc2d7bda.jpg)
3405+3404 (3408F-2)。
3405と比較したところ差異は生じなかった。
車体高が揃ったことを確認し3404が竣工した。
TR-180床板擬が廃止されたと同時に耐久試験も終了となった。
応急措置としては十分に役目を果たしたと思う。
ただ復旧を考えると接着剤固定は避けた方が得策かもしれない。
敢えて3408F-2の出番を増やしてきた。
3405+3404の復帰で再び3404F-1が主力になる可能性が高い。
3404のTR-180床板復旧は走行機会均等化にちょうど良かったと思う。
グリーンマックス製京成3400形3408F登場時仕様(3408F)を行先変更した際に3401の床板を破損させてしまった。
台車のビス締結が行えなくなり3408Fが運用離脱の危機に陥った。
緊急措置として3404の座席部品を3401に移設し応急復旧させた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/6f/f91684b1e88691c35e880a5f78d46594.jpg)
京成3400形3408F 登場時仕様。
3408F-1:[3408]-[3407]-[3406]+[3403]-[3402]-[3401]。
3408F-2:([3408]-[3407]-[3406]-)[3405]-[3404](-[3403]-[3402]-[3401])。
※スカート未装着,英字無併記[普通]種別幕+旧行先方向幕編成。
3401の代わりに3404は休車になった。
破損した個所は成田寄センターピンのビス締結部だった。
ビス締結さえ出来れば運用に復帰させられる。
座席部品は上野寄からウエイトボックスまでを元TR-180,以降はTR-200を継ぎ足しTR-180床板擬化した。
剛性は劣るものの台車締結が可能になり3404を戦列に復帰させた。
TR-180床板擬は二次に渡り加工を施し現在に至るまで長期耐久試験中だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/cc/42848525abd3221fe1e4b92787fb04bc.jpg)
TR-180床板擬を装着する3404(3408F-2)。
3408F登場時仕様は暫定6両編成(3408F-1)が基本だった。
TR-180床板擬化した3404竣工後は意図的に3405+3404を組み込む8両編成(3408F-2)の走行機会を増やした。
2コ1式のTR-180床板擬もここまでは順調に推移してきた。
ところが思わぬ助っ人が現れた。
3700形3726(3728F)の動力ユニット更新を行った際に使用したジャンク車両がビス締結仕様だった。
転用したのはFS-547非動力台車のみでその他には手を着けていない。
瑕疵の無いこの床板を用いてTR-180床板擬を廃止する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/7b/2066fb4a16bff0f725b27cbb502d8fd6.jpg)
入工中の3404。
ジャンク車両は車体の傷みが激しいだけでTR-180床板は問題ない。
しかも流用は座席部品のみで台枠は継続使用とする。
3404の床下機器を溶着させていなければ全交換出来たかもしれない。
だが予備品が無く破損リスクを避ける事にした。
仮に床板交換であれば床下機器配置変更も行えたが新たに部品確保が必要となる。
そのため床板復旧を優先し製品仕様を踏襲した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/77/c7dcb4d304b2f0f1b604920f689ba843.jpg)
元TR-200側座席部品が外せなかったTR-180床板擬。
TR-180床板擬は第二次加工を行った際にゴム系接着剤で座席部品を完全固定した。
この時は半恒久的使用が頭にあり強力固定を選択している。
床板復旧には新規TR-180床板を用いるつもりでTR-180床板擬の安定度を高めた。
ジャンク車両による復旧は予定外で第二次加工が余計な手間を招いている。
その結果座席部品の全撤去に手間取った。
元TR-180側座席部品はウエイトのみにゴム系接着剤を塗布しており無事剥がせた。
ところが元TR-200側座席部品は台枠へ強固に接着したため容易に撤去できない。
保管品とする予定を改めプラスチックドライバーで捲くる様に引き剥がしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/1e/b27ffe77976e7ec0c015d3178c3491f3.jpg)
ゴム系接着剤を除去した成田寄台枠。
何とか元TR-200側座席部品を撤去したが台枠に大量のゴム系接着剤が残ってしまった。
座席部品固定は両側共にゴム系接着剤へ頼ったため線路方向に糊が付着した。
特に成田寄は元TR-200側座席部品の全長が短く予防措置で座席部品外周まで接着剤を塗布した。
この時必要以上に接着剤を盛ったらしい。
そのためゴム系接着剤除去に大幅な時間を要している。
流し込み接着剤を併用しなかった点だけは正しかったと言えよう。
幸いセンターピン嵌合部への接着剤付着は無く座席部品交換自体には支障なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/2b/5cfa6316b30c4167688bef425a04b148.jpg)
座席部品を交換したTR-180床板。
ジャンク車両から転用するのは座席部品とウエイトである。
TR-180床板擬は台枠との遊びを抑えるためウエイトをボックス内に接着していた。
わざわざ剥がしてまで流用する理由は無く元TR-180座席部品ごと保管品に廻している。
なお元TR-200側座席部品も今後の参考になり得るため破棄はしない。
座席部品交換によりTR-180床板に戻った。
台車締結も無事行えたため走行時の不安は一掃されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/cc/42848525abd3221fe1e4b92787fb04bc.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/88/477414f48d39081f5a05a67c83a29f39.jpg)
3404(TR-180床板用座席部品更新:TR-180床板擬廃止)。
車体との嵌合も問題無い。
心配していたのはLOT差による車体高への影響だった。
3404は完成品,ジャンク品は塗装済キットで出自が異なる。
同じTR-180床板であり差は出ないはずだが念の為比較を行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/70/aca75cbd9739a48f62d80ac0c585c2cd.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/78/9b25190b048ca61cbdccf621bc2d7bda.jpg)
3405+3404 (3408F-2)。
3405と比較したところ差異は生じなかった。
車体高が揃ったことを確認し3404が竣工した。
TR-180床板擬が廃止されたと同時に耐久試験も終了となった。
応急措置としては十分に役目を果たしたと思う。
ただ復旧を考えると接着剤固定は避けた方が得策かもしれない。
敢えて3408F-2の出番を増やしてきた。
3405+3404の復帰で再び3404F-1が主力になる可能性が高い。
3404のTR-180床板復旧は走行機会均等化にちょうど良かったと思う。