試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3300形モハ3344[3344F] 標準色 特急成田山号仕様 (ヘッドマークステッカー試作)

2015-09-21 21:46:37 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形3,4次車3344F標準色晩年仕様モハ3344(3344F-2)を入場させました。
特急成田山号では上野寄最後尾車両にもヘッドマークが掲示されました。
この[さよなら3300形]ヘッドマークを製作しモハ3344標準色特急成田山号(3344F-3)に仕立てます。


京成3300形モハ3344標準色晩年仕様(3344F-2)。

当初計画では製品仕様を踏襲する予定でした。
しかし3304F/3344Fからはライトケースに変更がありました。
乗務員室内への漏光が発生するため3316F新赤電色LOT品と振り替えます。


入工中のモハ3344

1次車3316F新赤電色クロスシート試作車(3316F-1)は4+2編成(3316F-2)が基本です。
よってモハ3313が先頭に立つ機会は無くこのライトケースを転用します。
但しモハ3344用ライト基板は流用します。


ライト基板を入れ替えたライトケース。

モハ3344用とモハ3313用のライトケース構造は変わっていません。
白色発光が際立つライト基板も前LOT品と同一寸法でした。
そのため双方とも従前と同様に組み立てられています。


ハイブリッドライトケース (モハ3313用,モハ3344用)。

モハ3344用ライトケースの各プリズムは蒸着処理が施されています。
ライト基板の光量が上がったためケース外殻以外も漏光対策が必要でした。
一方モハ3313用ライトケースは何も加工しないまま組み立てています。


[S1K]運行番号表示器,[さよなら3300形]ヘッドマーク:自作ステッカー。

[さよなら3300形]ヘッドマークと運行番号[S1K]表示は同時製作です。
実車から起こした原版ですが貫通路桟板を回避するため若干上方向へずらして貼り付けています。
そのためステッカー上辺と赤帯が被っています。


モハ3344:[S1K [さよなら3300形] 成田]:ヘッドマークステッカー貼付。

なお前面助士側青帯への加飾は省略しています。
種別表示器窓セルはモハ3333と同程度の溶着具合でした。
ここで色地[特急]種別幕が無いと気付き自作[]表示を代用して仮組立しました。


自作した色地[特急]種別幕。

[さよなら3300形]ヘッドマークの見附は悪くなく思えました。
訂正は不要であり色地[特急]種別幕のみを新たに製作しています。
やはり実車画像を原版とし幕幅は28mmで出力しました。


色地[特急]種別幕を取り付けたモハ3344

再び分解しますがライトケース振替の弊害が出ました。
蒸着処理の代だけ太くなった前照灯プリズムが抵抗となりケースがばらばらになりました。
装着時には余り手応えを感じておらず少々意外でした。


モハ3344 点灯試験[S1K 特急 [さよなら3300形] 成田]:ライトケース振替車。


モハ3320 点灯比較[B57 普通 津田沼]:3320F-4(旧LOTライトケース装着車)。


モハ3304 点灯比較[B51 普通 千葉中央]:3304F-6(新LOTライトケース装着車)。

再度組み立て点灯試験へと移行しました。
新LOTライト基板と旧LOTライトケースの組み合わせは初です。
3344F-1,3304F-1で気になった前尾灯の同時点灯ですが大幅に軽減されました。


[成田]幕を貼り替えたモハ3333(3344F-3)。

モハ3344標準色特急成田山号仕様(3344F-3)が竣工しました。
行先方向幕ステッカーは3320F付属品です。
併せてモハ3333(3344F-3)も貼り替え3304F/3344F付属品を廃しています。

※改訂:2024年8月1日
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