試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クハ101-85[ラシ107F] 弁天橋区仕様用屋根板交換施工 (元クモハ101-170[Mc170]用屋根板再用) ※'旧製品

2016-05-19 21:19:09 | 国鉄/JR101系
先手。

KATO製JR101系ラシ107F(Mc202)の5号車となるクハ101-85(旧製品)はクハ101-81(元ツヌ308F:Tc81)を種車に竣工させた。
この時保留車に廻ったクハ101-75(ツヌ118F:Mc155←旧ツヌ118F:再生産品)はまだプロトタイプが決まっていない。
先の入場ではクハ101-85(←クハ101-81)と床板を振替えただけに留まり外観は再生産品車両同等であった。


JR101系クハ101-85(ラシ107F)。
※旧製品。

一方クハ101-85(ラシ107F)には旧製品LOTクハ101形用床板を充当しており旧製品車両仕様が保たれている。
運転台付中間組込車でもあり床板交換以外に手を加える必要は無く製品原形に近い部品構成で竣工となった。
だがここに来てクハ101-75(ツヌ118F:再生産品)の戦列復帰に際し旧製品LOT屋根板が必要となる可能性が高まった。
そこで数に限りのある旧製品LOT屋根板を捻出するためクハ101-85を再入場させている。


入工中のクハ101-85。

屋根板はクモハ101-201(ラシ101F:Mc201)竣工時に保管品へ廻った元クモハ101-170(Mc170:弁天橋区仕様)用を起用した。
弁天橋区仕様用屋根板と再生産品LOT屋根板とは殆ど色温度が変わらず現状のまま転用できる。
クモハ101形,クハ101形,クハ100形共通の屋根板だが保管品には良好な旧製品LOT屋根板が無かった。
過去第二次冷房改造車改装等により非冷房車用屋根板はある程度捻出されたはずだった。
だがこのうち1両分は旧クモハ101-197(トタ冷房5F:Mc198)へ一時充当していた関係でランボードが敷設済である。
他にも加工失敗で無駄にした個体まで含まれクハ101-75(ツヌ118F)の旧製品LOT屋根板交換には対応出来ない状況だった。
今更ながら2015年10月に竣工したクモハ101-201(弁天橋区仕様)が再び屋根板の遣り繰りを可能にしてくれた。


裏面処理が異なる屋根板 (元クモハ101-170用,クハ101-85用)。

クモハ101-170,クハ100-86(弁天橋区仕様)屋根板は裏面まで塗料が廻り込んでおり一目で識別できる。
再生産品LOT屋根板も同じ仕上がりになっており恐らく塗装工程は同一だと思われる。
トタムコ3F(Mc78)以降から徐々に塗料が吹き込むようになっておりLOTの区別は付け易い。
各々著しい色温度差ではないものの融通が利く今のうちに振り替える作戦とした。
保留車のうち屋根板交換が困難なクモハ100-108(ツヌ118F:旧製品←ツヌ118F)は現状のまま復帰させるしかない。
今回クモハ101-155(ツヌ118F:旧製品←ツヌ118F)も手が出せなくなり保留車再編編成は屋根板色温度統一が放棄された。
取り敢えずユニット間だけ屋根板LOTを揃えその他車両はばらばらとして見切る方向である。




クハ101-85(弁天橋区仕様車用屋根板交換施工)。
※旧製品。

クハ101-85(ラシ107F:旧製品)はベンチレーターを差し替えた元クモハ101-170用屋根板に嵌め替えただけで竣工した。
地味な存在の運転台付中間組込車ではあるものの意外かつ重要な用途が残されていた。
余り気にしていなかったラシ107Fの屋根板色温度だが出自編成や保留車都合で勝手に収斂しつつある。
残る作業は十代目ツヌ118F(再生産品)構成車3両の改番に絞られようやくラシ107Fも出場が見えてきた気がする。
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