試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3200形4次車 3298F 標準色 晩年仕様 英小文字併記種別幕編成

2015-11-16 21:43:15 | 京成線:3200形
マイクロエース製3200形は3264F新赤電色から行先表示器の基準幕が再現されました。
これが効果的に映り過去の製品へ青マッキーによる色挿しを進めています。
作業自体は軽加工ですが強力に固定された側面窓セルの取り外しが課題でした。


京成3200形4次車 3298F 標準色 晩年仕様。
[3298F-1]:[3298]-[3297]-[3296]-[3295]。
※英小文字併記種別幕編成。

3232F標準色後期仕様では三分割を採用する車両まで出現しました。
戸袋吹寄が広い両開扉車なら切断箇所選択の自由度が広がります。
しかし片開扉車はS字形成形部に限られる難しさがあると思いました。


入工中のモハ3297。

仮に分割箇所と溶着箇所が重なってしまうと破損を招きかねません。
デザインナイフは側面窓セルが剥離する際に深く入ってしまう場合があります。
これまでの失敗事例もありニードルを差し込む方式へ切り替えました。




モハ3297(側面行先表示器基準幕再現施工)。

モハ3297,モハ3296とも側面窓セルは二分割されており切断には至りませんでした。
但しモハ3297はS字形成形部と溶着箇所が重なっていました。
少しずつニードルで当該部を開削し撤去へと持ち込みました。


入工中のモハ3298。

戸袋吹寄が狭いためゴム系接着剤塗布は嵌合爪裏面に変更しました。
モハ3298,モハ3295は運行番号表示器設置の際に分解しています。
この時側面窓セルを取り外したため構造は把握していました。




モハ3298(側面行先表示器基準幕再現施工)。

側面窓セルは固定していませんでした。
しかしモハ3295で窓サッシ印刷劣化が確認された関係でゴム系接着剤を塗布しました。
少しでも擦過を防ぐ狙いですが効果は不明です。


修正した窓サッシ印刷(モハ3295用)。

印刷劣化は主に海側で生じていました。
マスキングを行い油性ペイントマーカーで補修しています。
ただ若干マスキングが甘かったらしく側面窓内はみ出してしまいました。




モハ3295(側面行先表示器基準幕再現,側面窓セル窓サッシ印刷補修試行)。

傷付ける確率が高く思え除去は行いませんでした。
時間が経過すれば消去できるかもしれません。
モハ3295を側面窓セル窓サッシ印刷補修試作車とし様子を見ます。

●3200形京成線出場
※改訂:2024年9月14日
この記事についてブログを書く
« 京成3200形モハ3296[3298F] ... | TOP | クハ100-43[ツヌ124F] 車体振... »