連鎖。
TOMIX製103系High-Grade製品クハ103-819(朱色1号)の第二次整備を開始した。
これでツヌ322F向け103系は全車入場に至っている。
クハ103-819は誤乗防止ステッカー貼付の他に運転台側の床板嵌合が怪しく併せて原因追究も行う。
国鉄103系クハ103-819(朱色1号)。
クハ103-819は運転台側TR62の車輪が1軸外れた状態で回着した。
台車復旧は容易だったがクハ103-826(ツヌ322F)に比べ前面車体裾と連結器の幅が広いように感じていた。
脱輪と床板嵌合には関連があったのかもしれない。
先ずは車体裾と連結器の位置関係をクハ103-826同等に出来るか修正を図る。
入工中のクハ103-819。
クハ103-819の床板は運転台側の座席部品と台枠の隙間がやや広くなっていた。
このためか車体と嵌合させる際は尾灯レンズ固定位置都合により床板の角度を調整する必要があった。
またこれに連動して連結面側の嵌合も渋くなり全体的に車体と合っていないように思えた。
試しにクハ103-826の床板を嵌め込むと支障無く受け入れる。
床板側に瑕疵があるのは明らかで早速分解した。
分解された床板一式。
外観上では特に問題なく見える。
しかし仔細に確認すると運転台側台枠が下垂していた。
下垂が始まっていた箇所は尾灯用導光プリズム取付部からだった。
導光プリズム自体もやや浮きがあり嵌め直している。
これでも一直線状に戻らなかったためTNカプラー取付部から先を軽く上方向に湾曲させた。
嵌め直した尾灯用導光プリズム。
床板を組み直すと運転台側の下垂は姿を消していた。
座席部品と台枠の隙間も無くなりクハ103-826用床板とほぼ同形状に改まった。
車体へ組み込むと細工前の渋さは廃されこれまでのクハ103形High-Grade製品と変わらない嵌合具合に変わった。
床板下垂は尾灯用導光プリズム取付が発端でこれが台枠変形を招いたと思われる。
但し脱輪との因果関係は掴めなかった。
座席部品に接する台枠。
床板嵌合が渋かったのは台枠に取り付けられている尾灯レンズが下方向を向いていたためだろう。
車体の尾灯用孔に嵌まる角度が既存のクハ103形と異なったため通常とは違う差込方向にさせた可能性が高い。
加えて運転台側台枠の下垂も重なり連結面側の床板嵌合をし難くさせていたと思われる。
この修正で車体裾と連結器位置もクハ103-826と揃い両先頭車の差異は無くなった。
同一位置に貼付されるクハ103形側面用誤乗防止ステッカー (クハ103-819,クハ103-826:方転)。
側面用誤乗防止ステッカー貼付はクハ103-826と同位置である。
クハ103-826が逆転配置のため方転すると見附が変わらなくなる。
クハ103-819より後にクハ103-826を入場させると貼付位置を間違える確率が高まると思われた。
床板修正の件もありクハ103-826を先に竣工させた判断は正しかったと思う。
↓
クハ103-819 [51C 津田沼]:誤乗防止ステッカー貼付,連結器位置修正。
誤乗防止ステッカーは前面用,側面用共に本来の寸法に近い切り出しを行えた。
側面用はサハ103-500と同じ四段目だが黒線部だけの切除も上手く行ったと思う。
なお前面用誤乗防止ステッカーは複数製作したうちの一部に文字滲みが見られた。
これが経年劣化なのか印刷都合なのか判らない。
クハ103-826では気付かなかったが経過を見た方が無難だろう。
クハ103-819 点灯試験[51C 津田沼]:前照灯。
クハ103-819 点灯試験[51C 津田沼]:尾灯。
クハ103-826 点灯比較[51C 津田沼]:ツヌ322F。
台枠修正時に尾灯用導光プリズムを嵌め直したため尾灯点灯が不安要素だった。
点灯試験では特に不備は現れずクハ103-826とも変わりない。
台枠を湾曲させた影響は無かったと思われる。
クハ103-819は脱輪,導光プリズム嵌合不足,台枠湾曲と3つのメーカーエラーが重なった。
最終的には何れもクリアし回着時の不具合は一掃されている。
↓
クハ103-819(ツヌ322F:誤乗防止ステッカー貼付)。
床板修正へ割いた時間を考えるとクハ103-819が最終入場車で良かったかもしれない。
ツヌ322Fは所要車両の手配ミスで入場順が前後した。
中間車の細工項目が軽度でクハ103-819の整備は落ち着いて迎えられている。
クハ103-819竣工を以て全車の整備が終了しツヌ322Fは出場となる。
TOMIX製103系High-Grade製品クハ103-819(朱色1号)の第二次整備を開始した。
これでツヌ322F向け103系は全車入場に至っている。
クハ103-819は誤乗防止ステッカー貼付の他に運転台側の床板嵌合が怪しく併せて原因追究も行う。
国鉄103系クハ103-819(朱色1号)。
クハ103-819は運転台側TR62の車輪が1軸外れた状態で回着した。
台車復旧は容易だったがクハ103-826(ツヌ322F)に比べ前面車体裾と連結器の幅が広いように感じていた。
脱輪と床板嵌合には関連があったのかもしれない。
先ずは車体裾と連結器の位置関係をクハ103-826同等に出来るか修正を図る。
入工中のクハ103-819。
クハ103-819の床板は運転台側の座席部品と台枠の隙間がやや広くなっていた。
このためか車体と嵌合させる際は尾灯レンズ固定位置都合により床板の角度を調整する必要があった。
またこれに連動して連結面側の嵌合も渋くなり全体的に車体と合っていないように思えた。
試しにクハ103-826の床板を嵌め込むと支障無く受け入れる。
床板側に瑕疵があるのは明らかで早速分解した。
分解された床板一式。
外観上では特に問題なく見える。
しかし仔細に確認すると運転台側台枠が下垂していた。
下垂が始まっていた箇所は尾灯用導光プリズム取付部からだった。
導光プリズム自体もやや浮きがあり嵌め直している。
これでも一直線状に戻らなかったためTNカプラー取付部から先を軽く上方向に湾曲させた。
嵌め直した尾灯用導光プリズム。
床板を組み直すと運転台側の下垂は姿を消していた。
座席部品と台枠の隙間も無くなりクハ103-826用床板とほぼ同形状に改まった。
車体へ組み込むと細工前の渋さは廃されこれまでのクハ103形High-Grade製品と変わらない嵌合具合に変わった。
床板下垂は尾灯用導光プリズム取付が発端でこれが台枠変形を招いたと思われる。
但し脱輪との因果関係は掴めなかった。
座席部品に接する台枠。
床板嵌合が渋かったのは台枠に取り付けられている尾灯レンズが下方向を向いていたためだろう。
車体の尾灯用孔に嵌まる角度が既存のクハ103形と異なったため通常とは違う差込方向にさせた可能性が高い。
加えて運転台側台枠の下垂も重なり連結面側の床板嵌合をし難くさせていたと思われる。
この修正で車体裾と連結器位置もクハ103-826と揃い両先頭車の差異は無くなった。
同一位置に貼付されるクハ103形側面用誤乗防止ステッカー (クハ103-819,クハ103-826:方転)。
側面用誤乗防止ステッカー貼付はクハ103-826と同位置である。
クハ103-826が逆転配置のため方転すると見附が変わらなくなる。
クハ103-819より後にクハ103-826を入場させると貼付位置を間違える確率が高まると思われた。
床板修正の件もありクハ103-826を先に竣工させた判断は正しかったと思う。
↓
クハ103-819 [51C 津田沼]:誤乗防止ステッカー貼付,連結器位置修正。
誤乗防止ステッカーは前面用,側面用共に本来の寸法に近い切り出しを行えた。
側面用はサハ103-500と同じ四段目だが黒線部だけの切除も上手く行ったと思う。
なお前面用誤乗防止ステッカーは複数製作したうちの一部に文字滲みが見られた。
これが経年劣化なのか印刷都合なのか判らない。
クハ103-826では気付かなかったが経過を見た方が無難だろう。
クハ103-819 点灯試験[51C 津田沼]:前照灯。
クハ103-819 点灯試験[51C 津田沼]:尾灯。
クハ103-826 点灯比較[51C 津田沼]:ツヌ322F。
台枠修正時に尾灯用導光プリズムを嵌め直したため尾灯点灯が不安要素だった。
点灯試験では特に不備は現れずクハ103-826とも変わりない。
台枠を湾曲させた影響は無かったと思われる。
クハ103-819は脱輪,導光プリズム嵌合不足,台枠湾曲と3つのメーカーエラーが重なった。
最終的には何れもクリアし回着時の不具合は一掃されている。
↓
クハ103-819(ツヌ322F:誤乗防止ステッカー貼付)。
床板修正へ割いた時間を考えるとクハ103-819が最終入場車で良かったかもしれない。
ツヌ322Fは所要車両の手配ミスで入場順が前後した。
中間車の細工項目が軽度でクハ103-819の整備は落ち着いて迎えられている。
クハ103-819竣工を以て全車の整備が終了しツヌ322Fは出場となる。