試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

国鉄103系津田沼電車区324F [Tc217] 朱色1号混色:R-Y-R-Y-R編成 (103系0番代 F&MODELS製貫通幌取付)

2015-09-12 21:30:06 | 国鉄/JR103系出場:総武・中央線
拡大展開。

KATO製103系とKATO製101系から103系編入を施したサハ103形750番代組込編成が5編成存在する。
これまでサハ103形750番代との連結部だけF&MODELS製貫通幌を取り付けていた。
F&MODELS製貫通幌と101系貫通幌の形状が異なり違和感を抱き編成単位での取付は見送った。


国鉄103系ツヌ324F 朱色1号混色編成(1983/4)。
ツヌ324F-1:Tc217-M337-M'493-T768-M338-M'494-T769-M339-M'495-Tc218

ところが時間の経過と共に貫通幌の無い103系0番代同士の連結面に物足りなさを感じるようになった。
特にコントラストが強く出る朱色1号編成でこの傾向が見られた。
そこで103系0番代にも貫通幌を取付け見映えが変化するか確かめる。
試験的に取り付けるため施工は1編成のみとする。
5編成のうち最も個性を放つツヌ324F-1(Tc217:朱色1号混色編成)を試行対象とした。


モハ102-493+サハ103-768 (ツヌ324F-1:モハ102形0番代+サハ103形750番代)。


クハ103-217+モハ103-337 (ツヌ324F-1:クハ103形0番代+モハ103形0番代)。

幌座のみの103系0番代と貫通幌取付済サハ103形750番代では連結部に差が出てしまう。
これが連結面のみ貫通幌を取り付けた最大の理由だった。
編成内では当然103系0番代同士の連結部が圧倒的に多い。
この事が連結面間隔を余計に目立たせる原因だったと思う。
KATO製103系0番代は幌座が薄く連結面間隔が余計に広く見える。
貫通幌天地より連結面間隔の差が目立つ様に感じた。
F&MODELS製貫通幌は入り目が4両分で10両編成単位だと半端が出やすい。
残は1両分で新たに調達したがツヌ324F-1に取り付けても再び余剰が出てしまう。
せめて5両分にしてくれれば良かった。
しかし今回は残りの活用法を考えており気にしなかった。
効果によっては残り4編成にも取付る可能性があるため再度導入に至る事も有ると思う。
取付は至って簡単である。
KATO製103系量産冷房車の幌座に形状を合わせてあり車体に面する側へ接着剤で固定するだけで済む。
今後撤去も考えられるためゴム系接着剤を使用した。
極微量を貫通幌上下に塗布し固着を待った。




クハ103-217+モハ103-337 (F&MODELS製貫通幌装着車+F&MODELS製貫通幌装着車)。

さすがKATO製103系量産冷房車用だけあり連結部の曲線通過性能に影響は無い。
車体成形を起因とする貫通幌の天地不足は解消しようがなくここはどうしようもない。
朱色1号車体と灰色成形品の貫通幌はいいコントラストになった。
全車KATO製103系量産冷房車であれば特に違和感を抱かないだろう。
サハ103形750番代組込編成に取付けた事が裏目に出ただけだと思う。

10両全車に貫通幌が取付けられたツヌ324F-1は再出場した。
後は走行時にどれだけ印象が変わるかに懸かる。
撤去,ツヌ324F-1単独施工,全編成施工かの何れかになる。
暫く様子を見てから決断したい。

※サハ103形750番代組込全編成取付完了。

この記事についてブログを書く
« 京成3200形モハ3239[3240F] ... | TOP | JR205系三鷹電車区21F [Tc104... »