試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

モハ102-1210[ミツK6F] 青帯未更新車 動力ユニット整備 (性能復元)

2015-11-13 21:35:33 | 国鉄/JR301系,103系1000番台
マイクロエース製JR103系1200番代ミツK6F青帯未更新車(Tc1204)の挙動が怪しくなってきました。
安定感を欠いており急発進や段付加速が激しくなっています。
定速維持も難しく通電不良を疑いました。


JR103系1200番代ミツK6F 青帯未更新車。
[ミツK6F]:Tc1204-M1211-M'1208-M1210-M'1207-T430-M1214-M'1210-M1212-M'c1204
※イメージ編成:全車非ユニット窓。

種車は旧ミツK7F青帯車(Tc1201)7両口が主力です。
当方の同社製製品では古参組に入ります。
動作不良解消に併せて動力ユニット整備を行います。


入工中のモハ102-1210。

モーターカバーを兼ねる床下機器はプラスチックドライバーを用いました。
嵌合爪を広げて外そうとするよりも数段効率が良いためこの方法を採用しています。
なおモハ300形用よりもユニットカバーの嵌合爪数が減らされていました。


カバーを取り外した動力ユニット。

意外にも導電板は綺麗な状態を保っていました。
ただ台車集電板との接触部には僅かな緑錆が現れていました。
挙動が安定しない一番の要因はこれだと思います。


グリス量が少なかったDT33動力台車(中野寄)。

コンパウンドで磨き出しを行っただけで輝きを取り戻せています。
DT33動力台車も乾燥こそ進んでいるものの純正グリス量は少な目でした。
これを拭き取りタミヤ製グリスを馴染ませています。


整備を終えた動力ユニット。

車輪の動きから渋さが消えました。
さっそくの駆動試験でも淀みない加速が確認できました。
起動電流値が下がりましたがこれは台車清掃が効果的だったと思います。




モハ102-1210(動力ユニット整備施工)。

モーターへの注油は行っていません。
またギア類のクリーナー浸け込みも省略しました。
若干簡易的な施工内容のため動向を注視する予定です。

●動力ユニット整備
※改訂:2024年9月11日
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