試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3600形3668F 現行色 VVVF制御編成 回着 ※失敗記録:第一次整備中断

2016-02-18 21:43:01 | 京成線:3600形
難航。

2016年2月はマイクロエースから京成形式が一挙リリースされた。
全編成が同日中に回着しどの編成から着手するか悩む。
各種検討の上完成品では初登場になる京成3600形系列とした。


京成3600形3668F 現行色 VVVF制御編成。
3668F:3668-3621+3608-3601+3628-3661。

どの様に整備を進めるか考えなければならない。
特に先頭車は点灯関連の部品構成が改まったため新たな減光対策が必要となる。
そのため中間車化改造車を含む3668Fが入場一番手に選ばれた。
製品はモハ3621,サハ3608,サハ3601の防護無線アンテナが撤去されている。
またモハ3621,サハ3608の前面種別表示窓が埋め込まれており2011年6月以降がプロトタイプになる。
そのため[K'SEI]CIマークを剥離し登場時仕様を再現するには敷居が高くなる。
登場時の暫定4両編成対応も念頭にあったが仕様の前に断念した。


モハ3668(3668F)。


モハ3621(3668F:動力車)。


サハ3601(3668F)。


サハ3608(3668F)。


モハ3628(3668F)。


モハ3661(3668F)。

動力車は補器類を搭載するモハ3621である。
所有する6両編成は極力2号車に動力ユニットを振り替えてきた。
モハ3628とは機器構成が異なるため3668Fは5号車で動力車が固定される。
試作品で気になっていた点も明らかになった。
3300形現行LOTで廃止されたMG抵抗器の色挿しが復活した。
その一方で側面行先表示器は基準幕化されていない。
MG抵抗器はともかく側面行先表示器がクリアに戻ったのは痛い。
分解して色挿しを行う必要がある。
3658F(8両編成:3658F),芝山鉄道3600形3618F(3618F)は楽に整備を終えられるかと思っていたが計算が狂っている。


入工中のモハ3668。

さっそく第一次入線整備に取り掛かった。
分解は東急車輌製の特徴である車体裾の補強梁が影響し床板の取り外しに一癖ある構造だった。
しかも種別表示器用プリズム位置が曲者で嵌合爪から浮かせた後に連結面側から引き抜かなければならない。
これに気付いたのは組立時だった。
種別表示器用プリズムがずれて嵌合出来なくなった。
まさか分解に労するとは思ってもいなかった。


モハ3668運転台側室内。

部品構成は前尾灯プリズム以外一体成形に見える。
よって種別幕は表貼りの確率が高くなった。
貫通扉も成形によるもので中間車化改造車の貫通扉開放も不可能と判明している。


TNカプラーSP化した運転台側。

ダミーカプラーは相変わらず頼りなく得意の遠近法も採用されていない簡素なものだった。
慣例に従いTNカプラーSPに交換する。
連結面側はKATOカプラーAタイプ化を施した。
なお3600形系列ではBタイプ用アダプターが廃止されている。


車体裾に支障するTNカプラーSP。

ここまでは比較的順調に推移していた。
ところが嵌合に苦労した。
前途の通り種別表示器用プリズムがずれたため床板が全く嵌まらなくなった。
やや強引に嵌込んだが今度はTNカプラーSPが車体裾に当たり床板が反ってしまう。
第一次整備を終わらせ中間車化改造車でプリズム,ライトレンズ構成を確認しようと考えていたが先に進めなくなった。
既に種別・行先方向幕の絞り込みを済ませていたがその前に壁が立ちはだかった。
編成単位での第一次整備は断念し1両ずつ作業を進める。
カプラー交換問題解決を優先するため3668F出場は遅くなるだろう。

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2 Comments

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Unknown (Unknown)
2016-02-21 15:15:06
いつもブログ拝見しております

自分も京成3600を3種類購入しTNカプラーにしました

削ればうまく収まりますよ
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御礼 (快特)
2016-02-21 17:20:04
Unknown様

ご閲覧ありがとうございます。

手順を1日毎に掲載しておりまして先日根本原因が判りました。

車体の仕様には参りましたが何とかなりそうですね。
ただTNカプラー線バネ仕様のストックが有りますので3編成とも同一手法に収まりそうです。

情報ありがとうございました。

引き続き宜しくお願い致します。
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