試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3600形3658F 現行色 8両編成仕様 回着 (行先方向幕貼付,避雷器固定化施工) ※中期仕様種車

2016-03-03 21:45:07 | 京成線:3600形
第二陣。

マイクロエース製京成3600形2編成目の入場は3658F現行色(3658F)とした。
3668F現行色VVVF制御編成現行仕様(3668F)は中間車化改造車が組み込まれ実質全車先頭車を整備したようなものだった。
3658Fは純粋な中間車が組成される編成である。


京成3600形3658F 現行色 8両編成。
3658F:3658-3657-3656+3603-3602+3653-3652-3651。

製品は6両編成の3658Fに3608Fから脱車させたモハ3603+モハ3602を組み込んだ8両編成化後がプロトタイプとされた。
運行番号表示器がLED化された2003年中盤以降が該当する。
動力車はモハ3602である。
モハ3656と床板を入れ替えれば6両編成にも対応できるが[K'SEI]CIマーク剥離が必要になる。
[K'SEI]CIマーク貼付車の暫定6両編成は3618Fで実績があるものの3658Fには該当しない。
3668F同様思ったより選択肢が限られるのが京成3600形系列の特徴かもしれない。
プロトタイプが被るため3668Fとの印象差は小さい。
中間車の登場が目新しい部分ではある。
モハ3602の成田寄パンタグラフ撤去跡を再現しており編成では目立つ存在になる。


クハ3658。


モハ3657。


モハ3656。


モハ3603。


モハ3602(動力車)。


モハ3653。


モハ3652。


クハ3651。

3600形系列では各車両とも本整備に突入する。
その前に検品時で気になった点を修正する。
モハ3656の避雷器が傾いていた。
PT-43形パンタグラフ台枠下に大きな差込口が設けられていたがこれが廃止された。
代わりに台枠に小さな取付孔が設けられそこへ避雷器を差し込むように変わった。
避雷器の傾斜が気になったのは成田寄パンタグラフだった。
しかし上野寄パンタグラフの避雷器もぐらつきがある。
接着剤使用かは不明だがここは補強しておいた方が良い。
下側から流し込み接着剤で溶着させている。
3668Fでは無かった症状で個体差によるものだろう。


避雷器とパンタグラフを修正したモハ3656。

また成田寄パンタグラフは全く上昇姿勢が保てなかった。
菱形パンタグラフの修正は手慣れているが下枠交差式は何処がポイントか判らない。
ひとまず上枠を[/]形に圧縮するいつもの手を使った。
手馴れた菱形パンタグラフとは違い思い通りにならなかったが一定位置までは上昇するようになった。
急場凌ぎであり原因追究までは至らず本整備時に調整する。


3658F付属ステッカー。

ステッカーは芝山3600形3618F(3618F)共用品だった。
3668Fも含めて行先方向幕の種類を増やしても良かったと思う。
3200形3264F新赤電色(3264F)の大判ステッカーは予備も多く色々と助かり今でも活躍している。
3658Fも行先方向幕の絞り込みを終えている。
まだ運行番号表示,種別は仮決定で竣工までに確定させる。
ひとまずクハ3658,クハ3651へ行先方向幕ステッカーを貼付した。


[(東成田)芝山]:マイクロエース製ステッカー。

東成田線系統はマイクロエース製3200形3216F試験塗装色ライトブルー編成(3216F-2)の[東成田]が唯一の存在だった。
3600形で増強を考えていたため[(東成田)芝山]を選択している。
製品付属ステッカーは用いず3668Fに揃え3300形用を使用した。
敢えて[芝山千代田]と表示しない幕は特徴的で面白い。

第一次整備は今までになく簡易な工程だった。
3600形の構造的仕方がないが手こずるよりは数段良いだろう。
今後は先ず中間車を入場させ部品構成を確認したい。

この記事についてブログを書く
« 京成3200形3216F 試験塗装色... | TOP | 京成3600形モハ3657+モハ3656... »