試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3200形3264F 2,3次車 新赤電色 後期仕様 英字併記行先方向幕編成

2015-04-25 21:26:47 | 京成線出場
恒例。

一連の整備を終えてマイクロエース製京成3200形3264F新赤電色が出場した。
富士川車輌工業製ステッカーの[(千葉) 大森台]の消滅を防ぐ珍しい名目で新赤電色編成が戦列に加わっている。




京成3200形3264F 新赤電色 後期仕様。
3264F:[3264]-[3263]+[3228]-[3227]-[3226]-[3225]。

導入目的の通り行先表示類は[B25 普通 (千葉) 大森台]とした。
3240F現行色から運行番号表示器ごと移設したため[B25]は自作ステッカーである。
新赤電色と英字併記行先方向幕の組合せは短期間で消滅している。
これに[大森台]が更にプロトタイプの幅を狭くし1993年8月~1995年1月の間に見られたスタイルとなった。
なお3264Fは現行色化後に英字無併記の旧幕へ交換されそのまま運用を離脱している。
この点も特色を出せたと思う。


3150形3194F,3264F。

グリーンマックス製3150形3194Fは1993年11月~1995年3月の前期仕様へプロトタイプを改めた。
ようやく同時期に運行された仕様が並ぶことになった。
共に過渡期のスタイルで積極的に選択するオーナーさんは少ないと思われる。
両編成が[大森台]になったのは偶然だった。
3194Fは現行色前期仕様のスポット感を強める目的で[大森台]とした。
一方3264Fは[(千葉) 大森台]再用が前提だったため経緯は異なる。
京成形式全般ではやや隙間を狙い過ぎる傾向がある。
千葉線を主体としている都合で必然的に行先表示が絞られてしまう。
現行ダイヤの京成車運用は[ちはら台],[千葉中央],[津田沼],[上野]の4種しか存在しない。
よってこの様な短期間のプロトタイプが次々と現れる結果になった。
新京成線との相互直通運転ならば[松戸]が加わり選択肢が増えていただろう。


3264F新赤電色サイドビュー(モハ3225)。

サイドビューは3300形3312F,3316Fに近いが台車,台車色や[クロスシート試作車]ステッカー等の違いがある。
台車は全車KS-121で3240FのFS-361+KS-121の異形式台車混結仕様から変えてきた。
ちなみにFS-361は脱線機構が標準で付いてくる欠陥があり床板の加工が必要になる。
その加工が無かったのは非常に助かった。
それでも同一金型で新鮮味は全く無く注目点はあくまで[(千葉) 大森台]である。

旧行先方向幕時代の[成田空港]や[宗吾参道]でも面白かった。
しかしこれを再現するならグリーンマックス製3150形新赤電色にしていただろう。
そもそも増備対象にならなかったかもしれない。
それだけこの方向幕には引きつける魅力があった。
三文字の圧縮文字配置は他に無く独特の表示だったことが3264Fを導入させた。
導入コストも0であり新赤電色は購入しないという自主規制は破ったものの満足の行く結果になった。
3264F以降の新赤電色投入は新製品に限られると思う。

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