逆手。
所属するJR103系ラシ336F-2(Tc433)はTOMIX製旧製品,KATO製量産冷房車,グリーンマックス製の3社混結編成である。
保留車や車両異動で組成した10両編成であり元々屋根上見附が揃っていなかった。
この状態は当分続くと思われグリーンマックス製モハ103-142+モハ102-267のベンチレーター交換を行う。
JR103系ラシ336F (1993/10)。
ラシ336F-2:Tc433-[M142]-[M'267]-[T346]-[M534]-[M'690]-T359-[M560]-[M'716]-Tc434。
TOMIX製モハ103-534+モハ102-690は屋根上見附が大幅に異なり編成から浮く可能性があった。
そのため屋根板:濃灰色,ベンチレーター:ねずみ色1号で塗装している。
ベンチレーターへの塗装はモハ103-142+モハ102-267に見附を近付ける狙いがあった。
しかしKATO製サハ103-346(ラシ336F-2)へAssyベンチレーターを装着したため効果が相殺されてしまった。
KATO製クハ103-433,クハ103-433も屋根上の対比を強める目的でAssyベンチレーターを搭載させた。
モハ103-534+モハ102-690は車体形状自体が異なりねずみ色1号で塗装したベンチレーターでも違和感は強く出ないと考えた。
そこでラシ336F-2はAssyベンチレーターでの統一に梶を切る。
モハ103-142(ラシ336F-2)。
モハ103-142+モハ102-267のベンチレーター交換でグリーンマックス製103系用ベンチレーターを捻出できる。
ラシ335F-3はグリーンマックス製ベンチレーターでの統一を目指している最中で都合が良かった。
絶対数の少ないAssyベンチレーターは元クハ103-773(元ラシ333F)から撤去した3器等を加え1ユニット分の確保に至った。
早速これをモハ103-142へ転用する。
入工中のモハ103-142。
モハ103-142はモハ103-162(ラシ325F←モハ103-265)整備入場時に屋根板を振り替えた。
この際実車に倣ったAU75BH冷房機搭載車に変更されている。
AU75BH冷房機はα-model製でグリーンマックス製AU75冷房機用取付孔を拡幅し強引に固定した。
そのため屋根板裏には木工用ボンドの塊が残る。
木工用ボンドの耐性を考えるとベンチレーターは裏側から押した方が撤去し易いと考えた。
しかし屋根塗装はお約束の厚塗りで嵌合が固く爪楊枝の先が直ぐに潰れてしまう。
そこで精密マイナスドライバーを持ち出した。
ベンチレーター取付孔より幅が狭くグリーンマックス製ベンチレーターは無瑕で取り外せている。
モハ102-267,モハ103-142 (グリーンマックス製ベンチレーター搭載車,KATO製Assyベンチレーター換装施工)。
濃灰色の塗料は屋根板裏まで吹き込んでおり当然の如くベンチレーター取付孔を狭くしていた。
全て爪楊枝で断面を浚い塗料を剥がしたつもりだった。
ところが最後の一押しがなかなか決まらない。
特にAU75冷房機両側は屋根板へ負荷を掛けられない。
1器を除き捻じ込む様にAssyベンチレーターを嵌込んでいる。
その結果どうにかベンチレーター取付脚が台座に隠れる位置まで押し込めた。
車両異動の確率は低いものの0ではない。
今後ベンチレーター再交換対象となった場合には取扱いに十分注意したい。
↓
モハ103-142(KATO製Assyベンチレーター換装施工)。
続いてモハ102-267のベンチレーター交換に取り掛かった。
モハ102-267は竣工当時のまま推移しておりグリーンマックス製AU75冷房機を搭載している。
α-model製AU75冷房機とは全高が異なり揃えたい箇所ではあった。
ただ今回はベンチレーター交換が優先事項でグリーンマックス製のまま存置した。
モハ102-267(ラシ336F-2)。
モハ103-142と変わらなかったのは屋根板塗装の厚塗りである。
モハ103-162+モハ103-300は屋根板交換によりユニット間での仕上がりが揃っていない。
屋根板交換の狙いはAU75BH冷房機以外にモハ103-142+モハ102-267の統一を優先したと思われる。
元々厚塗りだったモハ102-267のベンチレーター撤去も難航した。
ベンチレーター取付脚まで完全に塗装されていたためモハ103-142よりも時間を要している。
入工中のモハ102-267。
ここはグリーンマックス製AU75冷房機だった事が幸いした。
接着剤は用いず単に嵌込みだけで済まされていた。
ベンチレーター撤去途中でAU75冷房機を撤去しある程度屋根板の撓みを許せる状態にしている。
これにより作業効率は大幅に向上しAssyベンチレーター交換まで快速で進められた。
↓
モハ102-267(KATO製Assyベンチレーター換装施工)。
KATO製Assyベンチレーター化を終えモハ103-142+モハ102-267が竣工した。
ねずみ色1号のAU75冷房機とは色温度に差が生じている。
これはTOMIX製旧製品,KATO製でも現れる差異で個人的には余り気にならない。
むしろ屋根板色との違いがある分アクセントになっていると思う。
モハ103-142+モハ102-267 (ラシ336F-2:KATO製Assyベンチレーター搭載車+KATO製Assyベンチレーター搭載車)。
モハ103-136+モハ102-249 (ラシ307F-2:KATO製現行LOTベンチレーター搭載車+KATO製現行LOTベンチレーター搭載車)。
モハ103-156+モハ102-289 (ラシ333F-2:グリーンマックス製ベンチレーター搭載車+グリーンマックス製ベンチレーター搭載車)。
KATO製ベンチレーターはLOTに関わらずグリーンマックス製ベンチレーターとは形状が異なる。
既に組合せを変更した車両が竣工しているため交換当初の様な感覚は抱かなくなった。
103系の在籍数はKATO製が過半数を占めている。
よってグリーンマックス製103系のベンチレーター交換はすんなりと受け入れられている。
クハ103-433+モハ103-142 (ラシ336F-2:KATO製量産冷房車+グリーンマックス製)。
このままラシ336F-2のベンチレーター交換を進めたいところだったが再びAssyベンチレーター不足に陥った。
編成を確認するとKATO製モハ103-560+モハ102-716がねずみ色1号塗装済現行LOTベンチレーター装着車だった。
展開次第ではラシ333F-2,ラシ335F-3,ラシ336F-2のベンチレーター統一を更に進められたと思われる。
ラシ336Fも2編成3種体制でラシ336F-3が連動するためAssyベンチレーター補充は急務である。
ただここで塗装済現行LOTベンチレーター搭載のモハユニットが判明したのは大きい。
今後の動向はAssyベンチレーターの入手次第だと言えるだろう。
所属するJR103系ラシ336F-2(Tc433)はTOMIX製旧製品,KATO製量産冷房車,グリーンマックス製の3社混結編成である。
保留車や車両異動で組成した10両編成であり元々屋根上見附が揃っていなかった。
この状態は当分続くと思われグリーンマックス製モハ103-142+モハ102-267のベンチレーター交換を行う。
JR103系ラシ336F (1993/10)。
ラシ336F-2:Tc433-[M142]-[M'267]-[T346]-[M534]-[M'690]-T359-[M560]-[M'716]-Tc434。
TOMIX製モハ103-534+モハ102-690は屋根上見附が大幅に異なり編成から浮く可能性があった。
そのため屋根板:濃灰色,ベンチレーター:ねずみ色1号で塗装している。
ベンチレーターへの塗装はモハ103-142+モハ102-267に見附を近付ける狙いがあった。
しかしKATO製サハ103-346(ラシ336F-2)へAssyベンチレーターを装着したため効果が相殺されてしまった。
KATO製クハ103-433,クハ103-433も屋根上の対比を強める目的でAssyベンチレーターを搭載させた。
モハ103-534+モハ102-690は車体形状自体が異なりねずみ色1号で塗装したベンチレーターでも違和感は強く出ないと考えた。
そこでラシ336F-2はAssyベンチレーターでの統一に梶を切る。
モハ103-142(ラシ336F-2)。
モハ103-142+モハ102-267のベンチレーター交換でグリーンマックス製103系用ベンチレーターを捻出できる。
ラシ335F-3はグリーンマックス製ベンチレーターでの統一を目指している最中で都合が良かった。
絶対数の少ないAssyベンチレーターは元クハ103-773(元ラシ333F)から撤去した3器等を加え1ユニット分の確保に至った。
早速これをモハ103-142へ転用する。
入工中のモハ103-142。
モハ103-142はモハ103-162(ラシ325F←モハ103-265)整備入場時に屋根板を振り替えた。
この際実車に倣ったAU75BH冷房機搭載車に変更されている。
AU75BH冷房機はα-model製でグリーンマックス製AU75冷房機用取付孔を拡幅し強引に固定した。
そのため屋根板裏には木工用ボンドの塊が残る。
木工用ボンドの耐性を考えるとベンチレーターは裏側から押した方が撤去し易いと考えた。
しかし屋根塗装はお約束の厚塗りで嵌合が固く爪楊枝の先が直ぐに潰れてしまう。
そこで精密マイナスドライバーを持ち出した。
ベンチレーター取付孔より幅が狭くグリーンマックス製ベンチレーターは無瑕で取り外せている。
モハ102-267,モハ103-142 (グリーンマックス製ベンチレーター搭載車,KATO製Assyベンチレーター換装施工)。
濃灰色の塗料は屋根板裏まで吹き込んでおり当然の如くベンチレーター取付孔を狭くしていた。
全て爪楊枝で断面を浚い塗料を剥がしたつもりだった。
ところが最後の一押しがなかなか決まらない。
特にAU75冷房機両側は屋根板へ負荷を掛けられない。
1器を除き捻じ込む様にAssyベンチレーターを嵌込んでいる。
その結果どうにかベンチレーター取付脚が台座に隠れる位置まで押し込めた。
車両異動の確率は低いものの0ではない。
今後ベンチレーター再交換対象となった場合には取扱いに十分注意したい。
↓
モハ103-142(KATO製Assyベンチレーター換装施工)。
続いてモハ102-267のベンチレーター交換に取り掛かった。
モハ102-267は竣工当時のまま推移しておりグリーンマックス製AU75冷房機を搭載している。
α-model製AU75冷房機とは全高が異なり揃えたい箇所ではあった。
ただ今回はベンチレーター交換が優先事項でグリーンマックス製のまま存置した。
モハ102-267(ラシ336F-2)。
モハ103-142と変わらなかったのは屋根板塗装の厚塗りである。
モハ103-162+モハ103-300は屋根板交換によりユニット間での仕上がりが揃っていない。
屋根板交換の狙いはAU75BH冷房機以外にモハ103-142+モハ102-267の統一を優先したと思われる。
元々厚塗りだったモハ102-267のベンチレーター撤去も難航した。
ベンチレーター取付脚まで完全に塗装されていたためモハ103-142よりも時間を要している。
入工中のモハ102-267。
ここはグリーンマックス製AU75冷房機だった事が幸いした。
接着剤は用いず単に嵌込みだけで済まされていた。
ベンチレーター撤去途中でAU75冷房機を撤去しある程度屋根板の撓みを許せる状態にしている。
これにより作業効率は大幅に向上しAssyベンチレーター交換まで快速で進められた。
↓
モハ102-267(KATO製Assyベンチレーター換装施工)。
KATO製Assyベンチレーター化を終えモハ103-142+モハ102-267が竣工した。
ねずみ色1号のAU75冷房機とは色温度に差が生じている。
これはTOMIX製旧製品,KATO製でも現れる差異で個人的には余り気にならない。
むしろ屋根板色との違いがある分アクセントになっていると思う。
モハ103-142+モハ102-267 (ラシ336F-2:KATO製Assyベンチレーター搭載車+KATO製Assyベンチレーター搭載車)。
モハ103-136+モハ102-249 (ラシ307F-2:KATO製現行LOTベンチレーター搭載車+KATO製現行LOTベンチレーター搭載車)。
モハ103-156+モハ102-289 (ラシ333F-2:グリーンマックス製ベンチレーター搭載車+グリーンマックス製ベンチレーター搭載車)。
KATO製ベンチレーターはLOTに関わらずグリーンマックス製ベンチレーターとは形状が異なる。
既に組合せを変更した車両が竣工しているため交換当初の様な感覚は抱かなくなった。
103系の在籍数はKATO製が過半数を占めている。
よってグリーンマックス製103系のベンチレーター交換はすんなりと受け入れられている。
クハ103-433+モハ103-142 (ラシ336F-2:KATO製量産冷房車+グリーンマックス製)。
このままラシ336F-2のベンチレーター交換を進めたいところだったが再びAssyベンチレーター不足に陥った。
編成を確認するとKATO製モハ103-560+モハ102-716がねずみ色1号塗装済現行LOTベンチレーター装着車だった。
展開次第ではラシ333F-2,ラシ335F-3,ラシ336F-2のベンチレーター統一を更に進められたと思われる。
ラシ336Fも2編成3種体制でラシ336F-3が連動するためAssyベンチレーター補充は急務である。
ただここで塗装済現行LOTベンチレーター搭載のモハユニットが判明したのは大きい。
今後の動向はAssyベンチレーターの入手次第だと言えるだろう。