試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3300形モハ3312[3312F-1] 新赤電色 車体更新 (元モハ3312復活新赤電色 床板振替,印刷剥離施工)

2015-11-24 21:40:36 | 京成線:3300形
後手。

マイクロエース製京成3300形元3312F復活新赤電色の新赤電色(3312F-1)化は元モハ3312が最終入場車となった。
苦戦した[K'SEI]CIマーク,[京成100周年]ステッカー剥離も元モハ3312で終了を迎える。
モハ3311(3312F-1)では印刷剥離が思うように進まなかったため最終工程に廻し他の工程を先行させる。


京成3300形元モハ3312 1次車 復活新赤電色(元3312F)。
※FS-361非動力台車装着車。

同時にモハ3312新赤電色(3312F-1)のプロトタイプ変更準備を進め今後の作業負荷を少しだけ軽くする。
3312F-1は3304F新赤電色(3304F-1)への仕様変更が確定していた。
行先表示類も定まっており元モハ3312と共に整備を並行させる。


入工中の元モハ3312

今回から交換するカプラー類は黒色成形品とした。
もう少し早く気付れば良かったが3312F-1化には直接影響しない。
早速モハ3312を入場させて床板振替に取り掛かった。


床板振替前のモハ3312,元モハ3312

床板はライトユニットに支障する部分もなく交換するだけだった。
3316F現行色中期仕様(3316F-3)のM2車とは異なりにLOTの開きが無かったためだろう。
このまま表示類の整備に入るが元モハ3309(→モハ3309:3312F-1)ほど複雑な部品の遣り繰りは不要である。
予想通り種別表示器窓セルは簡単に押し出せた。
行先表示器部品は[成田空港]幕と共に元モハ3312と相互交換した。
同様に種別幕は富士川車輌工業製ステッカーの[特急]幕もプラ板ごと移設する。
運行番号表示器移設の際に自作ステッカーの印刷面を痛めたがマッキーで補修の上継続使用となった。
これは[ 5 ]幕の原版を潰してしまったためで少々後悔している。


表示器類を整備したモハ3312,旧モハ3312。

元モハ3312も[B17 普通 千葉中央]へ改め元3312F新赤電色のプロトタイプ変更に備えた。
いよいよ最後の印刷消去に入る。
[京成100周年]ステッカー印刷は元モハ3311(→モハ3311:3312F-1)ほど強固ではなく順調に印刷面が崩れていく。
一方[K'SEI]CIマークは海側が剥がれにくかった。
こちらも何とか誤魔化したが小さな傷が残ってしまった。
ただ目立ち難いのは不幸中の幸いだった。


印刷を消去したモハ3312。

車体を組み上げ全工程を終えた。
これで点灯に不備が無ければモハ3312は竣工に至る。
なおモハ3309と同じく旧LOTライトユニットのままとした。


モハ3312 点灯試験[ 5 特急 成田空港]。

ライト基板の状態は未確認だった。
しかし前尾灯共に問題無く点灯してくれた。
旧ライト基板は予備が殆ど無いためこのまま不具合が生じない事を願いたい。




モハ3312新赤電色(3312F-1:元モハ3312 印刷剥離,床下一式交換施工)。
※車体更新:KS-121非動力台車装着車。

遂に元3312F復活新赤電色は全車3312F-1化に改められた。
編成では2箇所ほど怪しい剥離痕が残る。
それでも技量を考えれば合格点を与えていいと思う。
なおM1車に動力ユニットを組み込めば3312F新赤電色4両編成仕様も成立する。
しかしプロトタイプが4両編成特急運用消滅後のため3316F新赤電色クロスシート試作車(3316F-2)との8両編成が基準になる。
3300形新赤電色の4両編成は元3312Fの3304F-1改番で補填できる。
よって3312F-1は4Tのまま推移するだろう。
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