最古参。
5号東西線グループのマイクロエース製交通営団5000系列は6編成が在籍している。
このうち交通営団5000系83F,東葉高速1000形01Fは初期回着組に該当する。
83Fは初代東京地下鉄5000系63Fを交通営団仕様化した後に簡易改番を行い出場した。
交通営団5000系83F:[5833]-[5297]-[5665]-5355-5123-5923-[5298]-[5666]-[5299]-[5033]。
未だに交通営団5000系冷房改造車は製品化されていない。
そのため83Fの出番は比較的多かった。
古参編成で走行距離が伸びており5000系列の先陣を切って動力車のメンテナンスを行う。
5298(83F:動力車)。
83Fは5000形,5800形の前面車両番号板をオーバーレイした簡易改番編成である。
そのため5298の側面車両番号板には[5234]が残っている。
側面窓支持が黒Hゴム化されており5234(63F)とは容易に識別できる。
入工中の5298。
8000系12F,05系10Fは両極端な動力ユニットの状態だった。
83Fはこの2編成より経年が高く8512(12F)並に劣化している事を頭に入れ分解した。
モーターカバーを外したところやや酸化の進んだ導電板が顔を出した。
8512と05510(10F)との中間程度で思ったほど劣化していない。
やや酸化した導電板。
黒ずみは生じておらずラプロスの出番は無さそうだ。
クリーナーで大まかに清掃した後に3M製研磨フィルムで導電板が輝き出すのを待った。
ほぼ曇りが無くなったところで再びクリーナーに切り替えた。
この3工程で導電板は光り輝くようになってくれた。
ちなみに2回目のクリーナー掛けは銅粉除去も兼ねている。
酸化部分が消えた導電板。
次にFS-502動力台車を分解した。
台車も8512と05510の中間と言える状態だった。
8512ほど酷い個体はなかなか出現しないだろう。
5298の状態はマイクロエース製品では標準的だと思われる。
グリスはまだ粘度が残っており乾燥までには至っていなかった。
グリスの残るFS-502動力台車。
動力台車は完全分解し各部のグリスを除去した。
やはりセンターピン引き抜きに慣れた事が大きい。
西船橋寄,中野寄共にあっさり分解できた。
グリス除去中の内枠。
中野寄台車はギアよりも内枠にグリスが溜まっていた。
しかし内部にリブが存在しなかなか除去できない。
そこで細綿棒に持ち替え隅までクリーナーが馴染むようにした。
中野寄台車は内枠のグリスの方が多くスパイラルギア側まで進出していなかった。
そのお陰でスパイラルギアの清掃は手早く完了している。
整備を終えた中野寄FS-502動力台車。
西船橋寄台車は内部のグリス溜まりが無く労することなく整備を済ませた。
その代わりスパイラルギア側に大量のグリスが付着しておりこちらに時間を割かれている。
結果的に両台車のメンテナンス所要時間は変わらなかった。
↓
整備を終えた西船橋寄FS-502動力台車。
モーター軸は目視での点検とした。
挙動は至って安定していたため注油等の措置は施していない。
不安要素だった導電板,動力台車の問題は取り除けた当分は問題ないと思う。
竣工した5298。
無事5298の動力ユニット整備を終え83Fが出場した。
順次交通営団5000系列の動力車整備を行う予定である。
中古製品で増備した東京地下鉄5000系63Fも1stLOTで実質経年は高い。
走行履歴から東葉高速1000形01F→東京地下鉄5000系63Fの順で入場させたい。
5号東西線グループのマイクロエース製交通営団5000系列は6編成が在籍している。
このうち交通営団5000系83F,東葉高速1000形01Fは初期回着組に該当する。
83Fは初代東京地下鉄5000系63Fを交通営団仕様化した後に簡易改番を行い出場した。
交通営団5000系83F:[5833]-[5297]-[5665]-5355-5123-5923-[5298]-[5666]-[5299]-[5033]。
未だに交通営団5000系冷房改造車は製品化されていない。
そのため83Fの出番は比較的多かった。
古参編成で走行距離が伸びており5000系列の先陣を切って動力車のメンテナンスを行う。
5298(83F:動力車)。
83Fは5000形,5800形の前面車両番号板をオーバーレイした簡易改番編成である。
そのため5298の側面車両番号板には[5234]が残っている。
側面窓支持が黒Hゴム化されており5234(63F)とは容易に識別できる。
入工中の5298。
8000系12F,05系10Fは両極端な動力ユニットの状態だった。
83Fはこの2編成より経年が高く8512(12F)並に劣化している事を頭に入れ分解した。
モーターカバーを外したところやや酸化の進んだ導電板が顔を出した。
8512と05510(10F)との中間程度で思ったほど劣化していない。
やや酸化した導電板。
黒ずみは生じておらずラプロスの出番は無さそうだ。
クリーナーで大まかに清掃した後に3M製研磨フィルムで導電板が輝き出すのを待った。
ほぼ曇りが無くなったところで再びクリーナーに切り替えた。
この3工程で導電板は光り輝くようになってくれた。
ちなみに2回目のクリーナー掛けは銅粉除去も兼ねている。
酸化部分が消えた導電板。
次にFS-502動力台車を分解した。
台車も8512と05510の中間と言える状態だった。
8512ほど酷い個体はなかなか出現しないだろう。
5298の状態はマイクロエース製品では標準的だと思われる。
グリスはまだ粘度が残っており乾燥までには至っていなかった。
グリスの残るFS-502動力台車。
動力台車は完全分解し各部のグリスを除去した。
やはりセンターピン引き抜きに慣れた事が大きい。
西船橋寄,中野寄共にあっさり分解できた。
グリス除去中の内枠。
中野寄台車はギアよりも内枠にグリスが溜まっていた。
しかし内部にリブが存在しなかなか除去できない。
そこで細綿棒に持ち替え隅までクリーナーが馴染むようにした。
中野寄台車は内枠のグリスの方が多くスパイラルギア側まで進出していなかった。
そのお陰でスパイラルギアの清掃は手早く完了している。
整備を終えた中野寄FS-502動力台車。
西船橋寄台車は内部のグリス溜まりが無く労することなく整備を済ませた。
その代わりスパイラルギア側に大量のグリスが付着しておりこちらに時間を割かれている。
結果的に両台車のメンテナンス所要時間は変わらなかった。
↓
整備を終えた西船橋寄FS-502動力台車。
モーター軸は目視での点検とした。
挙動は至って安定していたため注油等の措置は施していない。
不安要素だった導電板,動力台車の問題は取り除けた当分は問題ないと思う。
竣工した5298。
無事5298の動力ユニット整備を終え83Fが出場した。
順次交通営団5000系列の動力車整備を行う予定である。
中古製品で増備した東京地下鉄5000系63Fも1stLOTで実質経年は高い。
走行履歴から東葉高速1000形01F→東京地下鉄5000系63Fの順で入場させたい。